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■ トンネルを抜けるとそこは……
高山から奥飛騨に向かって走る。 遠くには雪が残る白い山。
山深くなっていくにつれ、気温表示計の数値が、 12度、9度、7度、5度と下がっていく。
いつしか雪もチラチラ舞っている。 右手にスキー場。 地肌がかなり露出しているが、一本のシュプールを描く人影あり。
平湯トンネルに入ろうとする時、 2,430mという数字が目に飛び込んだ。
長いわね。 トンネルを抜けると、そこは雪国だった、りしたらどうする?
ちょっぴり期待してはしゃいでしまう。 暗い場所から飛び出て、目の前に広がる景色は……
白ーい! 思いっきり吹雪いてるっ!
ほんの1時間前には満開の桜を眺めていたというのに、ここは真冬なのだ。 どうしよう、コート持ってきてない。 こんなシチュエーションって本当にあるんだ。
あはは。冗談みたい。 でも楽しい。 しばらく笑いが止まらなかった。
しかし、楽しい(?)真冬ゾーンはそれほど続かず、 しばらく走るとまたトンネル以前の景色に戻ってしまった。 宿の周辺には積雪もなく、雪も小降りに。 ちと残念。
 
2005年04月22日(金)
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