なにはなくともテレビジョン。
まあち



 おんがく

TBSで、3回にわたって放送された音楽番組。
一組のアーティストがスタジオライブを行なった。
一回目は、チューリップ(この回は見逃した)。
二回目は、山崎まさよし。
三回目は、CHAGE&ASKA。

そのアーティストの音楽を、じっくり聴かせるライブ形式は今のテレビ番組の中では珍しい。
山崎まさよしの回では、カヴァー(桑田圭佑の「東京」や「はじめてのチュウ」)もやったりして、
普段は(ファンでもないから)シングル曲しかテレビで耳にしない私にとっては新鮮な感じがした。
チャゲアスは、ヒット曲連発だったけど、まぁそれなりに楽しめた。

山崎まさよしのライブ形式、去年と一昨年のクリスマスの深夜、
小田和正がやった「クリスマスの約束」に似てた。

「クリスマスの約束」の中で小田さん(好きなんです〜(*^^*))が、
「今の音楽番組は、歌手が出ててもトーク重視で歌の場面になると途端に視聴率が下がる」と、
テレビの音楽番組の状況を少し嘆いていた(ように私は見えた)。

確かに、アーティストのプライベートな面や意外な性格なんかが垣間見えるトークは面白いし、
番組の中で面白おかしくアーティストのそういったところを引き出していくのは司会者の腕の見せ所だろう。

でも、そんなのばっかりじゃ、やっぱり面白くないんだよね・・・。
そんな中「クリスマスの約束」は、正攻法で音楽をやり通し、
かつ若い人にも「おっ」と思えるような(今ドキの曲のカバーとかやったり)構成だったと思う。
(実際、19歳の女の子に「あの番組、すっごい良かった〜」って言われたよ)

季節の単発モノでもいいから、この「おんがく」で色んなアーティストのライブ、見てみたいな・・・。

2003年03月12日(水)
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