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沙夜



 名月荘の朝食〈4周年〉

明け方、目が覚めた。
顔を向けていた壁から、何やら変な音がするのだ。


カサカサ、コソコソ、と。


怖々うす目を開けて壁を見る。
何もない。


『なんだろ。なんかいるのかなぁ。でも、壁の中から聞こえるような。
 ラップ音、とは違うしなぁ』


それでも徐々に怖くなってきて、彼を起こそうかな〜なんて思っていた矢先。



たたたたたたたたたたたっっ



天井を走る音が部屋に鳴り響いた。
あ〜、ネ○○だったのか……。


じゃ、さっきの音も、ネ○○かぁ。
良かった良かった(?)


音の発生源が分かって安心して眠る私。
逆に豆ぞうさんの方は、天井からの音で目が覚めて、その後眠れなかったらしい。


7時頃、そーっと部屋を出て行く彼。
トイレかと思ったら、大浴場へ向かったようだった。


私も少しして大浴場へ。



朝の天気はこんな感じ。
蔵王は雲に隠れてしまってる。


さぁ朝ご飯。
和食か洋食か選択。
私はいつも和食。彼は洋食が多いのだけど、今回は珍しく和食。


玉子料理も選べる。
彼は温泉玉子。私はだし巻き玉子。


ここの良い所は、薄味な所かな。
納豆汁が美味しかった。


朝なのに、デザートもあった!
梅のアイスだったかなぁ。撮り忘れ……。



立ち湯の予約時間のことで、ちょっとトラブル。
それでもなんとか10時に空いたので、慌ただしく入る。


ぷかぷか浮かんでいる温度計を見たら40度になっていた。適温♪



立ち湯から見える景色。


部屋に戻ると、
「最後に(部屋の)露天風呂に入ってきていい?」
「えー、間に合うの?」
「5分!」


私はその間に帰り支度。


最後のひとっぷろ。豆ぞう氏撮影。




門戸の囲炉裏。


タクシーで駅まで。
係の女の子が笑顔でお見送りしてくれる。

最近はお見送り無しの宿も多いけど……。


評価は……

私は95点。
彼は90点。
マンガが置いてあるのが良かったらしい。
立ち湯のことがなければ95点だって。


連泊でのんびり来たいよねえ。


さようなら〜。
かみのやま温泉。

楽しかったよ〜。


お昼ご飯は?
お腹空いてないよね?
うん。
でも米沢のステーキ弁当だったら食べたい。
売りにきたら一つだけ買って、半分こしようか。
そうね。


結局、ステーキ弁当は売りには来なかった。
なのに、お弁当が2個。


つばさ限定販売のすき焼き弁当と、牛肉ど真ん中弁当。


嗚呼、メタボリックシンドローム!!




2006年11月27日(月)
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