2009年09月11日(金)

悲しみの夜


去年のちょうど今頃
古い知り合いが亡くなった知らせが届いた
全然仲良くなかったけど でも
もう生きていないと考えると怖くて
死ぬってなんだよ、と思って泣いた

大切な大切な友達がいて
いつも 元気がない時にタイミングよく電話をくれて
私の話を 悲惨だとか気の毒だとか
そういう風に評価をしてくるわけでもなく
ただただ黙って聞いてくれる
それがどんなにありがたいことか

自分は汚いから 陽の下に出てはいけない
早く夜が来て どす黒いこの私を隠してほしい
そんな風にずっと思っていたことを 思い出した

駅のホームに立つたびに
ホームに落ちる自分の映像がひたすら目の奥に流れた
ただ涙だけが落ちて
そこにいるのにいないような感覚があって

おまえは最低だから 早く目の前から消えてくれ
おまえが醜いから だからイライラする
私が最低だから
私は最低だから
私は最低だ
だから早く消えてしまえばいいんだ

毎日毎日 自分を殺して
何度も何度も 自分を殺して

早く消えてしまえばいいんだ
早く消えなければいけないんだ

私は最低だから。


それなのにあの人は
あなたは素晴らしい存在で
あなたのそういうところが私はとても好き と言ってくれて
本当にありがたくてありがたくて
私なんかが友人で申し訳なくて
なにもできなくて
ただ頼るしかなくて
自分は本当に何にもないのだなあと思うのだけれど
ありがとうという気持ちは 本当にたくさん持っているんです
どう返していいかわからないんです

ありがとうございます




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