My eternal home


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2006年03月08日(水) 良かった。

母の入院中、父の主夫振りは大したものだった。
今まで家事などしたことの無い父が、
普通に洗濯機を回し、ご飯を炊き、
おかずにする冷凍食品やチルド品を温めたりして、
そりゃ〜もうびっくり。

何でも、入院前の母から
“もし私が居なくなったら、
何でも自分でやらなきゃならないのよ。
娘に世話を掛けないように、
最低限の家事はしてちょうだい”と言われ、
洗濯機と電子レンジの使い方を学んだのだそう。

お陰で、毎日実家へ行くつもりだった私も、
2、3日に一回、
食事の差し入れや掃除をする程度で済んだので、
かなり助かった。

が、そんなある日、ちょっとした事件が勃発。
いつものように病院から戻り、
実家に電話を入れたら、あら話し中、
少し時間を置いて掛け直してみてもまだ話し中、
その後、何度掛けても通話不能状態だったので、
多分、受話器が外れてるんだろうなと解釈。
次の日は実家に行くことだし、
きっと大丈夫(無事)だよねぇと思いつつ、
夕方のニュース番組で
偶然“お年寄りの入浴事故多発”
な〜んてのを見てしまったものだから、
もし倒れていたら…と段々心配になって来た。
けど、外はもう暗いし、バイクを飛ばすのも
ちょっと勇気が要る。

こうなったら夫に頼るしかないなぁと携帯に連絡、
会社帰りに実家に寄ってもらうことにした。
ところが、その日に限って退社が遅く、
実家へ着いたのは夜の9時近く。(;;)
“灯りが消えてるからもう寝てると思うけど、
心配だからピンポン押すよ”と夫。
数分後、父の無事が確認でき、心底...ほっとした。
夫君、本当にありがとう♪

受話器が外れていたのは、
普段は子機を使用しているのだが、
私からの電話をたまたま親機で取った前日、
きちんと受話器を置き切らなかったのが原因のよう。
こういう状況下、
昔の電話機ならプープー音がするはずなんだけど、
今は多種多様だからね。

年老いていても両親2人で生活していれば、
私の心配もさほどでは無かったのだが、
独居の父を想うと、さすがにあの時は不安だった。
こんな時、同居の兄弟が居てくれたら…と、
勝手な話だが、ちょぃと思ってしまった。

まぁ、何事も無くてめでたし、めでたし。


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