昨夜もヴェルディが負けたらしい。中継はあったが、見ていないので内容は分からない。エジムンドが復帰したにもかかわらず、結果は出なかったようだ。 さて、今年のJ1には、多くの外国籍選手が加入した。主な選手を挙げるならば、昨シーズン後半からそのヴェルディに入団したエジムンド(ブラジル)は別格にして、ガンバ大阪のマルセリーニョ(元ブラジル代表)がNo1だろう。パスよし、ポジショニングよし。そのうえ、判断も早い、年齢のわりにはスタミナもある。 No2にはFC東京のバックスのジャーン(ブラジル)を挙げたい。長身で高さに強く、この選手の加入で東京のバックス全体が安定したように思える。昨日は清水に延長Vでアウエー負けしたらしいが、FC東京躍進の原動力の一人である。 その清水に今年から入団したのが、元クロアチア代表のツビタノビッチだ。昨日はVゴールを挙げた。強豪ザグレブで活躍後、スペインリーグでもプレイした。実績でいえばNO1クラスだが、調整遅れで活躍は今後になりそう。大柄で人に強く、ペナルティエリア付近の密集地帯から抜け出してゴールを上げるタイプ。技巧派というよりは、パワーが持ち味である。大型のセンターフォワードは私の好みでもあるだけに、実は最も期待している選手の一人である。 ところで、この選手を忘れてはいけないだろう。サンパイオ(柏)である。W杯のアメリカ、フランス両大会にブラジル代表として出場、Jリーグには久々の復帰である。実績では文句なしだが、年齢に勝てるかどうかが課題である。 なお、今年、J1にきた選手というわけではないけれど、気になるのがエメルソン(浦和)である。サッカー大国ブラジルでの実績はないけれど、そのスピードで近い将来、ブラジル代表入りの可能性があるとみている。かつて、やはりスピードを持ち味にして柏で活躍したエジウソンが、昨年行われたW杯予選にブラジル代表として出場していた(エジウソンがW杯のブラジル代表に残る可能性はいまのところ低い)。 エメルソンもブラジルに帰国後、W杯韓国・日本大会後のブラジル代表として、テストマッチや南米選手権等に出場するのではないか。エジウソンと同じ道である。ただしそれも、彼が母国のビッグクラブ(少なくともパルメイラス程度の)に入団できれば、の話だが。
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