2002年04月05日(金) |
話題のストライクゾーン |
プロ野球のストライクゾーンが変わった。というよりはもともと、ストライクゾーンと定められていたのだそうだ。ルールブックなど読んだことないので、そういわれても、「あれがストライクか」と思うばかりである。 そもそもストライクというのは、何を意味するのか。ベースをよぎればストライクというのはわかりやすい。でもそれは左右の話であって、上下はどうなんだろうか。そこを打てばヒットになる球のことだと理解すると、「新ストライクゾーン」を打てばヒットになるのだろうか。 さて、与える影響だが、これで、打者はフォーム改造を迫られるだろう。投手にはフォーク、シンカー、チェンジアップ、ツーシームなど落ちる球がますます有効になるし、速い球を投げる力のあるピッチャーが有利になる。さらに、フォーアボールが減るので、打者は早いカウントから好球必打するケースが増える。結果、試合時間は短縮される。日本野球も、パワー中心のベースボールに姿を変える可能性があるかもしれない。 でも、数試合を見た限りだが、新ストライクゾーンが勝敗に直接影響を与えたシーンに遭遇していない。野球は9イニングもあるのだから、それだけが勝負の分かれ目となる可能性は低いのだ。
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