心の旅
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脳梗塞で五日間入院した。 脳梗塞と言っても軽いもので、視界の左半分が見えなくなっただけだ。 だが医者に初めての場合は起きてから2,3日が山で次にどこに梗塞が起こるかわからないと脅かされて、即入院させられた。
一日中ベッドに寝ていて一日二回点滴がある。 時々看護士が回ってきて異常ないかと聞くだけで全くすることがない。 目が不自由で読書もする気がしないので、ラジオばかし聞いて過ごした。 楽しみは食事だけだが、これも病院食で量が少ない。 すぐに腹が減ってしまう。
この入院生活に較べれば、今の生活はましな方だろう。 相変わらず退屈だが動き回れるしテレビも見られる。 これだけでも有り難いことだと思うことにしよう。 視界も半分で不自由だが、全部見えないよりはズットましだ。 今一瞬が苦しくなければそれで良いのだ。 退屈は退屈だが、苦しいというほどではない。
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