どんなに短くとも・・・
pure mind



 切断


悲しい毎日の習慣で

今朝も感情のこもってない

無機質なメールを読んでいる

デスクトップを黒いマジックで

塗りつぶしたら終わるのだろうか。

2003年02月06日(木)



 すぷりんぐ


せいたかのっぽの枯れ木さんに

小さな葉っぱを見つけたよ

春がきたよ

少しだけ春がきたよ

今年もにぎやかな季節が来るよ

2003年02月05日(水)



 あくま


あなたの目の前で涙のつぶを

一つ二つと数えながら

ココロのなかでは

他の誰かとの楽しい明日を

夢見て笑うあたしがいる


2003年02月04日(火)



 冬の星


煌々と
輝く月にも
見劣らず
広がる星は
寒さ知らぬか

2003年01月31日(金)



 よりどころ


まだそこに私の居場所はありますか

今度は手荷物も少ないし

あなたに迷惑をかけることもないでしょう

それでも顔も見たくないというのなら

あきらめてまたバスに乗ります

2003年01月30日(木)



 幻想


あの白い雲のように

青い空と仲良しになったら

真冬の風に飛ばされそうになったとき

本当にもしかしたら

高く空へと上ってゆけるかもしれない

2003年01月28日(火)



 


あしたが必ずここにあるとは

言い切れないんだけど

あたしが必ずここにいるとも

言い切れないんだけど

そんなあやふやでも生きていたい


2003年01月27日(月)



 ばらばら


ちっちゃなしあわせが

つぎからつぎへと

こぼれおちてしまうのは

あたしのこころのうつわが

ちいさすぎてすきまだらけだからね。

2003年01月25日(土)



 共有


あなたが泣きたいというのならば

いつまでもそばにいてその濡れたほほを

やわらかいハンカチで拭いてあげましょう

散々苦しんできたのにまだ泣くというのなら

その苦しみが流れ去るよう一緒に泣きましょう

2003年01月24日(金)



 夢がかなう時


とても自然に

まるで風のように

心にすっと入り込んで

知らぬ間にひとつになれた

子供の頃の夢が手に入った瞬間


2003年01月21日(火)
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