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2006年08月18日(金) 龍飛崎と三内丸山遺跡

晴天も昨日でおしまい。
今日はとうとう雨になった。
あれだけ毎日...青空が広がっていたのに、何で今日が雨なんだろう。

龍飛崎に向かう龍泊ラインを上るにつれ霧も濃くなり、
半分諦めの境地で龍飛崎に到着。
案の定、周囲はモヤ〜っとして、視界も良くない。
ネット仲間から、晴れていれば北海道も見えると聞いていたので、
かなり楽しみにしてたんだけどなぁ。













しかしながら、この時期、紫陽花がまだ咲いているのには驚いた。
関東じゃとっくの昔に終わってるので、ここへ来てちょっぴり得した気分。


龍飛漁港と龍飛崎灯台がある高台を結ぶ“階段国道(国道339号)”。
階段が国道に指定されているのは日本で唯一ここだけだそう。













続いて龍飛崎の“青函トンネル記念館”へ。
展示ホールではトンネルに関する資料パネルや立体モデルが公開されており、
体験坑道乗車券を購入すれば、ケーブルカーで海面下に行くことができる。
海面下140mの体験坑道内には、調査開始から完成までの様子が
展示物を交え、分かり易く解説されている。



* 青函トンネル記念館 *












* あの向こうには北海道へ通ずる道が… *




* ケーブルカー *






青森市内へ向かう途中、“義経寺”に立ち寄る。
昨年の大河ドラマ「義経」にはまった私としては、素通りする訳には行きませぬ。
歴史上、義経は衣川で自害したことになっているが、色々な説があるのが興味深い。
中でも、北海道へ渡ったという説。
ここ三厩(みんまや)村にも義経伝説が数多く残されているそうな。






* 厩石(まやいし) *

北海道を目前に、天候が荒れていたのを、義経がこの岩に座って
三日三晩祈り続けたところ、海は静まったという。



私個人としては、義経は生き延びはしなかったと思っているが、
もしかしたら…というロマンを抱くのも悪くはないね。





そして、ここ“三内丸山遺跡”が、今回の旅最後の訪問地となった。
到着時は土砂降りの雨だった為、「縄文時遊館」内だけの見学を覚悟していたが、
何せ遠いので、もう二度と来られないかもしれないし(多分きっと)…と思ったら、
傘を差してでも外に見に行くべきだよね〜と、夫と意見が一致。
幸いにも、自由に使える大きな傘が何本も備えられてあったので、
それをお借りしていざ「まほろば」の世界へ。
目の前に広がる風景は正に縄文時代、よくここまで復元したなぁ。
昔々、確かにこの地に集落があったんだもんね。
もう感動。









あんなに降っていた雨もいつしか止み、西の空がちょっぴり明るくなった。
やっぱり見に来て良かったよ〜。



* 大型掘立柱建物(想定復元) *






北東北の旅もこれで終わり。
走行1927キロというのは、とてつもない距離だったが、
大きな想い出になったのも事実。
今回...訪れることのできなかった所も合わせて、
何度も“いつかまた来れると良いな”と思いながら、青森を後にした。


   *     *     *     *     *     *


4日間に渡り旅日記を大まかに綴って参りましたが、
訪問地によっては説明不足の所も多々あります。
詳しくお知りになりたい方は、
ネット等でも情報を得ることができると思いますので、
各自でお調べくださるよう宜しくお願いいたします。


さよ |mail