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やすみ日記
梅子
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2006年02月18日(土)
「映画館で逢いましょう」

鳩村衣杏「映画館で逢いましょう」1・2巻を読みました。
映画配給会社の仕事が詳しく描かれて、実に面白い! 一巻は特に、仕事ばっかりになってて、ラブ少なめです。でも、ちゃんと互いに惹かれる説得力がある。
大手印刷会社を退職した主人公が、転職数週間にして、着ぐるみに入って、試写会時間訂正のはがきを夜中に印刷会社に発注し、パーティでてんてこ舞い。いやー楽しいね! エンドロール見ると泣いてしまうってクセも、効果的に活かされてるし、個性的な社員さん達も、いい味出してます。
ただ、主人公が控えめすぎるところが、歯がゆい。一流私大を卒業して大手企業に入って、3000人の倍率くぐり抜けて転職、おまけに顔が良くて仕事もできるのに、これで自分に自信がないって…嫌みなんじゃー!とちゃぶ台ひっくり返しそうになりました。そしたら、キレ者上司が「能力あるのに自信のない奴、嫌い。はた迷惑だから」とバッサリ言ってくれて、スッキリ。全くだよ、島さん。
「邦題を明日までに50考えてこい!」って言われたり、配給に携わる人も大変ですねえ…。確かに、原題と邦題って全然違うものね。このお話を読んで、久々に映画館に行きたくなりました。単館上映系のやつ。なんか面白いの、ないかな〜。



2006年02月17日(金)
朝丘みなぎ「パセリ」

朝丘みなぎ「パセリ」1巻を読みました。
かーわーいー!! 絵も話も。何気ない日常、ふと交わす好意。そうそう、こういうのが読みたかったの!
BL師匠・多紀さんに「対等なカップルが好きなんです!」と話して、教えてもらった漫画です。
可愛川が、「オレは臆病でフニュフニャだ」と、三反園に謝る場面が好きです。いい子だなぁ。パンツパンツと騒いでる場面と、「ちゅどーん」と色仕掛けしてるところも好き。三反園も、クールな美形なのに、嫉妬深かったり人間臭いところが良いねー。
さて、2巻探しに行こ。2巻。(2002年頃発行なので、あんまり本屋に置いてないんですよ)



2006年02月08日(水)
ふゆさんとお食事

ふゆさんとお会いしてきました。

なんと、ふゆさんの職場、お隣のビルだったんですよ。メールで会社の場所を話してて、ビックリしました。「それ隣です!」って(笑)
会社帰りに待ち合わせて、イタリアンのお店に。どのお料理もおいしかったです。
ふゆさんには、ものごっつい本をお薦めしていただきました…「冬の星座」。正直、ふゆさんの説明だけでお腹いっぱいです(><)衝撃の展開なんですよ。
ガラスの仮面最新刊における、桜小路くんの行動を聞いて、大笑いしたり(携帯でマヤちゃんの写真を山ほど撮ったり、いるかのペンダントを贈ったりしたそうな)。学研のもえぎ文庫創刊に驚愕したり(私が「他に、ここがBL出したらビックリするって出版社は、岩波ですね」と言ったら、「それはないでしょう」と言われました)
ふゆさんは、特別BL好きではないが、仕事上扱わざるを得ないので知識はあるって方なので、突っ込みが毎回オモロイです。とび職ものは無いの?とか。あったら、私も読んでみたい。

来週は京都で、再来週はまた大阪に戻ってきます。通勤は大変だけど、お店がいっぱいあるのは楽しいですね。



2006年02月06日(月)
ブロードキャストを突っ走れ!

「ブロードキャストを突っ走れ!」(神奈木智)を読みました。
テレビ局を舞台にした、新人アナと後輩アナの話です。仕事では厳しくて堅物な先輩が、本音を漏らすときだけ京都弁。萌えました。
後輩アナも、素直で明るくて良い子なのよ〜。二人とも、仕事に一生懸命だし。先輩が後輩に、普段の言葉遣いまで厳しく指導してるのが、素敵!
番外編は、狂言師の兄弟の話です。凛とした空気と京都弁が良いね。お兄さんの浮世離れぶりと潔癖っぷりが素敵だ。
どう考えても卯月の恋は上手くいきそうもないので、「三谷にしとけよ」と思っていたのですが、最後らへんにはほだされて、応援したくなりました。が、しかし、そうなると久納家の血筋が途絶える(--;
更に、シャレード誌上で続編を読んだのですが、すっごい気になるところで終わってる! 続きは続きは!? 
それにしても、祭河ななをさんって、随分絵が変わりましたね…。



2006年02月05日(日)
アンハッピーエンド

投稿した新人賞の、他の方の選評も読んだのですが、一つすごく面白そうな話があったのに、アンハッピーエンドだからという理由で落とされてました。雑誌掲載も無し。私はこれが読みたいのに!と歯がみしました。アンハッピーエンドってそんなに駄目かしら? 時には、単純なハッピーエンドより、きりきり舞いするほどの切ない話も読んでみたいのですが。

そして今日、作者さんの名前で、ネット検索したらサイト見つけました。万歳!
で、読みました。心臓がきゅーっとするほど切ないです。良い!すごく良い! 文章も繊細で情感たっぷりで、完成度高いし、田舎の景色や季節の描写も美しい。終わり方も、わずかに希望の見える感じで、いいよ〜いいよ〜。まだ胸がどきどきしてます。読めてよかった…!

朝塚めいさんの「永久機関の夏」という作品です。3月末までの限定公開だそうです。




2006年02月04日(土)
ハスキン

HUSKING BEEのアルバムを聞き返してます。
やっぱ格好良いよ。なんで解散しちゃったのよ、ばかー。…といっても、10年もやってれば色々あるだろうし、仕方ないんでしょうけど。この格好いい曲たちが埋もれちゃうのは寂しいので、どこかのバンドがカバーしてくれないかなぁ。
好きなアルバムは「ステディ・ステイト・セオリー」と「バリアンダンテ」です。
曲は「新利の風」と「WALK」ですね。
最後らへんにファンになったので、イメージチェンジ後の日本語詞のアルバムの方が馴染みがあります。カラオケに一人で行って歌いまくりたいなぁ。



2006年02月03日(金)
お知らせ

バッテリーの更新は、今後いたしません。
今まで訪れてくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、すみません。まだ更新するって言ったのに、できなくて。
理由は、パソコンのハードディスクが壊れて、書きかけのデータも全部だめになり、書き直す気力もないためです。本当にごめんなさい。もともとずっと更新を止めていたので、いまさらという感じではありますが。倉庫の方はそのまま置いておきます。裏のほうも、請求がありましたら、お答えしますので。

定期の払い戻しはできました。最初はだめって言われたんですけど、継続して大阪方向の定期買いたいって言ったらOKでした。



2006年02月02日(木)
食玩

コンビニでお茶を買ったら、おまけが付いてきました。
原人です。血まみれのシマウマの足付き。ギャー!! 天下の海洋堂製作。リアル過ぎて怖い。
会社で「それ何ですかー?」と聞かれたので、「お茶の食玩です」と答えたら、怪訝な顔をされました。他の女の子にも「しょくがん?」「知ってる?」「さあ…」と戸惑いが広がっていきました。
私は、てっきり一般的な言葉だと思ってました…(--; 隠してもにじみ出てしまうオタク臭さを、何とかしたいです。



2006年01月28日(土)
結果が出ました

9月に投稿していた小説の、結果が出ました。
一次審査落ちです。雑誌の寸評は「せっかくのアイデアや内容を読者にどう魅せるかのツメが甘い。キャラクターは好感が持てる」とのことでした。もっとキツイつっこみを想像してたので、ひとつでもフォローしてもらって、ホッとしました。友達一人にしか小説を見せてないので、他の人に読んでいただいて、反応をいただけたってことが、すごく嬉しい。



2006年01月25日(水)
元町雑貨屋めぐり

昨日は、あもさんと神戸デート。二年ぶりくらいの再会です。

元町駅で待ち合わせて、まずはMADO MADOへ。ヘルシーなランチとお茶が美味しかったです。しかけ絵本が置いてあったので、見てたら、「オズの魔法使い」、なんと竜巻が回転するんですよ。すごい! 細かい仕掛けに感心。
あもさんのお仕事は図書館司書なので、ちょっと質問。「司書さんって“本のソムリエ"みたいなことをしてくれはるのでしょうか? 例えば『失恋したんですけど…私の心の隙間を埋めるような本を!』と言うような漠然としたリクエスト」
あもさん「ありますよー。『感想文の本ください』とか(訳:読書感想文を書きやすい本)。あと、困るのが『面白い本ください』ね!」とのことでした。そっかー。じゃあ、今度司書さんに相談してみます(何をだ/笑)

その後は元町で雑貨屋めぐりです。 
VIVO VA BOOKSTOREに「子どもと昔話」という雑誌が置いてありました。建築やデザイン関係の多い本屋で何で?と思ったら、『小沢健二の小説「うさぎ!」連載』のPOPが。こんなところで活動してたのか! 発行者は小沢君のお父さんでした。
他にも、栄町ビルディングや海岸ビルヂングなど、レトロビル内の雑貨屋さんへ。みんな3階4階にあって、エレベーターが無いので、ひたすら階段を上り下り。この日は着物だったのですが、ピドヒールという足形下駄を履いてたので、足も痛くならずにガンガン歩き回れました。
海岸ビルヂングは、探偵事務所でも入ってそうな雰囲気の建物。中に「いるか設計集団」という会社が入っていて「何を作ってるの…?」と思いました(社長さんの名前が「いるか」なのか?)
雑貨屋さんはどこも可愛くて、時が止まったような感じでした。内装も、ドアノブすら可愛いv 「antic」という服屋さんがすごく可愛くて、買いやすいお値段だったのですが、着物なのでスカートもワンピースも試着できない…(;;)セーターだけ買いました。またいつか来よう。

どこにもおしゃれなフライヤーが置いてあって、色々持って帰りました。服の形に布を切って貼ってあるやつとか、栞の形のやつとか、凝ってる。
カフェでチャイを飲み、休憩しつつ、「こんな形の本とかペーパーを作れると良いね」というお話を。そうですね。
私「エルレの細美さんって、外見20代にしか見えないですよね。肌キレーだし」
あもさん「たうみさんの日記見ました?」
私・あもさん「「美肌ガーデン!」」
という話で盛り上がりました。たうみさんが日記で、エルレのこと美肌ガーデンと言ってはって、言い得て妙だと思ったのでした。細美さんみたいに中身が若いと、外見も若くなるのかしら。しかし、なぜ新曲のプロモは女装…あれでエルレを知る人も多いのに。

帰りは三宮ジュンク堂へ。エレベーター脇に「大人の科学」コーナーが! バックナンバーも別冊(?)も全部ありますよ!。ホームスターまで売られてました。
探偵セット! 欲しー!(何を捜査するんだ…)
話題の本コーナーにも、大平貴之氏の著書の横に山積み。さすがだぜジュンク。
ここ、漫画・ライトノベル棚のPOPやポスターがすごく多いのですが、「暴れん坊本屋さん」の記事のコピーが貼られていて、お客さんが「新聞に載った本を」って尋ねてくるけど、いつなのか分からないって言う話。あもさんが「そうそう!」と深く同意されてました。「大抵、一週間前って言ったら、一ヶ月前だしね! 『頭がいい人、悪い人の話し方』とか、だれも正しいタイトル言えなかったわよ!」とのこと。そ、そうか…(笑)

可愛いものをいっぱい見て、楽しい一日でした。今度は北堀江とか行きたいですねー。
              ◇
あもさんから、ANATAKIKOUのスペシャ列伝を録画したDVDをいただきました! ありがとうございますー。やっぱ、松浦さんは頭がおかしかったです(笑)なんで、「幻想港町」や「アーチ、越えて」ではなく、メンバー紹介付き「モネラ氏の庭園」を放映するんだろう…。これで初めてアナタを見た人は引いたろうな(苦笑)
他にも、エルレやアジカン(RJF)も入っていて、今日は目をハートにしながら細美さんを見てました。やっぱ、よく通るきれいな声だ。そして、アジカン後藤さんは小っちゃくてかわいい(笑)