妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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【三浦しをん 新書館ウイングス文庫】
んー。ついにこの読書日記にしをんが登場したかーと、私が思っているだけなんですけどね。 しをんは毎度、イラストレーターに恵まれている。 デビュー作は藤原薫だったし。 だから、よっく覚えてるんですけどね。 誰だ、三浦しをんって?と思って。 今回は羽海野チカですし。 可愛いなぁ。 私が好きなイラストレーター(と言うより漫画家)ばかり。
で、webの「しをんのしおり」は読んでいるのですが、書物を読むのは初めてです。 帯「知らない世界が待っている」
申し訳ないがとても馴染みの世界でございました……。
なのでどうしても、しをんのエッセイを読むと、「む、負けた」「いや勝っている」と思ってしまう。 負けても勝ってもろくなもんじゃないのは分ってるんですけど。
移動の乗り物、待ち時間にさらっと読むのが丁度良い感じ。 デビュー間もなくなので、まだ笑いのパンチは弱いような気も致します。
そんな中、「森の小熊」にはいたく共感いたすものが。 暗がりに停めてある車の中の男二人を不審に思うしをんの妄想。 わざと、私に見せようという意図が働いているのではないか。私がその情景を見て「ニヤリ」としたとたん、黒服の男たちがわらわらと八十人ぐらい森から出てきて、「ホモずきの女を発見。捕獲します」などと無線で通信しながら、私を捕まえるんじゃなかろうか。 ホモずきとは、どうしてかくも後ろ暗いのだろう・・・ 本当にこんな男たちにいつか連行されるかもしれない。 でもきっと、その時は私よりもまずは私の友人が連行されるだろうな。 中睦ましげな男性二人をこっそりと観察しに行く子だから。
ところでしをんは一体いくつなんでしょう。 多分私よりちょっと上、くらいだと思うんですけどねぇ。 あまり歳だ歳だと言うと、年配に怒られますぞ。 爺趣味であっても、やっぱり若い人、だと感じます。
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