妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次|前のページ|次のページ
2013年09月16日(月) |
『サイド・エフェクト』『ウルヴァリン SAMURAI』(映) |
【監督:スティーブン・ソダーバーグ アメリカ】
あ、『マジック・マイク』の監督だったのか。あと有名どころでオーシャンズシリーズ。 サスペンススリラーにあたるんですが、意外性に乏しいというか、あんまりはらはらしないというか。 出演者は豪華ではあります。
うつ病により自殺未遂を起こしたエミリー(ルーニー・マーラ)が精神科医バンクス(ジュード・ロウ)に処方された薬の副作用で、夫(チャニング・テイタム)を殺してしまうという話し。 本当に副作用のせいなのか、エミリーはうつ病だったのか、などがサスペンスの内容。 バンクス医師のファーストネームがジョンなので、ジュード、またジョン医師だよ(ワトソン以来の)、と妙におかしい。 最近出まくりな気がするチャニングがわりとあっさり死ぬので、そんな簡単に死ぬような肉体じゃないだろ!という気持ちになる。
精神病がらみのサスペンスにしてはもやもやしない終わりだとは思います。
+++++++ 【監督:ジェームズ・マンゴールド アメリカ】
壮大なスケールのヒーロー映画が続く中、今回の舞台は日本で、ウルヴァリン自身も不死身とは言え飛んだりビーム出したりするわけではないので、規模としては大きくはない。 でもそのハードボイルド感がウルヴァリンの魅力と言うことで。 今回ほぼ、日本なので任侠感もあるようなないような。
確かに不思議な日本満載と言えるけれど、日本ロケしただけあって景色は今までの映画の中ではかなり忠実。 その忠実な中にちょっとチガウヨ、という日本解釈が入りファンタジーな日本が完成していてそれだけでも面白い。 日本人エキストラ使えばいいのに!ってちょいちょい思うくらいモブの人たちのセリフがおかしい。おかしいというほど変じゃないけど、あってるけど違う!という気持ちになる。 せめて原田役の人、もう少し日本語できる人……。
ZEROの内容はあまり関係なく、これ一本でも楽しめる。
今回はあまりミュータントが出てこないし、敵に一人いるミュータントともそれほど直接対決しないので、本当にウルヴァリンの物語だなぁという印象が強い。
遠慮しないで忍者はもっと手裏剣とかクナイ投げてもらっていいのになぁ。 ヤクザに関してはすげぇ根性だな!の一言に尽きる。
エンディング後のシーンでキターっ!てなりました。 次回作も楽しみです。
|