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やすみ日記
梅子
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2005年04月23日(土)
インファナル・アフェア

「インファナル・アフェア」見ました。
ずっとハラハラドキドキしっぱなしで、「どうなるんだ、どうなるんだ…」と思っていたのですが、最後にタイトル(意味「無限地獄」)が活きてきますね。これからどうなっちゃうのラウ…。
善人じゃなく、悪人が生き残ってしまう辺りが複雑ですね。しかも「長生きは幸せではない」というようなテロップ流して。うーん。凄い。
脚本も良いのですが、映像が格好良くて。ビルの壁面に映る人影とか、濡れた駐車場の床に映る照明とか、上から人が落ちてきたり、最後のエレベーターが何度も閉まらないところとか。キョンのシーンもやられた!って感じで、泣きましたよ。ベタですけど。警察に潜入したマフィア役のアンディ・ラウが非常に格好良かったですよー。→優秀な警官として出世して、結婚も控えてそりゃ、足抜けしたいって思うよね。でもそれが地獄の始まり…。←全体的に抑え気味の演出、暗めの映像で、あんま派手ではないのに見せ方が上手い。ハリウッドでリメイクされるそうですが、華やかな雰囲気でバンバンアクションするよりは、こういう方が好きやなぁ。



2005年04月10日(日)
ホテルデュー大山崎

昨日、今日と桜満開で花見日和ですね。
大山崎山荘に行ってきました。桜も緑もきれいで、家族連れや絵を書いてる人が多かったです。
帰りにJR大山崎駅前のプチホテル1Fのカフェでランチ。他にも雑貨屋やギャラリー、教室なんかが入ってて、ナチュラルで素敵な建物。カフェもかわいかったです。「十日市」と言って、ワゴンやお店で手作り雑貨や観葉植物が売られてました。



2005年04月09日(土)
「破裂」久坂部羊 

「破裂」を読みました。現役の医者が書いた小説です。「医者は三人殺して一人前になる」というオッソロシー帯付き。
「白い巨塔」みたいな医療過誤メインの話なのかな、と読み進めていくうち、厚生労働省のお役人(暴走気味)が出てきて、話はとんでもない方向へ。
冒頭の医療ミス体験談連発には、マジで医者行きたくない…!とブルブル震えそう。ぶきっちょなら研究だけに没頭してよ助教授! うっかりさんなら医者にならないでよ女医!とか突っ込みどころ満載。笑え…ないですね。著者が大阪大学医学部出身なので、作中の舞台も阪大を思わせる「阪都大学」となっております。どこまで実話やねん! ほんま怖いわー。
厚生労働省のマキャベリ・佐久間が、日本の少子高齢化を解決するためにとんでもない計画を進めるんですが、それが、ネタバレ→PPP(ぴんぴんぽっくり)。お年寄りに元気なまんま、ぽっくり死んでもらおうというわけ。そのため、阪都大の助教授が開発した、患者の心臓を一時的に若返らせ、数ヶ月後に破裂してしまう副作用を持った治療法を使うことに。もちろん心臓破裂のことは伏せて。←んな、アホな!と思いますが、医療知識の裏付けと、関わる人間の背景の描き方が上手いので、実際あり得そう…と説得力を持って読ませられます。最後はちょっと尻つぼみかなと思うのですが、中盤は文句なしに面白いです。美貌の人妻・江利子さんと麻酔科の江崎医師はもっと何かあるのかと思ってたよー。佐久間も、なぜそこまでして計画を進めるのか、動機が分かりづらかったし。ジャーナリスト・松野も、香村助教授もあんなあっさり殺されてしまうなんて。物語上の必然性がちっとも分からなかった。



2005年04月03日(日)
SAW

映画「SAW」を見ました。
TSUTAYAに「誰も知らない」を借りにいったら、全部貸し出し中でしたので、代わりにこれを。ペリエさんお薦めの映画で「そんなに怖くないですよ」とのことだったんですが…怖いですよ!? ドキドキして心臓に悪い。ハラハラさせてどんでん返し。音楽も映像も凝ってて、話は面白いんですけど、私向きではなかった様子。乙一さんの「セブンルームズ」を思い出しました。



2005年03月31日(木)
小谷美紗子さん

本日、「京からデジタル!前夜祭」というライブイベントに行ってきましたー。小谷美紗子さんが出演されるので。
新風館にて、京都ゆかりのアーティストが出演。最初はフォークシンガーの高石ともやさんで、次がザッハトルテ。アコーディオンとギターとチェロという珍しいトリオです。初めて聴いたのですが、なかなか良くて。ヨーロッパの街角っぽいイメージ。アコーディオンってのどかなイメージですけど、意外と格好いいんや、と思いました。
で、いよいよ小谷美紗子さん! ちっちゃくて可愛い方でした。服装がほんまに普通やったんが勿体ない。しょっぱなから、ダーンと「嘆きの雪」。凄い迫力。続いて「火の川」。ひゃー。贅沢な選曲! 次に「STAY」で、最後2曲は新曲。「雨音呟く」と「儚い紫陽花」。背後のスクリーンいっぱいに紫陽花が映し出されたのがキレイでした。聴きながら泣いてしまいました。ところで、屋外のイベントやったんで寒くて寒くて。もっと防寒してくれば良かった。



2005年03月30日(水)
恋する文房具

今月の「Lマガジン」、文房具特集でしたので、買ってしまいました。くー。
六角形のレターセット可愛いですね! 王子動物園のゾウうんちのリサイクル便せんに驚き。奈良国立博物館の仏像文具も面白い。お手紙カフェなるものの存在も初めて知りました。ギャラリーアンフェールと合わせて、一度行ってみたいです。



2005年03月27日(日)
「銀盤カレイドスコープ」

「銀盤カレイドスコープ」(海原零)1,2巻を読みました。
こんな面白い小説読んだの久しぶりです。しかも初めて読むレーベル、作家さんでこんな大当たりとは。これがデビュー作だそうですが、凄い実力。
フィギュアスケートの話なんですが、男の子向け文庫なので、表紙が萌え系イラスト。手に取るのに勇気いりますが、中身はスポ根です。おまけに主人公の女の子がとっても毒舌で高慢知己(そこがミソ)。実力はあるのに、なかなか大舞台で結果を出せない中、カナダ人少年の幽霊にとりつかれて---っていうあらすじ。
幽霊の彼が100日しか居られないっていうのが、最初から悲恋の匂い漂っててときめいたんですが、案の定、最後で泣いてしまいました。鉄面皮タズサちゃんから固さがとれていって、ピートのアドバイスでどんどん勝ち進んでいく過程も楽しいし、競技場面の描写も臨場感たっぷりで楽しい。個性豊かなライバル達の配置も絶妙です。
「DIVE!!」を読んだときの面白さと似てます。視覚的なスポーツを活字で読む楽しさとか、オリンピック代表選考の周囲の思惑や選手同士の葛藤等々。はらはらしっぱなしでしたが、最後も納得のいく終わり方で、やられた!という感じ。ご都合主義にもなりすぎず、必要以上のうんちくを語らず、うまーい具合に構成されてて、すごいなぁと思いました。

「天狗の八衢」プレイ日記を分離しました。ご覧になりたい方は、トップページからお入り下さい。



2005年03月23日(水)
マカとローズヒップ

サントリーの「マカディア」のCMに出てくる猫、酒井駒子さんのデザインだったんですね。全然気づかんかった! スタイル良いーと小雪さんに目がいってました。猫のストラップ目当てに買ってみたいかも。美味しいんかな? 酒井駒子さん、関西で単独で展覧会やってくれへんかなぁと思ってるんですが、なかなか実現しませんね。


2005年03月22日(火)
無人島デブさん

木原音瀬さんの「Don't Worry Mama」を買ってきました。
新刊の平積みの中で、そこだけ減ってて、あと一冊。待ちに待ってた人が多かったんでしょうね。表紙、一人かと思ってたら、背後に今蔵が居ました! どうせなら、どーんとのせて欲しかった…。中にも顔の見えるイラストは無いですし(痩せてからのはあるけど)。
しょっぱなから、今蔵のあまりのデブ描写(四重アゴに芋虫のような指)と性格の悪さにウッ…と思っていたのですが、無人島で食料を独り占め、あげく差し入れた野菜を踏みつけにするにいたっては、呆れてものも言えん。どうやってこんなのと恋に落ちるって言うのさ…と思っていたら。ネタバレ→あっという間に性格改善されてラブラブに。ちょっと物足りなかったです。最後もちょいデブで居て欲しかった。痩せて美青年になるなんてさあ、都合が良すぎる(BLってそういうものかもしれないですが。木原さんにはそういうの期待してないので)←このお話の教訓は、「運命の人は身近に居る。外見にとらわれるな」ということだろうか。



2005年03月19日(土)
ハチクロ7巻

「ハチクロ」7巻買いました。竹本君が森田先輩に寄り添ってるような表紙…ん? 松島とか瑞巌寺とか去年行きましたよ! 竹本君が感心してた細工も見ました。山田さんが「このまま一生ひとりぼっちなのかな」と言ってましたが、(いや!山田さんほど可愛くて、それは絶対ありへんから!!)と心の中で突っ込み。つか、今の私には痛いセリフやわ。ところで、アニメは関西では放送しないのかな?