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やすみ日記
梅子
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2005年06月13日(月)
「プラネタリウムを作りました。」

大平貴之「プラネタリウムを作りました。」を読みました。
たった一人で、超高性能なプラネタリウムを作っちゃった青年の、自伝です。そんなこと出来るんかいな!?と思いつつ、本を読み進めていくと、困難や苦労が山盛り。でもそのたびに、工夫し、周りの人に助けられ、最後にはイギリスの国際学会で発表までしちゃいます。すごい! 最初一人でコツコツ作っていたのが、ついには海の向こうに飛びだしてしまう件は、自分のことのようにワクワクしました。
それにしても、表紙の天の川! なんてクリアで美しいんだ。星空に吸い込まれそうよ。こんなプラネタリウム見てみたいなぁ…と思ったら、常設してるの東京の科学館なんですね。遠い。メーカーと共同で、家庭用のプラネタリウム投影機も開発されたそうなんですが、人気で現在品切れだそうです。星に興味のあるちびっ子が、家でこんな素敵なもの見れたら幸せだろうなー。夢のある話だ。
           ◇
エルレガーデンの2nd、4thアルバムを聴いてます。やばい…めちゃめちゃ好き。胸がきゅーんとなります。なんていい声なの細美さん!訳詞もつけてくれて、英語苦手な私としてありがたい。ライブ行きたいなあ。今頃好きになってチケット取れるのか謎ですが。がんばろ。



2005年06月11日(土)
口笛

雨が降っていたので、図書館まで傘さして歩いていきました。帰り道、後ろから口笛が、だんだん近づいてきます。なんじゃーっと思って、早足で歩いていくと、横をすいーっと自転車が…母でした。
母は「なんで振りむかへんのー?」と気楽に言って、追い抜かしていきました。怪しい人かと思ったからやろ!って抗議したら、大笑いされました。私かどうか、最初は分からなかったので、口笛吹いたら振り向くと思ったらしい。まったく人騒がせな!



2005年06月09日(木)
ミヒャエル・ゾーヴァ展

ミヒャエル・ゾーヴァ展に行ってきました。
会社帰りに寄ってみたら、案外空き空き。お客さんはほとんど若い女性でした。一人で来て、じっくり絵を見てる方が多かったです。いや〜、ええもん見た。絵が素晴らしい!! 細っかい線で動物が描いてあって、丁寧で綺麗な絵なのに、くすっと笑える。大まじめに馬鹿をやってる感じが良いです。ウサギの王子も王様も豚もアヒルも可愛い〜。
会場を出て、グッズ売り場。画集…色々ありすぎて選べない(* *)絵はがきもポストカードも種類が沢山あって、素敵でしたけど。アメリに出てきた豚の電気スタンド、商品化してくれないもんかな。
帰りは京都駅地下のリプトンで、二色ソースのオムライスを食べました。美味しかったです〜。
ゾーヴァ展オススメですので、是非是非京都へお越し下さいv(回し者みたいですね…でも、空いてるのもったいないくらい、いい展覧会だったんです)



2005年06月07日(火)
メガネ、コサージュ

以前、眼科で「長時間パソコンを見るときは、度のゆるいメガネで」と言われたので、昔の処方箋を持って行って、作ってきました。トミーフェブラリーのような、赤フレームメガネ。かけると「真面目ちゃん」って感じ(笑)やっぱり、コンタクトよりこっちの方が楽ですね。

>ナツノさん
コサージュ、高いですよね〜。小さくて、それほど出番もないというのに。頑張って、デパートのフォーマルセールや、ネットで、安くて可愛いのを探し当てて下さい。



2005年06月04日(土)
小谷美紗子さんライブ

大阪サンホールで行われた、小谷美紗子さんのライブに行ってきました。

待ち合わせ場所のソニータワーに行ってみれば、すでにそこは'ソニー'タワーでは無くなっていた…。

ふゆさんが到着されて、一緒にサンホールへ。この辺よね…と三角公園の辺りを過ぎるとでっかいボーリングのピンが。
あれですサンボウル!(の地下)。

もう結構人が並んでました。客層はバラバラな感じ。
もっと女の子多いかと思ったんですけど、男性多し。中は、これぞライブハウス〜って感じの小汚い空間(失礼)。壁にも天上にもペイントが。なのに、パイプ椅子が置いてあって、これがちょっと座りずらかったです。

そして、この間の京都のイベントは寒かったのに、この日は暑かった。立ち見の人もいっぱい。

開場時間10分過ぎくらいに小谷さん登場。黒いキャミソールに肩だけボレロの可愛い衣装。ピアノとベースとドラムの三人編成です。しょっぱなの曲は…すみません、最近のアルバムを聴いてなくて知らないのですが、多分新曲。

で、次が「嘆きの雪」。その次の次が、「生けどりの花」。
うーん。この二曲は弾き語りで聴きたかったかな。ドラム側に居たんで、ドラムの音が大きくって、歌をじっくり聴きずらいんですよ。曲によっては、ドラム・ベース有りいいなって思うんですけど。

「子供のような笑い声」とかは弾き語りで聴けて良かったです。ニューアルバムに合わせてのツアーなので、新しい曲中心なのは分かるんですけど、昔のシングル曲とかあんまりやってくれないんですね…「永遠にねむる」「こんな風に終わるもの」「The stone」とか聴きたかったなぁ。

アンコールで「とりあえず今は泣いてしまおう」が聴けたのは満足。男同士の友情と別れを歌った歌で、大好きです。

終演後、ふゆさんと話してたんですが、「"彼氏の少年時代に遡って、第二ボタンを当時の彼女から奪いたい"って歌詞は怖い」と。小谷さんの今の彼氏は今日のドラマー(100sの玉田さん)らしいんですが、差し向かいであんな情念の固まりみたいな歌の数々…重いですね。

帰りに通りかかったお店に入ってバイキングを食べました。多すぎた(げふ)。自分で取ってくるんじゃなくて、注文してテーブルに運んでもらう形式だったんですよ。
デザート頼もうとしたら、「お皿の半分以上は食べて下さいv」と店員さんに言われて、無理矢理残りを詰め込みました。残してごめんなさい…でも美味しかったです。

ふゆさんのお仕事で、本の分類に迷ってるという話を聞きました。
アンソロジーとか、どうしていいか分からないそうで。
50代の上司にその概念を説明したが、理解されなかったらしい。それはそうですね。「あれは原作の著作権侵害してないのか?」とのことですが、多分してるんじゃないでしょうか…詳しいことは知りませんが。
「エルレとかこう…歌詞が青臭くて、ポッて顔が赤らむ感じですよね」って話をしたら、「ボーカルの子はきっとまっすぐで純粋なんだよ」というお答え。でも30歳越えてはるんですね。今日聞いてびっくりしました。そうは見えない。あんな曲を聴いて成長できる、今の十代の子は幸せだ。

子供の頃、何読んでたかと言う話で、ふゆさんは怪奇ネタ大好きだったそうです。
でも怖いので、恐怖新聞を井戸の中に隠してしまったそうで、その話の方が怖いですよ!! 私はコロボックルとか王様シリーズです。あと、「モチモチの木」は絵が怖いということで意見が一致。あの切り絵風の絵がなんとも…話はとても良いんですけど。

あと美味しそうだった絵本の食べ物。
ふゆさんは、ぐりとぐらのパンケーキ! 私は王様シリーズの卵焼きです。じゅる。
しかし、子供の頃から本好きだと妄想豊かに育つと思う。
三浦しをんさんのエッセイ、すごく気持ちが分かるもの。
さすがにあそこまでかっとんだ妄想はできないのですが、私も余計なところで行間を読むクセがついてます。

知識の仕入れ元、頭の中の引き出しが、現実の経験じゃなくて、漫画や本であることが多い…ヤバイですね。



2005年05月30日(月)
「嘘と代償」1をUP

裏に「嘘と代償」1をUPしました。「白の世界」の続きです。まだ続きます。


2005年05月28日(土)
誰も知らない、犯人に告ぐ

今日は、家で一人。予定もないので、雫井修介「犯人に告ぐ」を読み、「誰も知らない」を見ました。…落ち込んだ。一人で見ると余計寂しくなって、憂鬱になります。柳楽くんは、少年特有の魅力に溢れ、とても印象的でした。妹のゆきちゃんもかわいい。ほとんどBGMが無い中、最後に流れる挿入歌にぐっさりきた。似合いすぎだ。実際の事件ほどにはひどい描かれ方をしてないんだけど、この「誰も裁かない」ってスタンス、それはそれで結構堪える…。
「犯人に告ぐ」は思ったよりずっと地味な話で、警察内の人間関係やメディアの内部事情がメインな感じ。読み応えがあって面白かったです。津田さんを信頼して、彼にだけは弱音を吐く巻島さんに萌え(笑)植草をひっかけるところも、スカーッとしました。



2005年05月26日(木)
リンクに追加

リンクにナツノ様の「ひびあわ」を追加しました。
祝!オープン。前から日記を拝見していましたが、いよいよ正式オープンと言うことで、嬉しいです。これからも、かわいいイラストが楽しみです。



2005年05月25日(水)
「白の世界」UP

2003年10月にコピー本として発行した「白の世界」をUPしました。
当時、お買いあげいただきました方、ありがとうございます。そして、ごめんなさい。もう大分時間が過ぎたので、サイトの方にもUPさせていただくことにしました。ご了承下さい。
巧と青波に挟まれた豪ちゃんと、ひっそり健気な伊藤さんの話です。



2005年05月23日(月)
大津の一日

高校時代の友達と、大津で会ってきました。
まず石山で待ち合わせて、喫茶去という中国茶専門店へ。川沿いにある、眺めのいいところにあるお店でした。対岸に、森に囲まれた古い洋館がありました(しかしボロボロ。どういう由来の建物なんだろう)。薬膳料理と中国茶とみつ豆ゼリーをいただきました。身体に良さそうで、美味しい。中国茶、本格的に入れ方を教えてくれはって、面白かったです。2人の近況もわかって面白かった。一人は新婚さんなので、結婚に至る経緯も聞いたり。素敵だなぁと思いました。台湾で撮ってきた変身写真(ドレスアップしてスタジオで撮影したもの)を見せてもらいました。本当のモデルさんみたいでかわいい! もう一人には、研究について聞いたり。まだ本決まりではないけど、7月から2年間インドに留学するかもしれないってことで、ビックリしました。「インドでは毎日カレー?」と冗談で聞いたら、それがほんまにそうなるかもしれんらしい…大変だ。
その後はクルーズの予定だったんですが、のんびりお茶してたら、出港時刻に間に合わず。残念ながら諦めました。船がレトロでかわいかったです。
滋賀県立近代美術館の「高田敬輔と小泉斐展」に行きました。最初が、すんごい不気味なにんまり顔の「寒山捨得図」でインパクトありました。そうした迫力のある絵にまざって、キレイな草花の絵や、美人図、絢爛豪華な曼荼羅もあって面白い。魚の絵もきれいでした。常設展示の近代美術は意味不明でした。毛布を壁にピンで留めただけのやつとか…「これ芸術? 正気?」って(笑)
最後は、ガストロノームというレストランへ。雰囲気のいいお店で、パンもわたり蟹のスパゲッティも美味しかったです。パン食べすぎでお腹パンパンに。
いっぱい美味しいものを食べてのんびりしたので、楽しかったです。滋賀はいいとこですね。