妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2003年12月28日(日) |
『川赤子』『指輪物語 旅の仲間上2』(小) |
【京極夏彦 講談社】
ハードカバー版、『姑獲鳥の夏』の応募者全員サービス、豆本が届きました(非売品)。

角川ミニ文庫くらいだと思っていたら、さらに小さい。 どうやって保存したらいいのか悩みます。 そしてページを開くのが怖いです。 いっそ、お経みたく一枚紙で、びらびらと開く感じであった方が読みやすいかも。 あ、今気がついた。 飾り箱(本が入っている箱)の裏に「御祓済」の言葉が。 やっぱりー!! 晴明神社でやってくれたんですかね?
気になるのは「巻之一」という言葉。 これはシリーズ全部ハードカバー化する気なんでしょうか。 そしてその度にこの豆本をつける気でしょうか。 あまりに厳しいです…。
中身は、『百鬼夜行 陰』の中の「川赤子」と同じです。 ウブメの直前の、うだうだしている関君です。 雪絵さんはどうして結婚したんでしょうねぇ。 毎回、それが気になります。 関口夫妻とは意味が違いますが、中尊寺夫妻も気になります。
+++++++++++ 【J・R・R・トールキン 訳:瀬田貞二・田中明子 評論社】
大変危なっかしいホビット一行に強力な保護者がようやく付きました。 その名も、馳夫(はせお)。 アラゴルンって書いてくれ〜。 がんばって日本語に訳したんだというのはひしひしとわかるんですが、なんだかなぁです。
しかし読み進めて行くと、馳夫もそれはそれで親しみ深いものがあるような気がしてきます。 外国人が無理して日本の漢字を名前に当て嵌めたような、そんな親しみ…。
毎度、アラン・リーの表紙絵が素敵です。
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