Sports Enthusiast_1

2002年04月08日(月) 勝ち点1

昨夜の横浜FマリノスVSガンバ大阪はナイスゲーム(横浜ホーム)であった。先取点は大阪。横浜のキーパーのミスである。先行された横浜だがすぐさま1点を返し、猛攻を続ける。それに耐える大阪のディフェンスも見事。宮本を中心に鉄壁の布陣でゴール前を固め、横浜のサイド攻撃、中央突破を跳ね返す。
そこで90分が終了。通常のリーグ戦では攻めたホームの横浜、守ったアウエーの大阪、ともに仲良く勝ち点1でお互いの健闘を称え合うのが筋というものだ。しかし、あの奇妙な延長Vゴール制度である。何度も繰り返し書くことだが、このローカルルールはおかしい。結果はVゴールで横浜の勝ちで、決めた中村を賞賛するスポーツマスコミが多いが、これも筋違いである。
W杯はじめ、有力な国際大会の予選リーグでは、90分で決められなければ相手に勝ち点1が入るのである。しかも、この試合、ホームで決定機をたびたび外した横浜の攻撃陣にはペナルティーこそがふさわしいのであって、それが勝ち点2とは甘すぎるし、善戦した大阪に勝ち点0とは過酷すぎる。横浜サポーターはVゴールで勝ちに酔ったが、こんな勝ち方でホームチームを甘やかしてはいけない。勝ち点1の悔しさを甘受しマリノスを叱咤しなければ、ホームチームを成長させることにならないのである。


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