*不敗*
*もくじ**きのう**あした*


2005年02月02日(水) ・・・ペットショップにて〜 デンちゃんのお話・・・

以前うちにいた

れおちゃんを見つけたペットショップは れおちゃんを見つけるより以前から

時々遊びにいっているお店だった


ヒマなとき 笑
おしゃべりしたくなったとき 時々遊びにいっていた


いくたび とーぜんのごとく 一通りの子犬ちゃんを見て

「あ 新しい子やーん」

「そやねん この子はなあ・・・」  

そんなおしゃべりも楽しかった


とーぜんながらに 子犬ちゃんは全部 飼い主(買い主?)が見つかるわけとちゃう


いつまでも おる子犬ちゃんもいる 笑


そこのオーナーさんは(当時でも) マニアックな犬好きだったので

変わった犬種も どんどんいた


ある日  グレートデンを発見した


「ぎゃ グレートデンなんかおるやん 笑」


「うん 笑  かわいいやろ〜」






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「そうかな」


グレートデンって すごいでかい犬で

犬っちゅーより 子馬みたいなほどでかいねん 笑


案の定 次にいったときも デンちゃんは おった
( ̄m ̄〃)ぷぷっ!


しかも ペットショップに並んでる ガラス張りの子犬ちゃん専用のいれもんにはおさまりきれず

特別コーナーが設けられていた



「デンちゃん おっす!」

「わんわんわんっっっ!」

「ぎゃああ こわーー」

「あはははは」


これじゃ みんな びびるっちゅーねん

あはは


「お店の看板犬やな 笑」

「怖い看板犬やな 笑」


次にいったときは 店内にはもうおらんかった

<あ・・・まさか? 売れた? そんな物好きおったんか? 笑>

そうおもいながら


「デンちゃんは?」


「裏におんで」


「へぇ〜 ちょっと見てこよ」

「うひゃー あほほどでかなったな・・笑  おっす でんちゃん!」


「わんわんわんっっ!」


「ぎゃあ 怖いから吼えんなっちゅーねん!」


裏の駐車場で オリのなかで ひとり淋しそうにしてる でかいデンちゃんが


怖いねんけど  なんともいえず かわいそうやったな


近寄ったら うれしくて


「もっとこっちにこい!」「あそんでくれ」 そないいうて 甘えて ワンワンいうねんけど


どしても あたしのかおよりでかい かおのでんちゃんに近づくんは 限界があった 笑


「・・で デンちゃんどうなるの?」


「うん・・・返そかおもとんやけどなぁ・・・」


「へえ 返したりでけんの?」


「うん 普通はそんなんないけど これは特別や」


「そっか〜 さみしなるな」


「うん・・・」


ほんまに淋しそうな目で オーナーさんはそういうた


「ええやん おいとけば? あかんの?」


「うん・・・そうもいかへんしなあ」


「そっか〜」





お店の事情もあるんやろな



・・・・次にいったとき デンちゃんは いなかった・・・・


あの ワンワンワン が聞こえなくなって なんとなく淋しかった


どうしたんかは きかんかった

(●・・●)れお


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