妄言読書日記
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2004年06月26日(土) 『トロイ』(映)

【監督:ウォルフガング・ピーターゼン アメリカ】

ハリーポッター初日なために、やたら混んでました。映画館。
トロイもほぼ満席。
公開してからけっこう経ってるんですけどねぇ。

私、高校生くらいの頃はブラピファンだったんですが、今は好みが変わったのか、はたまたブラピが変わっちゃったのかそうでもないのです。
今回も注目の筋肉には惹かれませんでしたねぇ。

内容は、キャラが薄いかなーと。
展開は有名なだけに、知ってるわけですよ。
詳しくは知りませんけど、トロイが一晩で落ちるラストはわかりきってるわけですから、もうちょっと盛り上げ方ひねって欲しかったかも。
CGなんて驚くに値しない昨今ですから。

オーランド・ブルームのバカ王子っぷりに、何度こぶしを握ったか。
私、そんなレゴラス観たくないわ・・・と思ってたら、ラスト矢を射ること射ること。剣は駄目だったんだね、王子。

バカ王子のお兄様とお父様は、あまりに優しすぎ。
あまりに優しくて可哀相で、お父様がアキレスの野営所訪れたところ、泣きましたよ。
ああ、あのバカのせいでトロイは落とされ、お兄様もお父様も死んじゃうんだなと思うと泣けました。かなり泣けました。

ヘクトルは本当に優しすぎ。
まず最初の船の上で、敵国のお嫁さん盗んできちゃった、なんて感じで知らされた瞬間、私なら二人を海に蹴落としてますね。
小船に乗せて送り返しますよ。
決闘シーンも私なら、蹴りかえしてますよ。
お兄様ステキすぎです。可哀相です。
馬車に引かれていく様は涙なくして見られませんね。
なんで、王子は生き残るかな。

オデッセウスはずっと、ボロミア〜て感じでした。
地味でおいしいポジション。死ななくてよかった。
王様とアキレスの間で板ばさみな感じに哀愁です。

役者と衣装風景を見る映画でしたよ。



蒼子 |MAILHomePage

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