妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2003年10月26日(日) |
『ダレン・シャン9−夜明けの覇者−』(小) |
【作:DarrenShan 訳:橋本恵 小学館】
あぁ…
あ、未読の方は以下、読まないで下さいね。
前回、誰か死ぬかもしれないなぁと書きましたが、正直バーチャ元帥あたりかと思ってました。 バーチャ元帥だったらいいとかいうわけではないですよ。 好きです。 しかし、まさかクレプスリーが死んでしまうとは。 しかもこんな最悪の形で。 どうして手を離してしまったんだい。クレプ・・・。 道連れにしてやればよかったんだ。
そして、大方の人の予想通り、バンパニーズ大王の正体がばらされました。 こいつしかいないんですけどね。 驚きはしないですが、こういう流れでばらしてくるとは。 まさに最悪のタイミングです。 Darren氏はやりますなぁ。
これから先、ずっとクレプスリーがいないのかと思うと、哀しいです。 飛び降りたくらいで足をくじくなよ、とつっこもうと思っていたのに。 落ちた瞬間のダレン少年の空想に一瞬騙されました。 このタイミングでそんなシーンを挿入してくるか。
このシリーズに出てくる女性陣は本当に強いですね。 デビーにしろアリス警部にしろ、バンパイアに引けを取りません。 デビーはこれからどうするんでしょうか。
クレプ不在のダレンの旅が今後どうなって行くのか、ますます気になっていきます。
どうでもいいことですが、児童書はどうしてこんなに高いのか。 ハードカバーにしなくともよいじゃないか、と。 子どもにとってハードカバーの方が読み易いんだろうか。 んー。自分の子どもの頃は、なんでもよかったかな。字が大きい方が取っ付き易いというのはあるけれど。 場所を取るので困るのです。
ついでに、折込の新聞みたいなもの。 ファンの子たちはもっと描写を正確に読み取った方がよいですぞ。 みんな結構酷い有様でうろついてるんだから。夢を壊して悪いですが。
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