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■ あやつり人形
言いにくいことを伝えなければならなかったり どう行動したらいいのか自分の本心も わからなかったりするときは まわりの人だったらなんて言うか、 どう行動するかを 想像してその操り人形になってみる。 たとえば「断る」という行為がとても苦手なのだけど あの人だったらこんな風に断るんじゃないかな?という 予測通りにやってみたり・・・ 今日は誰とか風、なんてね。
十代のころはそのとき人気のある有名人をそれに見立てて いたこともあった。 ファンとかじゃ全然ないのだけど、あの人だったらこんな風に インタビューに応えそうかなと思ってわたしもそう演じてみる。
こういうことをしていると どうあればよいのか一瞬自信がなくてわからない自分が 麻薬でごまかされるように楽になる 楽になるというか、自分が自分のゴーストになれるので 深く考えるのをやめられる。 物事を深く考えるってことは いいことばかりじゃない。 考えを深く巡らせてると 自分が自分で用意したぬかるみにどんどんはまっていく。
でもなんか変。 自分の好きな人をお手本にしてるんじゃなくてほんとうは 強烈なイメージをもつ人ならだれでも良いのかもしれないから。
確固とした自分を持つ人とわたしのちがいは何? 人は信じられても 自分の答えに自信を持つやりかたってどんなのだろう?
苦悩は黒々と深く流れる川のようにつづく。
2002年05月18日(土)
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