田舎にいくと
にんじん



 Sおばさん・1

田舎・8

田舎に行くと・・・

Sおばさん・1

Sおばさんは、母の妹です。
話し好きで、仕事の手を休めていろおんな話を、独特の口調で話します。

いつも、近くにいて聞いているのが好きでした。

それと同じように、私の子供が 私の横で同じように話を聞いている
ときのこと・・・

バン・・・いきなり大きな音をたててテーブルをたたきました
・・・な、何事だろう・・・

おばさんの話は、何事もなかったように続きます。
手を見ていると、無意識にテーブルの上をこねているような・・・

しばらくすると、下にはお陀仏さま(これは,禁句?)
になったハエがいました。
そのハエを今度は両手でモミモミ
そしてその辺にポイです。

子供はというと目が点(*_*)

そして尊敬のまなざしです。
18になった今も、そのときのことを覚えていて、よく真似して見せます。

だって
一発でしとめるなんて
忍者よりもすごい・・・



2003年01月24日(金)



 Sおばさん・2

田舎・9

田舎に行くと・・・

Sおばさん・2

田舎の庭は、出入り自由。

・・・かわいい犬だねえ・・・

・・・そんな、ひょろりがっくりめいた犬・・・

その犬は、本当にやせこけていてひょろひょろで
腰が引けたような犬でした。
その表現があまりにぴったりで、やっぱり目が点です。

次に、大爆笑。
その笑いに、犬もびっくりしてますます腰を落として逃げていきました。

このときの様子は、記憶に焼き付いていて、今でも座布団5枚の心境です。

2003年10月05日(日)



 庭にタケノコ

田舎・10

田舎に行くと・・・

庭にタケノコ

もうじきが過ぎてしまいましたけど、タケノコ大好きです。
もちろん食べるのがです。

味噌汁が一番好物かなあ・・・

あの頃は、春先に遊びに行くと、みんなでタケノコ掘りに行きました。

どんなのが美味しいかというと
土の中にまだ隠れているぐらい遠慮深げで、
ほると以外と大人だったりする・・・ずんぐりタイプです。

庭続きだったので、たけのこほりというより、遊びの延長でした。

隠れていたたけのこも、時期が過ぎるとけ飛ばされておられてしまいます。

竹林が茂りすぎて荒れないようにです。


2003年11月19日(水)



 蜂の子

田舎に行くと・・・11
蜂の子

はちのこってしってますか?
蜂の巣を採ってくると、割って中から幼虫の蜂の子を取り出します。
・・・美味しいんですって・・・
さしだされても、金縛り状態です。

従兄弟達は、手慣れた様子で、ポイポイノポイ・・・
今では、どうでしょう・・・
当時は、ごく自然のことでした。
どこになにがあって、いつたべどきか
なにが毒で、なにがおいしいか・・・
みいんな、教えてもらいました。

2004年02月04日(水)



 ねっこがシナモン・1

田舎の庭・・・
今のようにきれいで、素敵に飾られてはいませんでしたけど、別の意味で、とっても素敵な庭でした。
そう・・・家の裏山とか、前にある畑と言ったイメージです。
子供がかけまわって荒しても、こらー・・・ぐらいです。
でも、四季の花やご近所でわけてもらった花などがちゃあんと主張していてそれなりに魅力的でした。
いちばんは、ほおずきです。
庭の隅に行くと、ほおずきが、口をすぼめて下を向いています。
オレンジ色に色づいた皮をひろげて
中のまるい実を、口の中でころがして
柔らかくてから、つまようじで中の種を出します。
・・・これがむずかしい!・・・
実を傷つけないでうまく種を出せたら、
くちにいれてーーぶぎゅうーーって鳴らすんですけど、今でもできません。
・・・なんかくやしいんだなあ・・・


2006年11月03日(金)



 田舎であること

田舎であるという定義は
どんなもんか考えたことがないけど
どこから見ても田舎・・・

駅からは数分・・・
先々繁華街になるかもしれない距離ではある
・・・まだ無人駅なのは、両手の指を折っても
まだたりない年数が必要と言うこと?

誇れるのは
コンビニがないこと
・・・これすごいよね

近くに自動販売機もない

不思議と
そのようなものに頼らない生活に
いつしか染まっているわけで

飢えないために
必要なものは常に購入済み

まあ、一食ぐらい
ごはんと味噌汁だけでも良いわけで

ですが、開発中の地域なので
いずれ建つ予定の空白の土地は
山ほどあり

田舎であることも
いつまでなのか・・・

わたしの好きな
このままの景色を
勝手ながらもうすこし見ていたいです

2007年02月13日(火)



 通勤に使うエネルギ−

アルバイトを始めて3ケ月
2時間かかる勤務先に
・・・まあ、通う”コツ”をつかみかけている。
すんでいるところが”田舎”なので
通勤時間が長いのは慣れているつもり・・・だった
年齢には勝てないのか
一週間を終えると
病人のように
一日くったりとしていたい

そして又新しい一週間を乗り越える・・・

最近
気が付いた
同じように同じ場所から電車に乗る人が
何人かいる

ご苦労様です

わたしは週数回のアルバイト

毎日はほんときついだろうな

・・・”人かんさつ”も楽しめるようになった・・・

こっそり名前までつけている(笑)






2008年08月10日(日)
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