なんとかなるさ
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2005年08月16日(火) ポジティブになる

今日は退院後初めて病院へいき、傷口の消毒とリハビリをしてきました。一日でも早く治りたいので、先生に「何か食べた方がいいものとかありませんか」とか「もっとリハビリやらなくていいんですか」とか、色々くらいついてみたんですが、休むことがいちばんだと言われてしまいました。

私は「休む」ことが不安で仕方ありません。私が休んでいる間にチームはどんどんまとまっていくし、チームメイトの体力も技術もどんどん向上してきます。一方の私は体力もどんどん落ちて今では外出する時立ちくらみすることさえあります。技術も、私の場合一ヶ月ホッケーから離れると勘を戻すまでに三倍以上の時間がかかります。

私は体育学部生なので、春学期にスポーツ選手の心理面を強化するような講義をとっていました。怪我をした時にネガティブになってしまうことや、休むことへの不安感は誰しも体験することです。しかし、その怪我を治す期間中に体を動かせない分、精神面のトレーニングやイメージトレーニングをすることで、復帰をした時の感覚が全然違うそうです。

メンタルトレーニングはやり方がいまいちよくわからないのでできませんが、今日はこれからDVDをみてイメージトレーニングしてみます。でもイメージトレーニングしている自分がちょっと気持ち悪いので友達にはないしょです。


入院してみて思ったことは、自分の足一本ダメになっただけでとてつもなく不便な生活を強いられるんだということです。看護師さんを呼ばないとトイレに行くために車椅子にのれないし、ベッドの上でご飯を食べなくてはいけないし、何よりもお風呂に入れないことが私にとっては一番の痛手でした。基本的に人の手を借りることが好きではないので、トイレは車椅子をあきらめ、多少の痛みを我慢して右足だけで跳んで行っていました。

なんでもない日常生活をおくれるということがどれほど幸せかを実感しました。

明日、久しぶりに湯船につかれます。音楽を聴きながらゆっくり半身浴をして、ちっちゃい幸せを満喫したいと思います。


あすか |MAIL

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