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2010年04月05日(月) ■ |
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ホメラレタイノ |
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ほめられたいの 鼻のかたちでも 腰つきでも、仕事のことでも まあなんでもね そのほか ほめられて気分の良いことなら いくつでも 貝殻みたいに バッグの中にあつめていたいの 裸のときでも 服を着てなくちゃいけないときでも まあいつでもね かまわないの ごはんを食べたら たくさん食べたねって 目を覚ましたときには よく目を覚ましたねって えらいねって 歩いていても疲れていても なにかするごとに 残さずほめてほしいの すこし考えさえすれば まあどんなことにでもね やりようは あるとおもうし 巧くコトバをかけてほしいの
だってそれは金貨みたいに 一枚ずつ手の中に 手渡して欲しいものなの 例えば生きてきたといっては ほめられたいし 死ぬことだって何度か考えたわといっては ほめられたいの、でも これからも生きるつもりよといっては ほめちぎってくれて いいとおもうし それだけで 人生は大きく ちがうはずなのだもの 居場所ができるの まあ誰もね ほめてくれないのであれば じぶんひとりでやってもいいけれど あたしの場合 みんなが毎日 そんなふうにほめて、ほめて ほめてくれるの あんまりほめてくれるものだから ひょっとしたら お世辞かもしれないって 疑ってしまうこともあるんだけど それでももしかしたら やっぱり ホントのことかもって、 あたしはやっぱり素晴らしいって おもえるから、ちゃんとね それでいいの
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