鋼の1〜3話の再放送が、たまたまアニマックスでやってたので、見ました。TV放送を6話から見始めたので、最初の方の話は見てなかったんです。始まる前に数分、エドとアルによる登場人物紹介みたいなのがやってて、可笑しかったです。家を焼くシーンの音楽とセリフが胸につまりました。兄弟の絆の強さが切ないです。サントラ欲しいなー。やっぱアニメは上手いこと原作を切り取って脚色してますね。絵的にハデなように。原作ファンの方には複雑かもしれませんが、私はアニメが好きです。合間に「スチームボーイ」のCMが流れてまして、こっちも気になる。なんて緻密な絵。 ◇ 「氷の海のガレオン」(木地雅映子)を読みました。書評の方に感想書こうかと思ったんですけど、上手く言えないのでこっちに。自分を天才だと思ってる早熟な女の子の話。ほんまに小学5年生か?と思うような、本や両親から得た言葉で、自分の考えを述べる杉子。母は詩人で、家には畑があり、図書室もある。そういう環境で育った杉子は、クラスで浮きまくり。ここに出てくるクラスの人間関係はリアルで、読んでて「うわぁ…」と嫌な汗をかきそうでした。私は杉子ほど賢くなかったけど、でも気持ち分かるなぁ。お母さんが杉子のことを心配してる様子にホロッときました。兄弟との関係もいいですね。表紙は松本大洋。栞が白とピンクのグラデショーンでキレイ。装丁も素敵な本です。
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