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2003年11月10日(月) 俊輔欠場はうれしいが・・・

中村俊輔がカメルーンとの親善試合を欠場する。この欠場はうれしい、とにかく、「黄金の中盤」の一角が崩れるだけで私はうれしい。代表メンバーに期待していたけれども、ジーコ監督の予告先発は、
GK:1 楢崎正剛
DF:2 山田暢久、3 坪井慶介、22 中澤佑二、14 三都主アレサンドロ
MF:6 稲本潤一、18 小野伸二、10 藤田俊哉、7 中田英寿
FW:9 高原直泰、13 柳沢敦
となった。残念、期待はずれだった。俊輔の代わりは藤田のようだ。藤田もいい選手だが、上昇していく選手ではない。でも俊輔よりは運動量がある。
いまの日本代表の弱点については繰り返しになるので詳述しないが、「使う」選手ばかりで、「使われる」選手、運動量とパワーで個人技で局面を切り開く選手が必要だと思う。とりわけ、中盤には。
セリエAのある試合で、俊輔がペナルティーエリア内でシュートチャンスにありながら、右足から左足にもちかえて、相手DFにクリアされたことがあった。イタリアのメディアはその場面を厳しく批判した。格好をつけていないで打て、ということだ。レベルの高いサッカーでは、決定的チャンスというものはなかなかやってこない。だから、打つべきところで打たないプレイヤーには非難が集中する。
いまの日本代表において、俊輔に求められるプレーは、運動量を増やしてクロスボールをあげることであり、一列目を追い越して相手の裏を取る動きである。それが左サイドの使命なのだ。極論すれば、俊輔の代表での役割は司令塔ではない。俊輔がボランチに下がるのならば、前線へのパスの供給と厳しい守備が求められる。前者はうまいのかもしれないが、後者はレベル以下である。少なくとも俊輔よりは、市原の阿部の方がボランチでは魅力的である。


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