妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2003年04月17日(木) |
『ブラックダイヤモンド』(映) |
【監督:アンジェイ・バートコウィアク アメリカ】
友人が、ジェット・リーがかっこいいと大絶賛するので、その友人と観に行きました。 確かにかっこ良かったです。 冒頭の逆クライミングは、ICO!?と思いましたが、かっこいいです。 けれど、私はそれ以上に気になってならないことがありました。
ヒロミ・ゴーが出てるよ!!!!
敵のボス・リンが、最初誰かに似ているな、と思いつつ観ていたのですが、途中で気が付いてしまいました。 郷ヒロミだ、と。 ちょっと似ているな、じゃなくて、私は実は本当にゴーなんじゃないかと疑うくらいでした。 ラストの、ジェット・リーとのアクションシーンは、アップになるたびに「ゴー!ゴーーっ!!」と心中叫ぶ始末。 あと5分あのアクションシーンが長かったら、私は例え観客全てを敵に回しても、「あれはヒロミ・ゴーだ!!」と声を上げていたことでしょう。
二時間越えの映画が多い中、この映画は1時間41分。 あまり長いと飽きるたちなので、ありがたい。
ストーリーは、協力しているようで全くしていない、スーとトニーが物足りない。 もっと二人で協力してのアクションがあればいいのに。 『24時間』や『ラッシュアワー』を連想して観に行くと、拍子抜けします。 アクション映画としても、これといって目新しいアクションがあるわけでもなし。 金網トランポリンと、冒頭の逆クライミングくらいかな。 メインであったであろう、ファイトクラブでのアクションシーンと、カーチェイスシーンが交互に場面切り替えされ、緊迫感が途切れるのが残念。 ファイトクラブのアクションは連続して見たかったな。
最初、この人大根なんじゃないか・・・?と心配になるくらいに表情が変わらないジェット・リー。 冷静で表情が変わらないという役柄にしても凄くないか?と思っていたら、ファイトクラブで色々な表情見せてくれました。 「なんでオレが・・・」「めんどうな」「やばい」みたいな感じが、普段表情の変わらないスーに時折現れると、なんだか可愛いです。 ああ、今凄い焦ってるんだな、とか。 セリフがほとんどないので、キャラの性格がいまいち掴みきれませんが、クールだけど可愛いなという印象。 かっこいいですけど、可愛いなと。
ブラックダイヤモンドの謎解きはなかなか面白い。 けれど、最後は明らかに被爆していると思うよ。スー・・・。台湾に帰ってから発癌しないことを祈ります。
アーチーが時折盛り込むボケが笑えた。 エンディングのアーチーとトミーの会話も凄くおっかしー。
ツッコミどころが満載ですが、ヒロミ・ゴーを観るだけでも価値ありかと(本気か!?)
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