泡のように消えていく
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夏が終わってく瞬間を 確かにあたしは見てたのに 今でもあなたはそこにいて 今でもあたしはここにいる
きみのこえがきこえる 遠くで 隣で 宇宙で きみのこえがきこえる ここにはいない きみのこえがきこえる
遠くで笑ってるはずの君を見たくて 少しずつ目を細めていったら 世界が白と黒だけになって 今はもう キラキラしてる指先を 思い出して笑うだけ
泣きたいんじゃないんだ ただ君に 笑ってほしいんだ
いいたいことがあったのに 思い出せない 思い出せないよ 君の歌を思い出そうとして 君のことばかり考えて そしてまた 君を想う
もう君に会いたくないよ 会えばきっとまた 忘れられなくなるから
ふっ と君が笑うのが嬉しくて なんか おもしろいことを探すけど 結局なにも見つからなくて 残念がってるあたしを見て ふっ と君が笑う それで あたしも嬉しくて ふふっ と笑って雨がやむのを待った
ふらふら歩く君に 今すぐ抱きついてみたい それで ふふふ と笑いたい
好きになりそうで でも 好きになりきれなくて いっそ抱きしめてくれたらいいのに と 何度も思う 少しさむい夜
好きって何度いっても 気持ちがおさまらないよ あとからあとから押し寄せて いつもあたしをいっぱいにしてしまう
もう誰にも止められないよ 好きで好きで仕方がないよ
悲しみは夢の彼方 もうココには無いんだよ もう泣かないでいいんだよ 目を閉じればすぐに広がる 淋しいくらい 一人の世界
前から知ってたけど 君はいつも すごく優しいから 今日も勘違いしちゃうかと思ったけど あたし きっと今 前みたいに淋しくないから だから 君の隣でも笑ってられたんだね
友達みたいに 後悔しないくらい笑ってられたんだね
君からのメールはいつも
え? とか なんで? とか 無理。 とか
そんなのばっかりだけど それでも嬉しいから なんか不思議
ほんとはもっと長い方が嬉しいけど
帰り道が 楽しくて切なくて 今 世界が終わってもいいと思えた 一緒にいられるならなんだっていいと思った 限りなく狂って 君をひとりじめする
明日 また会っても 絶対もう好きにならないと決めたから だから あたしに笑いかけたりしないでほしい
嘘
思いきって 君の家の方向に身を乗り出して
大好きだー
と叫びたい
記憶はあいまいで 些細なことを覚えていたり 大事はことを忘れていたり 偶然だったり 必然だったり
それでもみんなが あの日を忘れていなかったのは たぶん奇跡だったんだと思う
もう 夏が逝くよ
だってホラ 陽射しが強すぎて ひまわりが落ち込むのを 笑ってるような 赤すぎる夕焼け
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