2002年04月25日(木) |
はやくも予想が外れそう |
巨人がなにやら白星を積み重ねている。清原がいなくなって、選手一堂、プレッシャーから開放されたかのようである。スワローズを優勝候補にしたのに、このペースで行けば巨人が優勝してしまう。 ところで、清原という選手、私はあまり好きなタイプではない。スピードがない。パワーはあるのだろうが、ホームラン王になったことがない。たとえばスイングの速さでいえば清水のほうが上である。ミートでは高橋由のほうがはるかにうまい。ホームランを含めたロングは松井のほうが確実である。清原のパワーは格闘技に向いているのかもしれないが、もしそうなら、プライドでもパンクラスでもいいから、はやく転向したほうがよい。 雰囲気がよろしくない。どちらかといえばヒールである。巨人をたたく側にいてこそ(たとえば、日本シリーズのライオンズ)、存在意義がある。しかも、フットワークが悪い。一昔前の野球選手なのだ。 いま、江藤1塁、サードに外国人選手が入っている。その外国人選手が未知数でなんともいえないが、巨人のチーム構成からいえば、清原よりも「軽い」選手のほうがいい。「軽い」という言葉は適切ではないが、走力、守備力、打力において、スピードをもった選手という意味だ。清原がボンズ並みのホームラン打者なら文句はないが、それほどではない。ならば、雰囲気も含めて、総合力のある選手のほうが巨人にはいい結果をもたらすだろう。
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