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沙夜



 ロマンティックじゃない旅日記

二日目は、囲炉裏がある田舎風の宿へ。
ここはかなーり気に入った。
岩風呂の部屋露天。そこからの眺めも素晴らしく。















料理もとても美味しかった。
土の温もりのある器に、美しく盛り付けられた田舎料理が
囲炉裏端に所狭しと並ぶ。


“みずのこぶ”という珍しい山菜や、旬の竹の子、小芋の煮付け、
岩魚の塩焼き、川河豚(なまず)のお刺身、などなど。
もちろんここでも飛騨牛が出た。
量は少なめだったけど、大変質の良いもの。


どの料理も素朴だけど、味があか抜けていた。
量的にもちょうど良かったし。
これは私的に、今までの宿の食事の中で1、2を争うかもしれない。


宿の人の、押し付けがましくないサービス加減も良かったな。





豆ぞうさんが言うには、
「最初はここに連泊しようと思ったんだけど、予約が取れなかった」そうで。
そりゃ残念。
連泊したかったよー。



帰り支度しながら「またここに来たいな〜」って言ったら、
「誰と?今度はご家族で?」と笑いながら返されてしまった。


ちぇーっ。


でもチェックアウトの時、フロントの人に
「9月の土曜って空いてます?」って訊ねていたのを
しっかり聞いちゃった。


そっか〜、
次は9月か〜(ぽわわん)


奥飛騨、最高〜。


+++


この頃「食事日記」になってるよね。
なんか、もっとこう、ロマンティックな話とかは……


えー、ロマンティックな話ねえ。


今回の旅行中、私はおっきな口内炎を二つもこさえていて。
「痛いからキスもダメよー」ってな状態で。
それなのに、
ご飯だけはしっかり食べていたっていうことからしても、
もう全然ロマンティックじゃないですな。




 山が神々しい。





2005年04月26日(火)
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