アジアカップの行方を予想してみよう。今回は中国で開催される。日本の主戦場は重慶だ。 予選グループはAからDまでの4組。A組で勝ち残るのは中国(1位)、バーレーン(2位)、B組は韓国(1位)、UAE(2位)、C組はサウジ(1位)、ウズベキスタン(2位)、D組はイラン(1位)、オマーン(2位)となり、D組に入った日本は予選敗退というのが私の予想だ。これまで日本は予選リーグのグループ分けで、比較的恵まれた組合せが続いたが、ついに幸運もここまで。厳しい「死のグループ(日本、イラン、オマーン、タイ)に入ってしまった。 予選リーグD組で日本は、初戦オマーンと対戦する。オマーンは秋に敵地(マスカット)でW杯1次予選で戦う相手。マスカットでの試合が事実上1次予選突破を決定する試合になる。それだけに両方とも負けられない。互いにディフェンシィブになり、引分となる可能性が高い。 次のタイ戦で日本は勝つには勝つが、タイのスピードに苦戦して得点が上がらない。最終日のイラン戦で日本は力負けをして、結局勝点4。 オマーンもイランに負けてタイに勝ち、勝点4で終わるが、得失点差で日本はオマーンに及ばず、予選落ち――というのが予選リーグD組の展開とみた。イランは勝点9、タイ勝点0、日本、オマーン勝点4だ。 決勝トーナメントのレギュレーションは、A組1位(2位)×C組2位(1位)、B組(同)×D組(同)。 中国×ウズベキは中国が勝ち、バーレーン×サウジはサウジが勝ち、韓国×オマーンは韓国の勝ち、UAE×イランはイランの勝ち。ウズベキ×サウジはサウジの勝ち。オマーン×イランはイランの勝ち。 準決勝は中国×サウジは中国、韓国×イランはイラン、決勝で中国はイランに負けて、イランが優勝する。 この大会は言うまでもなく、公式試合。親善試合に限りなく近かった「キリンカップ」とは、わけが違う。出場国は国の威信をかけて真剣勝負を挑んでくる。ここで勝たなければ、これまでの日本代表の「快進撃」が「親善試合」の賜物であったことがばれてしまう。日本がイランの壁を破れば、ベスト4もあり得るが、跳ね返されると、予選リーグ敗退という屈辱が待っている。 ここでジーコ代表監督の去就が話題になる。予選敗退なら議論の余地はない。日本代表は親善試合では強豪国に善戦したが、何度も繰り返すとおり、親善試合の結果は、参考にすぎない。キリンカップを親善試合とみなす、私の立場では、コンフェデ、東アジア、アジアと3つの公式戦で優勝を逃したならば、監督の結果責任が問われて当たり前。ジーコ監督は更迭されなければいけない。
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