元々、ぱんちゃんのレクチャーの話は、
転棟のやり方が違うっていうので
新しいやり方をレクチャーって話だったの。

実はね、困ったちゃんのところに新しい
クラークが来てて、仕事を教えているのが
困ったちゃんだったの。
皆は「大丈夫か？」って思いで見てたんだけど、
そこへＫ氏が怒鳴り込んで来たんだって。
あの人ちゃんと教えない癖に叱る時だけ

「あのさ、これなんだけど。
私、ちゃんと教えたよね？」

って怒り口調で来るらしいの。
ちょくちょくＫ氏に聞きに行ってたというのは
周りから聞いてたんだけど、実際困ったちゃんを
レクチャーしたのは外来のクラークだったそう。
だから外来のクラークさんは余りにミスが
多いので自分の教え方が悪いんだなって思って
落ち込んだという。
けど、教えたのが外来のクラークなんだから
例え違うやり方であってもＫ氏が怒り狂って
「教えたよね？」って言うのは違うよね。
困ったちゃんも言い返すのは面倒だと思ったから
「はい、はい、」って聞いてるだけらしい。
けど、それを見てた新人クラークさんは
同期にたまたま

「Ｋ氏、いつも困ったさんに怒り口調で
来てるんですけど、今は困ったさんが
クッションになっているから良いけど、
これ、困ったさんが部署替えで居なくなった後、
私に対してこんな態度で来られたら、
私、メンタル弱いんでやっていかれません」

って泣きそうだったって。
でもその後に困ったちゃんと同期が話す機会が
あって話たら、困ったちゃんも

「皆は私の事を馬鹿だのチョンだのミスばっか
だのって言うけど、私は聞いてない事はやれないし、
そもそもＯＪＴは外来のクラークだし。
あんな言われ方をされる謂れはないんだけど」

って言ったそう。
その後何かの拍子にＫ氏が

「あの子を教えたのは私じゃなくて
外来のクラークだから」

って言ったという。
だから同期も色々誤解もあったけど、
外来と病棟の仕事は違うから、病棟の仕事を
教え忘れなんてあり得る話であり、
寧ろ外来クラークが知らない事も多い訳です。
だからそれはそれで可哀想な事をしちゃったね
って思ったという。
だから

「もう少し早くあんたと腹を割って
話せればよかったわ」

って伝えたという。
でも退職後も繋がろうとは
思わないそうですけども。
教えもしない癖に怒鳴り込んでいくという
Ｋ氏の態度にも、同期は？っていう思いが
芽生えたようです。
Ｋ氏とは今後、退職後に繋がるのかどうか
判らないけど。
ぱんちゃんにはその辺りの話はされないから
判らないけどね。
ぱんちゃんも興味ないし。（誰と付き合おうと
ぱんちゃんが口を出す権利はないし）

さて。

今度は別の話でつ。
えっと、同期は来た当初からいろんな部署から
「辞めないでね」
「１日でも長く居てね」
と言われていて？だったそうな。
コミュニケーション能力高い子だからあちこちで
仲良しが出来て、薬剤では数人から「ちゃん」付で
呼ばれている。
ぱんちゃんも最初は自分の病棟の担当の薬剤師から
「ちゃん」付で呼ばれてビックリ。
病棟の皆は「さん」付で呼ぶから。
まぁ、年齢的なものもあるのかなとは思うけど。
でも最近、この薬剤師さんも「さん」付で
呼ぶようになり、余り話をしなくなりますた。

なんだろう？
私、何かした？

って思った。
でも、何か理由があるだろうし、
自分に何も言わない、言って来ない、
自分も自身で気づかないし、
なら気にするだけ無駄だからって思って
気にしてなかった。
でも、同期と薬剤のＬＩＮＥグループが出来、
退職前に「飲みに行こう」なんて言われた
なんて話を聞くと、ちょっと驚く。
ま、どうでもいいけど。
余り人を信用して後で傷ついてつらい思いを
するよりも関わらないでいた方がいい。
元々そういう感じでこの病院に入ったし、
余にコミュニケーション能力が高い同期が
その能力に羨ましくなってはいる。
同じ一人っ子とは思えない程。
そして気が付いた。

ぱんちゃんに「ちゃん」を付けて呼ぶ時は
何か仕事を頼みたいとき、今後やらせたい時。
それ以外の普段は「さん」付だということを。
ま、それでもいいけど。
理由が判ったから。


今度は面白い話でも書きます。