泡のように消えていく
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笑っているあなたを思い出すことも出来ない
うそをつくから素直になれないのか 素直じゃないからうそをつくのか
どちらかはわからないけど 誤っていることだけはわかる
ほんとはいつだって会いたいのに
曖昧な違和感の中で 今さらあなたがやさしくしても うれしいのかうれしくないのかわからない
あなたがやさしいという事実さえ すこし居心地が悪く思えてしまう
陽射しのせいにして あの人の目を見ないようにした
足元を見てわらって あの人の表情には気付かないフリをした
嘘ばっかり言って 嫌で嫌で仕方がなくても あの人が笑っているともうどうしようもなかった
嘘はあの人をつなぎ止めようとするだけで あたしの気持ちをごまかすものではなかった
あなたの気持ちが手にとるようにわかるよ もう違うところヘ行きたいんだね このまま気付かないフリをしていても あなたは違うところへ行ってしまうんだね
あなたのことを知りたくて あなたと同じことで笑いたくて あなたとずっと一緒にいたくて そう思ってここまできたから もうなんだってわかるんだよ
知りたくなかったあなたの気持ちも 手にとるようにわかるんだよ
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