佐々木咲 |
NEVER SAY |
NEVER SAY GOODBYE、観てきた! 公演はすごくよかった。観られて本当によかった。 ここのトップ娘役さんが好きじゃないのでそういう温度で書いているのと、気になる娘役トークばっかりしていたら結局長くなった。以下読まなくていいです。 楽しみにしていた公演バスケットがさーー。 今回は、熊本県の名物であるポテサラをちくわに詰め込んで揚げたあれがパンに挟んであるの。それはおいしそう。けど、そこに明太子ソースがかかっているの。 明太子が好きじゃないの…。ということで、諦めた…。 公演デザートは、パッと見でプチシューの方を選んで買ってみた。普通にプチシューだった。 たこ焼きの新作、白味噌チーズ味を食べてみたよ。 チーズに若干の和の味を感じる。テクスチャーは、結構シャバシャバ。たこ焼きとはマッチしているけれど、うんまぁ明石焼きがいいかな。私はリピしないかな。 あれがいけるのなら、デミグラスソースとかトマトソースもいけちゃうよな。今後そういう発展はあるのかな。たこ焼きはたこ焼きでいいと思うけど…。ソースをがっつりあまからにして欲しいなぁ個人的に。 本日もB席です。B席が大好き。 月組以外の公演を観るのが、アナスタシア以来だった。 とにかく大勢口の場面がとっても良い。すっごい。 コーラスが凄いのは昔からだし、全員で一つの方向に向かっていく力というものはやっぱり宙組が一番強いと思ってる。個人の感想です。 りんきら、そらくんがいなくなって、まっぷぅ、あきもくんが働いている印象だった。他の男役中堅層もソロが多くて、みんな上手い。 宙組男役は場面をもたせる実力のある人が本当に多い。この層はすごく厚いの。スター性のある人材はよそから貰ってくるけれど。 母の感想「るいまきせがここを帝劇に変えた」 この作品を観たことがなくて、もっと暗くて重たいメッセージ性の作品なのかと勝手に想像していたのだけれど、戦争しつつも結構ずっと場面にいる全員が団結してるような前向きな内容だったし、それでいて単調でもなく音楽の荘厳さに負けることもなく、ちゃんとミュージカルを楽しめた。 戦争や反戦という題材にとても引き込まれる一方で、私にとっては主役2人の恋愛がなんか突拍子無くて世界観から浮いて見えたというか、その要素いる? 出会ってすぐに「あなたと同じ景色を見たい」といういろいろすっ飛ばしたスケールで結ばれて、カップルらしい場面があんまり無いまま初めて本気で愛した女性だとかこの愛は真実(独唱)だとかいうスケールにまで膨らんでいて。 大人同士が難しい時代に志を同じくして愛し合って、破局ではなく志を引き継いでもらうために彼女には一人で帰ってもらう…みたいなことだったのかな? 正直、そこまでのことが描ける関係性のコンビではないよな!!すまん。 ヒロインがもっと主体性のある女性の役なんだと想像していたのよ。 あのゴールデンコンビのサヨナラ公演、あのはなさんのサヨナラ公演のお役だから。 それが、デュエットもソロもろくになくて、戦地に残ったわりに守られるだけの女だった。これはもしかして初演より出番を減らしているのかもしれないけれど。 16年前という時代もあるかもしれない。たぶん女性は今より強くなくて、娘役はか弱くてトップを立ててこそ花形みたいな価値観だったのかも。 というか先生の作品のヒロインって、今でもそういうところあるよね。デイジーは違うといいなぁ。ジュリエットは強くしたらしいし。 じゅりちゃんの扱いにびっくりよ。 上手いし魅力的なのはわかる。それで宙組で映えるかと言われればどうかなと個人的には思うのだけれど、好きな娘役さんではあるの。 いやなんか控えめな言い方したけれど、他組で今一番注目してる娘役さんだわ。 フィナーレで男役主体の場に移ってなお娘役たちも出ているのですが、そこでじゅりちゃんだけ花道の下手に出てきてスポットライトを浴びながら、銀橋に一人で出ているゆりかを見ている図になる。 え、、、ライト当たってるし。銀橋横まで来てるし。これから何が起こるん!?まさか銀橋に出てきたらびっくりするけど!?って、あの場面男役たちがめちゃくちゃかっこいいのだけれど私はそこばっかり気になった。 で、案の定ちょっとだけ銀橋に出てきてゆりかに肩組まれながら舞台に戻っていったような。布を回収する係ではあったような。衝撃を受けると記憶が飛ぶのでよく覚えていない。 ↑まさか、トップでもない娘役が男役の場面で銀橋傍まで出てきて一人でライト浴びて数秒とはいえトップと組むような役割だなんて……。 じゅりちゃんすげえ!!という意味合いでは大変グッジョブで嬉しいし、今はどこの組も娘役2番手を言わんだけでめっちゃはっきりさせてるし、こういう時代なのか…!と嬉しく楽しみではある。 けれど、自分のご贔屓がそこを通ってきていなくて、トップになった途端にそんな新しいポジションが生まれて、えっせっかくトップになったのにトップじゃない子に食われる可能性があるってこと?と、不安になる気持ちはある。 いや、うみちゃんは食われないし、うちのじゅりはみちるを連れてこられて杭として出ないように調整されている観があるのだけれど、正直なこちゃんとくらっちの関係に一番そういうのを感じる。ああいう絶対的上級生を差し置いてトップになった、みたいな雰囲気があるトップさんのファンの心境はどんな感じなんだろう。かのさんとじゅりちゃんも、そうなのではないか。 さくらとうみちゃんも、そういう見方もできたもん。でもあの頃は「じゃあうみちゃんはトップにならずに辞めるんだ」の空気の方が勝ってたと思う。そういう時代だったもんね。そのみんなの思い込みが覆ったのが、ひらめさんとうみちゃんがトップになった昨年。 その辺一番複雑なのは花組さんだけどなぁ…。 うーーんまぁいろんな娘役の出番が増えるのはいいことなので、ありということで。 (※ゆうりちゃんの待遇は伝説の例外ということで。) 私はかのさんが好きでない、という冒頭に書いた話です。 雪組の頃から避けてたというか、あの人は新公や小劇場でのヒロインしかしていなかったのでそれを観なければ視界に入ってこなかったの。本公演では仕事をしていなかったから。 雪組の本公演で下級生の娘役としてボン!と出てきて「あの子誰?上手いねぇかわいいねぇプッシュされてるのかな〜?」って注目するタイミングが無かったのよ。今思えばすごいことだよね。 アナスタシアでも、セリフが無くてエトワールすらやってなかったからな。潔いよな。 そんな本公演で仕事しないままなぜか主演の実績だけ積んでスライドで宙組トップにやってきたことについては、いろいろ書くと歌劇団に事実無根!誹謗中傷!ってしょっぴかれちゃうから書かない。 ↑お披露目のシャーロックは観ていないのですが、サイトの演出家コメントで経験が浅くて「不安定なアイリーン・アドラー」と書かれていたのがすごく印象的だった。 これからの成長に期待が高まるみたいに書かれていて。いやこれからに期待しないといけない人材に主演をさせるなよ。嘘でももっと褒めて書けよ。 そして今回のプログラムにも「役の年齢設定に届いていないけれど体当たりの演技」とか書かれていた。年齢設定に無理がある上に体当たりしかできない人材に主演をさせるなよ。2作目だし嘘でももっと褒めて書けよ。 と思っていたけれど、主演作を今回初めて観て納得した。思った以上に芝居も歌も声の出し方も未熟。歌は地声でゴリ押しだし、芝居もたぶん低い声で大人ぶってがなるのをそれっぽく出来てる型だとして全ての役をそれで押してきたんだろうなぁ。 そういう特徴はちょっとゆりかとは合うかもしれない(誰も貶していないよ!!)。 いやでもトップにしちゃったんだから、もっと褒め様はあるだろ! それを、あえて褒めずに、さらには上級生のじゅりちゃんをガンガンに前に出してきてこっちに魅力的な上手い子ちゃんといますんで!!アピールまでしている。 そういうところに、客に見せるべきものは何かということは人事とは別にちゃんと認識してるんだなって安心感を感じてしまった。 花組の前トップさんの時もこんな感じだったのかな…?花組さんは全然見ていないのであまり言わないでおきますすみません。 夢白さんはその線に行かないように今修行中というていなんだろうなー。 結局言いたい放題でした。 なんか最近歌劇団から感じる雰囲気として、「レッスンを頑張ってる子は報われる」ようなので出番の多い子は人気ではなくてそういうところが評価されているのかなぁ。娘役に限らず。 |
2022年03月05日(土) |
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