妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次|前のページ|次のページ
書き終えて登録ボタン押す直前で、強制終了。 一から書き直しかよ!
【ジョン・ダニング 訳:宮脇孝雄 ハヤカワ文庫】
「全ての本好きに捧げます」 と帯に書かれちゃあ、読まないわけにはいきません。
古書に関する薀蓄満載ということですが、いまだ私は初版だとなぜ価値が高いのか知りません。 誤植はそんなに貴重なのでしょうか。
最初読み始めたとき、ハードボイルド調の小説かと思いましたけれど、そうでもないですね。 クリフに彼女がいるのがいただけませんが、後で自然消滅するのでよしとしましょう。 主人公の男性に最初から彼女がいると、なんだかつまらなくないですか? 主人公の女性に彼氏がいるのは気にならないのですが。 同様に、推理小説の探偵の助手が女性だとがっかりしませんか? いまのところ、そのパターンで許せるのは萌絵ちゃんだけです。金田一少年はどうでもいいです。
ていうか、私のこの話しがどうでもいい方向へ行き始めました。
古書店店主がいっぱい出てきて、いかにその本が素晴らしいかを語る様が楽しいです。 本好きは何時間でも語ってしまうのです。 いいな。古書店経営。楽しそう。 古書・稀こう本に詳しいわけではないですが。
犯人には驚いたというより、「そういえばこんな人もいたかなぁ」くらいの認識しかありませんでしたよ。 ネフさん。 私が考えていたのは、ネフ×ルビーとか、クリフ×ニール、いや案外逆かもしれない、なんてことでしたから。 いい年した枯れたおっさんをくっつけて何が楽しいと問われれば、つまらない本を楽しく読むコツですと答えます。 (この本はそこそこ面白かったですけど)
要するに推理する気0。
最後の最後でおじ様二人組にはきれいにしてやられて、いい読後感です。 ミステリーは最後に「あ!」と言わせてくれなくては。
続編もあるのでそのうち読みましょう。 クリフとニールの関係が気になるので。 いや、ひょっとしたらルビーとの関係が… (女性キャラは頭から消えているらしい)
|