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2006年02月17日(金) ドイツ大会はトリノ

冬季五輪では、長野・13個、ソルトレークシティ・2個、トリノ・0個(2月17日現在)――日本人選手のメダル獲得数の推移だ。サッカーW杯はというと、フランス大会予選敗退(勝点0)、日韓大会ベスト16、そして今年6月に開催されるドイツ大会では予選で敗退する?――というのが筆者の予想だ。日本代表は予選で引分もあるだろうから、フランス大会のように勝点0で終わるとはいえない。それでも、ドイツ大会で日本代表が苦戦することは間違いなかろう。
日本が予選で敗退する根拠はいくつかあるが、一番の根拠はアウエーでの戦いということだ。日韓大会で日本が予選突破できたのは、まずホームだったこと、そして、ベルギー、ロシア、チュニジアという対戦相手に恵まれたことが挙げられる。しかも、4年前の日韓大会は、欧州リーグで活躍した選手がみなリーグ戦の疲労を抱えたまま日本、韓国にやってきた。ホームとアウエーの違いをどう見るか。
ドイツがトリノになる2つ目の理由として、日本の代表選手の選考が似ている点を挙げておこう。トリノに選ばれた選手の中には、長野、ソルトレークシティーのメダリストがかなり含まれている。彼らメダリストは経験豊富だが、ピークは過ぎている。2つの五輪で燃え尽きた可能性を否定できない。
サッカーW杯ドイツ大会においても、ヒデ、稲本、小野、三都主、柳沢らの日韓経験者が選考されそうだ。彼らが燃え尽きたかどうかはわからないが、日韓以上に燃えることは難しい。


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