職業婦人通信
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2004年08月19日(木) |
脂汗の夏 (夏休み前日編) |
残暑お見舞い申し上げます。
今日から会社なわけだが、まったく仕事に手がつかない。 仕事にやる気が出ないのはいつものことだが、 今日はさらに 「会社ってどこにあるの?仕事ってなに?」状態。
今日と明日はリハビリ期間(という名のもとに給料泥棒)ということで。
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先日の日記にも書いたとおり、 今年の夏休みは「黒部にダムを見に行く旅」というのに行くこととなっていた。
相方リョウスケはやたらとダム見物を楽しみにしていたが、 あたしはダムに対して 「なんかよくわかんないけど自然破壊して作ってる、コンクリートの塊」 というイメージしかなく、イマイチ乗り気になれなかった。
そんな中、日記を書いたのは夏休みの前々日のことであった。 そしてその日の夜、千代子は強烈な腰痛に見舞われたのである。
原因には心当たりがあった。 その日の夕方、教習所(中型二輪免許取得に向けて始動したのだ)で 400ccのバイクに乗っていて見事にすっ転び、 倒れた車体(超重い)を無理に引き起こしたのが やはりマズかったのであろう。
時間を追うごとに腰の痛みはハンパないものとなり、 翌日の朝にはベッドから立ちあがるのにも3分を要するという 重症患者となり果てていた。
会社を半日休んで医者には行ったものの、 医者に行く前に顔を洗おうとして中腰姿勢になったところでギックリ腰を併発し、 顔も洗わずタクシーを呼んでほうほうの体で病院へ行く始末。
病院でもらった痛み止めの薬を飲んで午後、会社には行ったが、 痛み止めがあまり効かず、 会社まで行くのは文字通り死の行軍であった。
さらに会社では夕方、 偉い人の 「えー、夏休み中にはケガや病気のないよう・・・」といった類の 小学校の校長のような説教を聞き、 その後、事務所でビールと寿司を飲食するという クソ迷惑なイベントに参加せねばならず、
「うぅ・・・」
と、うめきながらゾンビのような動きをしている私は 見かねた周囲の人に事務机用の椅子(足にコロコロがついてるやつ)に乗せられ、 車椅子状態でイベント会場へと運ばれていったのであった・・・。
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こんな状態なのに、 旅行の出発はその日の夜の予定。
こんなんで旅行なんて行けるのか・・・? いい知れぬ不安に苛まれつつ、痛みに脂汗を流す千代子であった・・・。
(つづく)
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