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やすみ日記
梅子
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2013年12月15日(日)
京都ヒストリカ映画祭

「京都ヒストリカ映画祭」のボランティアスタッフとして、トークショーを取材してレポートを書きました。

30日に3本トークショー(「ジャッジ・アーチャー」「武侠映画の現在」「ソード・アイデンテイィティ」)を取材しました。
公式サイトにUPされてます。

7日にも2本(「ピー・マーク」と「武侠映画虎の巻」)取材したのですが、そちらは後日UPされると思います。
http://www.historica-kyoto.com/

映画感想。

★タイ映画「ピー・マーク」

笑って泣けて、面白かったです。
見る前は「ホラーでコメディ」ってどういうこと? って感じでしたが(笑)

最後のロマンチックなシーンに泣けた。女性が皆、鼻を啜ってた。
そしたら、エンディングのオチはそれかーい! という(笑)
出来事だけ見ると悲劇的なのに、終始明るかったのは、タイの国民性なのかしら。

日本では映画祭でしか上映されてないので、もったいない気がしますね。

トークショーも質問殺到で盛り上がりました。通訳の女性が、字幕担当と同じ人で、司会者とも仲良しっぽい。
司会者が「『グランドマスター』に勝って、美術賞を受賞して欲しいですね!」と言ったら、「無理でしょう!」って突っ込んではった。

タイでは有名な怪談だそうですが、日本でこういうテイストの話ってあるのかな
(思い浮かぶのは、榎田尤利さんの「永遠の昨日」くらい。あらすじだけ知ってて、中身読んでないのですが ^^;)

★ノルウェー映画「エスケープ  暗黒の狩人と逃亡者」

ノルウェーって森が綺麗! 童話の世界みたい。
しかし、話は殺伐&サバイバル。
家族を、盗賊団に皆殺しにされた少女が、追っ手から逃げ延びるという話。

美人すぎず、逞しいヒロインが男前。
そして、盗賊団のボスが女性なんですよ。
二人とも、以前は普通の主婦・子どもやったんやろ? 強すぎます!!
無駄のない構成で(82分)、おもしろかった。

<ネタバレ>
ヒロインが無事に町に逃げるまでの話かと思ったら、一人で盗賊団を滅ぼしに行ったのにビックリ。
やられたらやり返す! を地で行っていた。
最後の「ママ」で涙出ました。

★香港映画「フライング・ギロチン」

ギロチンが最初の10分くらいしか出てきません。
ハイテクすぎるギロチンを除けば、残りは真面目な歴史映画。

冷はいつも来るのが遅いよ!
牛がひと仕事したあとに来ても遅い!
穆森を抱きしめて、戦の最中にのんびり歌ってる場合じゃない!

血滴子の時期リーダー・穆森は、もっと戦闘的見せ場があるかと思ったら、無かったですね。
鉄砲隊相手に、ギロチンで無双してほしかった!

漢人の子どもが可愛くて、私も、海都の部下みたいな絶望顔になっていたのですが、助かってよかった。
と思ったら、その後に容赦ない大砲攻撃が!

冷は天狼及び漢人が大事で、海都は冷のことしか考えてないので、乾隆帝は意外と孤独。
乾隆帝が長生きしたという最後のテロップに、確かに武侠映画は悲劇的だと身にしみました。



2013年12月08日(日)
少庵ゆかりの茶道具展

8日、松福さんにお誘いただいて「少庵ゆかりの茶道具展」(表千家北山会館)に行ってきました。

少庵というのは利休の息子で、千家二代目です。
が、実子ではなく、妻の連れ子。
実の父は能楽師で、松永久秀をかばって刺客に刺されて亡くなったとか。
VTRを見て、初めて知りましたが、波乱の人生だなぁ! 誰か、歴史小説家に書いて欲しい。

そんな少庵のお手紙やゆかりの茶道具の展示を見て、そのあと、お菓子とお茶をいただきました。
ちゃんとした着物の方が多い中で、私はタートルネックにニット帽という珍妙な出で立ちで紛れ込んでて、失礼しました(^^;
松福さんは、ピンクに近い赤が入った、おしゃれな紬で、とてもモダンで素敵でした。

お昼は「IN THE GREEN」で…と思ったら、11時半で13人待ちの行列でした。
ここは予約不可なのです。10時に来ないとお昼食べるのは無理ってことですね(^^;

というわけで、少し離れたイタリアンのお店へ。
サラダが美味しかったです。

私が一週間前から風邪を引いてて、ゆっくりできなくて申し訳なかったのですが、またゆっくり北山に来たいと思いました。
着物だと、植物園も銅版画の庭も無料ですしね。かわいいお店も多いし。

<写真>
ニット帽には、7日の「パレット河原町 冬ののきさき市」で買った、鳥のブローチをつけています。
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2013年12月07日(土)
河原町「冬ののきさき市」

パレット河原町商店街の「冬ののきさき市」に行ってきました。

知恩院の「手作り市」と似たようなものですが、出店料が安いらしくて、知恩院より商品がお手頃な感じ。

職業訓練のクラスメイト・持木さんが出店しているというので、ブローチを買いに。
鳥好きの方なので、鳥モチーフ。
オレンジコートの襟につけて帰りました。
ストール留める時とか、無地の帯のアクセントにも良いかもしれませんね。
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2013年12月06日(金)
課題でTOPページ作成

学校の課題で、イラストレーターでサイトのTOPページを作りました。

テーマは自由なので、架空の作家のサイトという設定で作ってます。
素材は、全てフリー素材を借りてきてます。
いざUPしようとしたら、スライスした画像が35個くらいあって難儀した。スライス位置をもっと考えるべきだった(^^;
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2013年12月05日(木)
履歴書・ジョブカード作成

先週の授業は「履歴書・ジョブカード作成」。
一日だけの先生でしたが、為になりました。

私は今まで、履歴書を折り曲げて入れてたけど、それは厳禁。
白い、A4の封筒に入れて、できればクリアファイルに入れるようにとのことでした。
知りませんでしたよ。お恥ずかしい(^^;

あと、面接後のお礼状なんですが、以前に「職業人教育」で競争先生(仮名)が来られたときは「メールでいい」とのことでしたが、
今日の礼状先生(仮名)は「メールもワープロ手紙も絶対ダメ! 手書きで本日中に出すべし!」とのことでした。

あと、顕在化する前に求人に応募するのが一番採用確率高いし、企業も手間省けるので、気になった会社には電話して聞くか、HPをチェックしろ(求人サイトには載せないで自社サイトだけに載せるポリシーの会社もある)等など。
indeedっていう便利なサイトも初めて知りました。

あと、生徒から質問出るたびに「素晴らしい質問ですね」と言ってくれたり、「みなさんは、優秀ですね」とポジティブな言葉をちょいちょい挟んでくれる、良い先生でした。

ある京都の会社が、1代目茶葉、2代目プロパンガス、3代目ドメイン、と売るものを次々変えたという話を聞いて、伝統と節操なし、まさに京都! という感じで笑いました。

あと「京都の会社の特色は?」と質問でしたら、
礼状先生曰く「長く続けることに命をかけていることです! 『うちは300年なんで若い方ですわ』って普通に言われます」



2013年11月24日(日)
石山で女子会

ホタルさん・森田先生・リョウさんと女子会してきました。

JR石山駅近くのIMAMURA KITCHENにて。
ランチプレート美味しかったー。ボリュームがあって、お腹いっぱい。
おしゃれなお店でした。

その後、石山寺に行って、写真を撮ってきました。
紅葉が綺麗。
おおつ光ル君が沢山いた!
(立て看板とか。光ル君は大津市のゆるキャラです)


ホタルさんは、雪輪柄の着物に赤い帯で、とても可愛かったです。
今日は、娘さんも一緒で、とても元気で面白かった(笑)

私は紅葉の羽織です。
(本当は、季節を少し先取りする方が良いのでしょうが、そうそうタイミング良くは着られないので)

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2013年11月17日(日)
プーシキン美術館展

17日、ダリMさん、らいらさんとプーシキン美術館展に行ってきました。

お昼は、らいらさんオススメの「ブルーム三宮店」へ。
ビルの4階。こんな駅近に、おしゃれなカフェがあるの知らなかった!

スイーツ付きのランチセットを頼んだのですが、美味しかった。

らいらさんは、ジャケットに、クリップ式の羽織紐っぽいものをつけてはって、可愛いなーと思ってたら、フェリシモの商品だそうです。
紐部分がゴムになってて、機能的。

プーシキン美術館展は、そんなに混んでなくて、ゆっくり見られました。
ルイジ・ロワールの「夜明けのパリ」がよかったです。

ちょうど原田マハの「ジヴェルニーの食卓」を読んでいたので、作中に出ている画家の作品を見られて、面白かったです。

入口のところで、同じポーズして写真を撮りました。
ちゃんと花も用意してあるんですよ!
そして、お隣の写真は、コレクターである富豪のお部屋です。

博物館を出たあとは、雑貨屋さんをブラブラ。
モンプリュでケーキセットを食べました。
美味しかったー!

リサイクル着物店の「最旦館ケイコ」さんで、帯締め(300円)を買いました。
帯も、状態のいい綺麗なものが2千円くらいで、お手ごろでした。

地下にあって、らいらさんがお店を探し出すのに苦労してはりました(^^;
行かれる方は、地下にあるので、見落とさないようにお気を付けください。

最後に、四季愛彩ダイニングで、豚のネギ塩セットを食べました。
美味しかったですが、めっちゃお腹いっぱいになりました(笑)

この日の着物は、四天王寺の骨董市で買ったもの。
出かける前に、黒い半衿が似合わないことに気づいて、レースを上から両面テープで貼りました。
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2013年11月14日(木)
webデザインの職業訓練

11月から、webデザインの職業訓練校に通ってます。

自己紹介で「着物大好き。着物のネットショップに就職したい」と言ったので、 持木さん・Fさんから「私も着物好き!」と話しかけられました。

しかも先日、学校帰りに「優彩」に寄ったら、持木さんとバッタリ会いました。
(「優彩」は、室町通にある、作り帯500円とかの安い着物屋さんです)

他にも、前職が友禅染の絵付け師だったという・Tさんがいらっしゃいました。
仕事についたきっかけは、大学に来てた求人だそうです。美大の日本画専攻だったそうで。
「決められた柄に決められた色を塗るだけだから、塗り絵みたいなものだよ。作家性とか創造性は無し」
っておっしゃってたけど、羨ましい〜。

HTMLとCSSのテキストは昨日終わって、今日からJavaScriptに入りました。急に難しい。

通常のwebの授業とは別に、職業人教育という日もあって、先週は、企業のロゴを作りました。
紙にペンで描いて、皆の前でプレゼンするというもの。

色鉛筆持ってくれば良かったと思いました! 
データで作った人(パワーポイントなど)も、見栄えが素晴らしかった。



2013年11月11日(月)
「狼の群れと暮らした男」ショーン ・エリス

狼が好きすぎて、狼になってしまったイギリス人男性の話。
大人が、狼の群れと、群れの一員として二年間暮らすことが可能なんだ! というのが驚き。

狼は、頭が良くて繊細で、社会性の高い生き物なんだなぁ。
狩りもできない足も遅いひ弱な人間を、群れの最下層として、養ってあげるんだから凄い。
群れのボスがメスというのも、ビックリ。

狼を理解すればするほど、人間社会から遠ざかる作者。
パートナーを次々乗り換え、「運命の人」と言ってたエレンと添い遂げるのかと思ってたら、解説で別の人と結婚してることを知って驚き。
おい! 今までの生き方を反省したんじゃなかったのか!

犬を飼ってるので、参考になることが多かったです。



2013年11月10日(日)
「噂の女」奥田英朗

一人の悪女を、いろんな人の目から見た連作短編。
庶民的な雪穂(「百夜行」)みたい。

奥田英朗って、男性なのに、女性の味方っぽい視点。

最初、美幸は悪人に描かれてるのに、
最後は、「世界中を見れば、男に殺される女の方が圧倒的に多い! 少しくらいやり返してもいいはず!」と女性から支持される始末。

リーガルハイみたいに、保険金殺人の美女って、普通は世間から叩かれそうなので、意外な展開だ。