きまぐれ日記
せいあ



 ひきずってます。

今回、主人公が転校していくというラストで終わったせいか、何だか妙に後を引きずって、つらつら考えていたのですが、ふと。

泳吉くんって、最初からお父さんと一緒にNYに行きたかったんじゃないかなぁという考えに至りまして。

それというのもですね。
やっぱり、シンクロ公演成功=即転校に繋がるのはちょっと不自然だと思うのですよ。あれだけ必死になった仲間達と、そんなあっさり別れられるものなのか!?みたいな疑問がずっとありまして。

で、思ったんですが。

泳吉くんは最初から本当はNYに行きたかったんじゃないかと。
でも、今の状態(高校では落第寸前、水泳部では亀とバカにされ)では、あんまりにも惨めすぎて、まるで逃げるようで「行く」とは言えずに、結局、姫乃高校へ「逃げて」きたのではないかと。
このままNYへ行くぐらいなら、お爺ちゃんのところへ居候して、せめて落ちこぼれからは脱出して「ダメ人間じゃない普通の高校生」としてやっていく方を選択したんじゃないでしょうか。
ここいら辺、泳吉くんにも多少なりともプライドがあったのかな、なんて気がします。

だからこそ、普通の高校生どころか、「後悔しない、精一杯頑張った自分」になれるかもしれないシンクロ公演に必死になり、仲間とも友情を深め、頑張ったのかな、と。もちろん、頑張っている間、彼の頭の中にそれは浮かんでは来なかったでしょうが、潜在意識の何処かで「父親に認めて貰いたい」という気持ちがあって、それが彼の原動力になったんじゃないかなと思うんですよ。そこから、友を応援する気持ちとか、前へ進む気持ちとか、諦めないという底力が湧いたんじゃないかと。

そう考えるとね、何となく納得がいくんですよ。

まだ何も成し遂げていない自分を迎えに来た父に「まだ行くわけにいかない」と言ったことも。
シンクロ公演を見に来て欲しいと頼んだことも。

すべては「お父さんに認めて欲しかったから」なんじゃないかなーと思ったわけです。

公演が成功したら、そうしたらきっと自分は「胸を張れる自分」になれるから。
だから、成功したらお父さんについて行こう。そう思った――いえ、思えるようになったんじゃないかと思うんです。

お父さんに認めて貰える自分になったら。
そうしたら、一緒について行こう。そしてもっといっぱい話をしよう。
結局、13年間父子家庭という環境で育った泳吉くんはお父さんが大好きで、心の何処かでいつも「お父さんとたくさん話がしたい」と思っていたんじゃないでしょうか。

2つのことを同時にやることなんて出来ない不器用な彼のことだから(笑)

だから、そう思った途端、仲間との別離なんて吹き飛んじゃったんじゃないかな。
それに、洋介君が言ったように、彼らは「離れていても友達」だから。
そう自然に信じられるくらい、彼らの間には強い絆が出来たから。

だから彼はNY行きを決意したんだと思います。

……でも、いくら不器用だからって。

告白ぐらいは、ちゃんとしてほしかったな(笑)
こんな不器用な彼だけれど、いつかきっと栞ちゃんと再び巡り逢って、そうして「あの日、言えなかった言葉」を。「聞いて欲しかった言葉」を。
今度こそ、ちゃんと言おうね。

泳吉くん。



2004年09月24日(金)



 Mickey!

オリコンチャート初登場第1位だったらしい、ワンナイR&Rから生まれたキャラクター『ゴリエ』のダンシングソング。
私自身、ワンナイ自体はあんまり見ないんですが、このゴリエのMickey!は曲もダンスも好きだったんで、PV in Hawaiiという特典が付いたCDをゲットしたのですよ。

で、そこで初めてこの「Mickey!」のダンシングシーンを良く見たんですが。

ジョアンが居た。


……えー、このジョアンという子はですね、フルネームを「ジョアン・ヤマザキ」と言いまして。
現在NHK教育で放映中の「天才テレビくんMAX」が、まだ「天才てれびくん」だった最後のてれび戦士として、子役で出演していたのですよ。

確か何年かやったんじゃなかったかな。
その天才てれびくん内ではMTVという、てれび戦士たちが有名な曲をカバーして歌うというコーナーがあったんですが、そのコーナーでも良くジョアンは唄ってました。結構上手いな、と思ってたんですが、まさかゴリエの脇で踊ることになるとは思わなかったよ。。。

PVを見ながら、何か見た事ある子がいるなー、と思っていたら歌詞に「ジョアン」と聞き取れる箇所があって、歌詞カードを見たら間違いない、ジョアンって言ってるー! あんたやっぱりあのジョアンかーっ!!! と、思わずヒートアップしちゃいました。

……ウォーターボーイズの中尾くんといい、このジョアンといい、ウエンツくんといい、子役って成長早いね。。。(ウエンツの成長の早さっぷりには驚きすぎて声も出なかったがな…)
ちなみにウエンツくんも、ジョアンとの共演はしてませんが、何代か前のてれび戦士で、小学校低学年の頃に出ていらっしゃいました。そりゃーもー綺麗な美少年でございましたですよ。

天才てれびくん、結構あなどれません……。



2004年09月23日(木)



 もう少しだけウォーターボーイズ

オフィシャルブックが今月発売されたのと、やっと特典ディスクが付いている方(通常版)の劇場版ウォーターボーイズDVDを入手したので、もう暫くお付き合い下さい。

で、オフィシャルブック。
今頃オフィシャルブック?と思ったのですが買わずにいられない(笑)
結局祝日だというのに朝から買いに行ってしまいましたよ。
それで内容なんですが……。

劇場版・ドラマ1・ドラマ2、それぞれの舞台裏を深く掘り下げてほしいと思っている方にとっては肩すかしなしろもの。
ただ、全体に係わっているスタッフの本当の舞台裏を見てみたいと思っている人にとっては、なかなかいい仕上がりなんじゃないかと思います。
あと、DVDの特典ディスクや公式HPでしか読めない日記が活字になってたりしますので、そういう面でもお得かな?

インタビューなどは、ドラマ1の場合、既刊のメイキング本では「あの時はああだった」という記事だったのに対し、このオフィシャルブックでは未だ撮影している段階でのインタビューだったらしい記事が載っているので、メイキング本でしかインタビューを見ていない人は別のインタビューが読めることになります。
……もっとも、公式HPに掲載されているインタビュー記事が活字になっただけなんですけどね(笑)

ドラマ2の方は、メイキング本にも公式HPにも掲載されていないインタビュー記事が載っています。ただし、これも未だ撮影している段階でのインタビューらしい記事なので、ドラマ1のメイキング本のような「あの時はああだった」というような内容のものは読めません。

ただ、このオフィシャルブックの存在意義というのは、キャストインタビューではないと思うのですよ。
この本の意義。

それは映画からドラマ2まで係わってきたスタッフの本音が聞けること。
もちろん、映画からドラマ2までのフォトグラフもあって、それは、それぞれのメイキング本にはないものもあって、集大成。うん、まさに集大成のような仕上がりになってます。

正直言って、買って最初に読んだ時は「えー、なんだよ、こんな内容なのかよ」と思いました。でも、後から何度も読み直すうちに、読み落としていた部分とかにも気づいて「えっ、あれってこう作られたんだ」とか「あ、あの人はこんな風に思ってたんだ」とか、とにかく映画からドラマ2まで全体を通してのスタッフの生の声が聴けることは凄いことだなと思いました。
何しろ、映画を作った人からドラマ2で初めて係わった人まで、全部の声が聞けるんですよ(あー、脚本家とか、監督とか、プロデューサーとかのね)。

帯タイトルにある「完全収録」というのは宣伝しすぎかなーというきらいはありますが(笑)、買って損はない本ではあると思います。

ただし!
他のメイキング本に載ってるものやDVDを持っていれば見られる筈のものが大半を占めていますので、何か新しい情報が掲載されているの!?と期待して買うと、私のように肩すかしを食らいますよ。ご注意を(笑)

さて、次は映画版(通常版)のDVDの感想を書きたいと思います。
その次は、黄門様スペシャルの感想を書く予定。
そうしたら……次は何を書こうかなぁ(笑)



2004年09月22日(水)



 ウォーターボーイズ2最終回

今回は最終回の上に2時間スペシャルということで長くなりますよ〜(笑)
では早速、肝心要、大見せ場のシンクロシーンから!

いきなりダメ出しで恐縮ですが、泳吉くん。
水中でのシンクロはとっても上手だったけど、陸ダンス。
あれは勘九郎の方が上手かったよ。というか弾けてたよ(笑)
泳吉くんは、弾けてる他の面々(メインキャスト含む)に比べて、かな〜り地味というか遠慮気味に踊ってましたね。
ここまでシンクロ部を引っ張ってきた立役者、シンクロ部にかける情熱はこの高校生活を最後の思い出にしようとしている洋介君と同じくらい、いや、今やそれ以上にある筈なので、もっと弾けて欲しかった。
多分、「泳吉君」なら弾けてた筈。心の何処かに「市原隼人」が残ってたかな。
本当の「泳吉君」は、これを最後に転校するのだから、爆発!というぐらい弾けてた筈だよ。

でも、ダメ出しはそれぐらい。
本当に本当に、今回の2はパワーアップしてました!
エンドクレジットである程度のパワーアップは予想してましたが、それのン十倍もアップしてました!
公式サイトで組長が言っていた「ドラマ1は映画の2倍。ドラマ2はドラマ1の5倍。つまりドラマ2は映画の10倍!(監督・談)」は本当でした!
二時間拡大SPというせいもあるんでしょうが、ほぼ1時間丸々使ったシンクロシーンは圧巻の一言。是非、DVD−BOXを買って、フルバージョンを愉しみたいです(多分今回もあると思うので)
あの5段やぐらは凄かったなー。1回失敗したじゃないですか(補足:公式HPのボーイズ日記によると6回失敗したらしく。ラスト1回!との不破さんからの一声で何とか成功した模様)。あれもリアルでしたね。思わずテレビの前で「あぁっ」って叫んじゃいましたよ(笑)
栞ちゃん……ではなく、多分、石原さとみちゃんの方ですね。が泣いているシーンも良かったです。それだけ感動したんだよね。それだけすごかったんだよね(補足:そりゃ6回も失敗して7回目にしてやっとOKが出たら泣くわ)。私も泣けました。4段やぐらってだけでも前回あれだけ苦労したことをメイキングを見て知っているからこそ、5段やぐらなんてまさか!?と思いました。
DVD−BOXに前作同様メイキングが入っていることを祈ります。

さて、次は夏子先生と糟谷コーチ。
やっと誤解が解けました。やっぱりドーピングしたのは芦川さんだったんですね。
粕谷コーチの「水が恋しくないのか」発言。
早乙女先生の「シンクロを嫌いになれるわけがない」発言。
そして泳吉の「勝つことがすべてじゃない」発言。
色んな人の色んな発言で揺さぶられて揺さぶられて、シンクロ部の顧問を引き受け、最後にはほんの少しでしたがシンクロシーンを披露してくれた夏子先生は本当に晴れ晴れとした表情をしていました。
彼女ならきっと、これからのシンクロ部をより高見へと導いてくれるでしょう。

晴香先生もやっと男性恐怖症を克服ですね! きっかけが粕谷コーチというのも何ですが(笑) きっとあれです、荒療治。本当の男性恐怖症の方がそれで治るとは思いませんが、ここはリアルだけれど現実ではない不思議なボーイズワールドということで許して欲しいところです。
……でもなー。お祭りの日のあの早乙女先生の反応が気になったのに、とっとと退職かー。あれは何の伏線でもなかったんですかねー。晴香先生が男性恐怖症を克服したように、早乙女先生もノーマルに戻ってくるかと思ったんだけどなー(笑)
いや、早乙女先生の場合はゲイというよりは佐藤が好きだっただけで、もしかしてバイだとかいう可能性もありますけどね!(笑)

次は前作と被るエピソードをいくつか。
チケット、早々に渡しちゃいましたね。栞ちゃんに。しかも何の躊躇いもなく。まるで、渡すのが当然だ、みたいなノリでした。前回はあれが一種の告白だったからなー。なんか、あれ、もう渡すの?みたいな気分でしたね。
でも、このチケットのエピソードと、泳吉君のお母さんの命日のエピソードで梢ちゃんが良い子に変貌。前作では響子ちゃんは麻子ちゃんの勘九郎への想いに気づいていて、かなわないな、と諦めるわけですが、今回の梢ちゃんはそうではなかった気がします。ただ、二人の間に入り込めないな、と思ったのかな。
それぐらい、二人の間には自然に密な雰囲気が流れてましたもんね。
……しかしヨワスケ。せめて告白ぐらいはしてもよかったと思うぞ。いや、だからこそラストでの、あのシーンが切なくなるんですが。

そう、そのヨワスケ、あだ名の汚名を返上ですね!
カラオケ5人衆への、あのはっきりした物言い! 思わず泳吉君が止めるほどのヒートアップぶり! 情熱はあっても誰かを頼ることしか考えていなかったヨワスケとは大違い。大変貌を遂げました。
ヨワスケ、いや、洋介君が変われたのは、泳吉君一人の力ではなく、多分これまでずっと一緒にやってきた五人での色んな出来事のおかげですよね。
これで山本家は安泰かな?(笑)

「勝つことだけがすべてじゃない」

泳吉君が夏子先生に言う台詞。

「負けた人間は、勝った人間より何かを得ると思う」

泳吉君が加代ちゃんに言う台詞。

かつて粕谷コーチが三位のメダルと共に夏子先生に送ろうとしていた言葉をそっくりそのまま、今のその年齢で言えてしまうぐらい、泳吉君は成長しました。
それは、かつて青葉高校でバカにされ、姫乃高校で目的を見つけて頑張る楽しさを知った今の彼だからこそ言える台詞なのだと思います。
負け続けることの惨めさを知っている彼だからこそ。勝てなくても大切なものを得られると学んだ彼だからこそ。だからこそ、その言葉に重みが出るんだと思います。だからこそ、加代ちゃんは立ち直れたんだよね。
……ちょっと、変わり身が早すぎないかキミ?とつっこみたい部分もありましたが(笑)

それにしても、今回ドラマ2は、やっぱり何となく「ドラマ1立松バージョン」みたいな仕上がりになりましたね。
チケットを送り返された立松を親のところへ引っ張っていく勘九郎の役を、今回は矢沢家総出でこなしてましたが(笑)
せっかくお父さんに見て貰えるチャンスだったのにねー。泳吉君、本当に残念でした。つーか学園祭中止パターンて今回初だよね! びっくりしたよ! しかも、模試会場を強奪(笑)してやるとは思わなかったよ!
こんなとこでも2はやることのはちゃめちゃぶりがパワーアップしてました(笑)
でも、このエピソードのおかげで、やっとここへ来て教師が一致団結。
夏子先生と晴香先生が協力する、と言ってくれた時は本当に嬉しかったです。

そして、夜の学校。荒れたプールを片づける洋介君一人。そこに泳吉君が。――第一話と同じパターン。でも今度は二人じゃない、32人全員だ!
一年生も二年生も三年生も、みんなが自然に泳吉君のもとへ集まってくる。それは彼が頑張った証拠。
公演が終わってしまっても、例え離ればなれになったとしても、この絆はきっと切れることはない。
――と思ったら、集まったのは男子だけじゃなかった!?

あんなに険悪だった男子と女子が手を取り合って協力し合ってプールを片づける姿。親たちをも巻き込んで、絆はどんどん広がっていく。
目には見えなくても、キミはちゃんと「何か」を残せたと思うよ、泳吉君。
それはずっと目に見えることはないだろうけれど、ずっと消えることもないだろうから。
やっぱりキミは『救世主』だった。この、姫乃高校の。

それにしても今年の夜プールはとっても賑やか。……って、ちょっとマテ。
確か映画では、夜、プールの水が消火に使われて、朝までかかっても半分までしか注水出来なくて桜木女子のプールを借りた筈。
……何で今回は間に合ったんだー!!!
お約束か。お約束なのかここは。聞いちゃいけない、つっこんじゃいけないとこなのか。そこは納得いきませんでしたよ監督。
でもでも、そんなことは許しちゃえー!なエピソードも監督は入れてくれました。
そう、夜のプールに流れるラジオDJ!
前作を知っていれば絶対ににやりと出来るエピソード。今度は『虹』のリクエストではありませんでしたが、心憎い演出でした、監督。
……でも、だからって何で唯高並に人が集まる姫乃高校!?
確かここはもんのすごい田舎という設定の筈ですが、そんな田舎にまで広まっているんでしょうか、唯野高校シンクロ公演の噂は。
どう見ても唯高レベルで人集まってたぞ。学園祭でやるより集まったんじゃないのか?(笑)

そしてそして恋愛テーマ!
またこのオチかー!!

っつーか半年ぐらい待てよ泳吉。
何故にここで公演成功即転校になるんだー!!!!
あの夜に! あの夜あの後、何があったのー!!!!!!!
結局、栞ちゃんの『旅立ちの時』はフルコーラス聴けないしーっ。

あり得ない……あり得ないよこの展開……。
期待していたエンドクレジットも、何のことはない31人からのメッセージだったしさ……。そりゃあ、確かにクランクインしてすぐに撮ったらしいエンドクレジットなので役者からしたら変な気分だったろうけどさー。本編に関係するっていうから期待するじゃないかー……。
いや、それはそれでね。32人のメッセージなんて前回は思いもよらないことだったので、何だか自分(視聴者)に向けて言ってるみたいで良かったけどさ……。あうー。

あの「忘れないよ」は絶対告白だと思うのー!!!!

そしてここへ持ってきて『虹』か。ここで『虹』なのか。
もしかして『♪聞いてほしい言葉があるよ いつか言いたかった言葉があるよ』って歌詞はアレか? アレなのかーっ!?

前回は単純に、麻子ちゃんが好きな曲という設定で使われてましたが、今回はこの恋愛要素の答えとして使われてるんでしょうか。謎です。謎ですよ。気になりすぎます! どーして完結させないの〜〜〜っ(T-T)←結構マジ泣き

これはもう絶対、絶対、NYの高校を卒業して大学もそっちでいいしお父さんの会社に入社してもいいから、一度姫乃に帰ってこい泳吉! そしてきちんと栞ちゃんをもらっていきなさい!
うぅぅ。前回の勘九郎と麻子の方がよっぽどマシな終わり方だったよ……あり得ないよ〜(泣)
ここまで引っ張ってきてそれはないっすよ監督〜(つーか脚本家〜)。
ノベライズが出るらしいですが、出たらそっちで答え出るんすか!?
あの夜! 『旅立ちの時』の演奏をふとやめた栞ちゃんと、それを見つめる泳吉君の間で交わされたであろう台詞が気になるよ! あの夜、何があったんだよ〜っ(涙)

ところで、今までのエンドクレジットでも電車を追いかけるシーンは入ってたんですが、それはこのシーンのことだったんですかね。あのエンドクレジットシーンに泳吉君いました? 仙ちゃんとか洋介君は見た覚えがあるんですけどねぇ。
あぁ、あれってこのシーンのことだったのかぁ……と思いましたですよ。

……はぅ。やっぱり泳吉君には最後まで姫乃高校で過ごして、姫乃高校を卒業して欲しかったです。どうして半年ぐらい待てないんだ泳吉よ。。。

でも。

最後に。

一つだけ、言えることは。

水嶋泳吉くん。

君は、本当に。

救世主だったよ

来年もまた新たなボーイズに会えることを(願わくば3年になったガンちゃんと2年になった佐野くんがいる姫乃のボーイズに会えることを)祈って。

出演者・スタッフ・関係者の皆様。

楽しい思い出を、ありがとう。

お疲れ様でした。



2004年09月21日(火)



 ウォーターボーイズ1とオレンジデイズのその後

ぶっちゃけ瑛太くんのお話なんですが(笑)

キャノンのデジカメ?のCMがありますよね。
人写真の○○、街写真の○○、海写真の○○、と三人がカフェのカウンターに座っていて、三人の写真の師匠らしきマスターがそれぞれの持ってきた写真を見て「ごきげんだねー」と言いながら、その写真を額に飾るというCM。

あれに出ている「海写真のタク」って瑛太ですよね? ね?
私、あれ5〜6回見て、初めて「あれっ?」って。
あれ、この顔って……瑛太じゃない!?

気づくの遅すぎって感じですが^^;

本来なら、オレンジデイズの後に始まったCMだったのですぐ気づいて当然だったんですが、私の場合、オレンジデイズのあと、DVDでウォーターボーイズ1を観てしまっているのですよ。
その前には、さよなら、小津先生も見てるし。
だから、どうしても年相応の瑛太の姿が頭から消えかかってたんですね。

だって、その時、私の頭の中では瑛太=田中(ウォーターボーイズ1)であって、瑛太=啓太(オレンジデイズ)ではなかったんですもん。

でも矛盾したことを言うようですが、今のCMの瑛太は何だか好きです。
もちろん役者さんなのだから、それが素かどうかなんてわかりませんし、多分、素じゃない可能性の方が高いんでしょうけど、あの瑛太が今まで見た瑛太の中で一番自然で好き。

しかし……同じオレンジデイズに出演していた妻夫木君は発泡酒のCMで。成宮くんはボーダフォンのCMを「ごくせん」が終わった直後くらいからずっとピンでやってて。
瑛太だけ、あんなピンとは呼びがたい扱いのCMなんだー、と思うと、ちょっと寂しい気がします。

私、瑛太の風貌が好きなんですよ。
……そこの男性諸君、「やっぱり女は顔重視かよ」とか言わないように。誤解です。初対面すらしてない相手なんですから、中身なんかわかる筈ありません。風貌で中身を想像するしかないじゃないですか。
だからね、私の勝手な想像だけれども、瑛太の風貌はなんだか好きです。

ウォーターボーイズ1の時の瑛太と、オレンジデイズの時の瑛太と、さよなら、小津先生の瑛太では(あずみは見てないので知りません)全然役柄も風貌も違いますが、なんだか……何でしょう。
彼には「懐の大きさ」みたいなものを感じるんですよ。

単純に見れば「優しそうな人」。
でも、それだけじゃなくてね。
弱さも素直に見せられる人。
それは「オレンジデイズ」の「啓太」。そうじゃなくて。
ウォーターボーイズ1でもオレンジデイズでも小津先生でも、全部を通して何となく伝わってくるのは、彼の大きさのような気がするのです。
何が大きいのかって言われると困っちゃうんですが。

とにかく、彼はもっともっと化けそうな気がします。
そして、優しくて、でもそれは上辺の優しさじゃなくて芯は通っていて。
頑固なくらい色んな事に対して真摯で。それでも、なんだか包み込んでくれるような。
そんな雰囲気を彼には感じるのです。

結構、色んな映画やドラマには出ていて、結構美味しい脇役を演じているのに、なかなかスポットが当たらない瑛太。

繊細で脆そうな成宮くんもすごく好きです。
でも、こう言ってはおこがましいですが、友達にするなら成宮君。付き合うなら瑛太くんがいいかなー、という「好き」の違いがあります。

もちろん、私が知っている瑛太くんは画面の中の一部であって。
本当に彼が優しい人なのかなんてわからないし。もしかしたら成宮君の方がよっぽど彼女を守って包み込んでくれるような懐の大きな人なのかもしれませんけれども。

画面を見ている限りでは。
瑛太くんには、懐の大きさを感じるのです。

だから、もっともっと頑張って、いつか主役とまではいかなくても、せめてCMでピンを張れるぐらいには。
有名になって欲しいな、なんて思います。

あー。それにしてもキャノンのCMの瑛太はいいな。
あの瑛太君と付き合いたい……。私みたいに「瑛太君と」ではなくて「○○の作品に出ている瑛太君と」付き合いたいとかいう一風変わった妄想を抱く人っているんでしょうかね。

あぁ、そう言えば新撰組!では土方に人気が集まっていて、その影響で山本耕史さんの人気も更に上がって「山本さん演じる土方と付き合いたい!」みたいな方もいらっしゃるみたいなので、こういう見方って変じゃないのかな。

瑛太くんは。
ちょっとぼさぼさっとした(あくまで、ちょっと、ね。)頭で、ちょっと柔らかに穏やかな雰囲気の漂うキャラクターが似合うと思います。

穏やかな雰囲気と言えば妻夫木君も似合いますが、彼の場合はどう穏やかに演じても、どこかに鋭さが残る感じがしますからね。
オレンジデイズでも、穏やかで誠実な、ちょっと弱気の青年を演じてましたが、それでもどこか鋭い雰囲気はありましたから。

オレンジデイズの瑛太くんも好きでしたよ。
茜ちゃんへのラブレターはちょっと壊れてたけど(笑)
しかも女性陣みんなに論外扱いされて気の毒だったけど(笑)
現実に付き合うんなら、啓太が一番安心して付き合える相手なんじゃないかなー、なんて思ったりしてました。

何はともあれ、久しぶりに瑛太君の顔が見られて良かった!
……頭の中は瑛太=田中=高校生だったので、ほんっとーに暫く気づきませんでした(笑)
そうだよね。ウォーターボーイズ1の時の役者さんて、みんな高校生じゃなかったんだもんなー。その直後(本当は直後じゃないんですがDVDを見たのが遅かったので私個人的には直後)に彼がビールを飲みーの、タバコを吸いーのしてるシーンを見た時にはかなりショックでした。

「ごくせん」で印象づけられた成宮君が同じ事をしているのを見た時も軽くショックでした(笑)

ドラマって凄いですね。
役者さんを、その役柄と同じ年齢で止めてしまえる。
妻夫木くんはオレンジデイズの前にブラックジャックによろしく、で、オレンジデイズより年上設定の役もこなしているのに、オレンジデイズでは間違いなく彼は大学生でした。

ごくせんに出ていた時の成宮君は高校生だったから、オレンジデイズに出ている成宮君が高校生じゃなかったのは不思議な感じだったし、ウォーターボーイズ1と、小津先生に出ていた瑛太君が大学生なのも不思議な感じでした。

ドラマって凄い。
役者さんて凄い。

次の作品、次の作品、と、どんどん新しい作品に出演する役者さん。
1つの作品の役柄を早いとこリセットしなければならないのは、演じる役者さんより、見ている私たち視聴者の方なのかもしれませんね。

ところで、東京湾景が終わって、この後ウォーターボーイズ2も終わったら、この日記、どうしましょ。
最近すっかり感想日記と化していたので、その後の方針が固まりませんよ。
昔の鬱々日記に戻るのかなー。
さて、その辺もよろしければお楽しみに。



2004年09月19日(日)



 ウォーターボーイズとウォーターボーイズ

学園ドラマ風味になったウォーターボーイズ2ですが、どんどん恋愛要素の感想が多くなっていくのは何故でしょう(笑)
と、いうわけで、まずはその辺から。

カメのキーホルダーを栞ちゃんに見られて慌てる泳吉くん。
……ということは、まんざら自覚してないわけでもない…のかな?
というより、これは「自覚して『ない』」んじゃなくて「そんなのあっちが相手してくれるわけ『ない』」だったのかなー?

何か今回は、栞ちゃんと泳吉くんのアイコンタクト(笑)がいつにもまして飛び交ってたし、息もぴったりだし、二人とも良い雰囲気で端から見ていると充分、恋人感が漂いまくってるんだけどなぁ。
特に店頭に置かれたクラリネットを見つめる栞ちゃんを励ます泳吉君の一言、一言が暖かくて力強くて、これで栞ちゃんに気がないなんて絶対嘘だろ〜。な感じでした。
そして、そんな二人を後ろで見つめる洋介君が切なかった(笑)←鬼

さて、やっと全員揃いましたね。そして自校公演も無事決定!
……と、思ったらもう最終回!?
やっぱり全員揃うのは最終回目前なのね〜〜〜〜(「あ〜れ〜」なノリで)。

あとの問題は糟屋コーチと夏子先生の確執、それに加代ちゃんの男子蔑視ですか。
コーチと夏子先生の方は、やっぱり今日も出てきてしかもばっちり「勘違い」発言してってくれました芦川さんが多分、真相を話すんでしょうが、問題は加代ちゃん。
あの男子蔑視に凝り固まった意識をどうやって解きほぐすんでしょう。
自分のシューズが無くなって困っていたのを助けてもらった時も、今回の吹奏楽部の件でも男子を見直すことがなかった加代ちゃん。彼女の意識を変えるのは並大抵のことでは出来なさそうです。……って、案外シンクロ見せたら一発だったりしてな(笑)

そうそう、その吹奏楽部徒歩事件。
男子、格好良かったね!
やっぱり女性には誰しも「守って貰いたい」願望ってどっかしらにあると思うんですよ。で、それって例えば現実に置き換えて「奢って欲しい」とか「荷物を持って欲しい」とかじゃなくて、単純に「大事に思って欲しい」だと思うのね。

だから吹奏楽部の女子が男子側に付いたのは、ただ単に助けてもらったから、だけではなくて、脇道を歩く時にさり気なく男子が「草に気をつけて」とか「足下気をつけて」とかいった、そういう一言、一言がきいてるんだと思うんですよ。
そういう何気ない気遣いが「自分は女の子なんだ」と思わせてくれて心地良いんじゃないかなぁと思います。
……もちろん、これは私個人の考えであって「私は強い女でいたいのよ!」というポリシーを持っているウーマンリブ思考の人はそうでないのかもしれませんが。

少なくとも、私は、何の下心もなくあんな風に気遣って貰えたら単純に嬉しいなぁ。

それにしても今回は泣かされる回でした。
栞ちゃんが舞台袖で泣くシーンにも泣きましたが(そこで抱きしめてやれよ泳吉!とか思わず叫んじゃったよ(笑))、泣けたのはやっぱり栞ちゃんパパ。
どう考えてもほいほいと買えるような代物じゃない新品のクラリネットを買って、音大行きを認めてくれるなんて格好良すぎます。
そしてこれは小日向さんご自身の演技力故かもしれませんが、

「やりたいことがあるというのは幸せなことだ」

じーんと来ました。
自分が好きな仕事に就けたことを、彼は本当に幸せに思っているんだなぁと。
日々、幸せを感じながら生きているんだなぁと思いました。
じゃなきゃ言えないよね、あんな台詞。
本当に矢沢家はうまくまとまったみたいですね。栞ちゃんがあんな素直にパパにありがとうを言える日がくるなんて。最初の頃のあの冷たさが嘘のようです。

それに引き替え泳吉くん。……あなた未だ父親のこと引きずってるの??
泳太郎さんがシンクロを見てくれたらね、の栞ちゃんパパの一言に、気まずげな表情を見せるそれが、どーにも前作で立松が一度送ったシンクロチケットを送り返された、それを勘九郎に見られた時の顔にだぶって見えるんですよねぇ。

泳吉くんは、あの時「自分の道は自分で見つける」と言い切って父親からの呪縛は断ち切ったけれど、やっぱりどこかで「認めて貰いたい」と思ってるんだね、きっと。でも、自信がないのかな。たかがシンクロぐらいで認めて貰えるわけない、なんて思っちゃってるのかな。実際には「たかが」なんて言葉は絶対に使えないくらい彼は頑張って頑張って頑張り抜いて来てますが、それでも認めて貰える自信が出来ないくらい、お父さんは凄い人らしいから(なにしろNYだもんな。。。)

っていうか、確かに泳吉くんは頑張ってるし、今回の自校公演決定は泳吉くんの頑張りの成果だと思うけど、まさかここまで自校公演+部の復活が引っ張られるとは思わなかったよ! その上、今回はメンバーが全員揃うのも同じ回だったよ!
……前回も確かにまぁ、自校公演は最後の最後まで引っ張ったけど、同好会の結成は早かったからなぁ。なんか、最後の最後で大逆転!な感じが否めません(笑)
あ、でもメンバー全員というのは、前作の最後の最後まで5人で最後に一気に集まったパターンとは違って、ちょっとずつ揃っていったから、一気に集まったというより、じわじわじわ……ばばーん!な感じですけどね〜(なんか彼らは問題をクリアする事に仲間を増やしていってた気がする。RPGじゃないんだから(笑))

そうそう。来週は最終回SPということで。
時間延長するのかな。でも2時間てことはないだろうし。良くて30分、短くて15分くらい? その間に栞ちゃんと泳吉くんと梢ちゃん、それに加代ちゃんとガンちゃんの関係はどーにかなるのか!?

あっ!

も、もしかして!
ボーイズ日記でも何度か登場している「本編に関係するタイトルバック」って、もしかして、こ、これのこと……だったりするのかなーっ!?

ひょーっ。
ますます来週は目が離せませんね!!!

それにしても、もう最終回ですか。なんか、本当にあっという間だったなー……。
これってあれですよね。7月から始まってるんですもんね。もう3ヶ月経つんですよね。
この間、母と話していたんですがこの夏は何だか早かった!
……それって、こんな風に夢中になれるドラマがあったからなのかなー、と思ったりします。
次の日が楽しみな間は、時間って早く流れるのかなー、なんて。

あー。DVD−BOX購入の用意(=金策)しておかなきゃだ〜〜〜。


さて、ここから下は月曜日に書くはずだったんだけれども録画して今日見たせい+月曜日は東京湾景の日+どっちかって言うとネタが今日寄りだった為に一日遅れたスーパーテレビの川越高校男子シンクロ部特集の感想です。




ここから下が月曜日の「スーパーテレビ」で特集されていた川越高校ウォーターボーイズの感想です。

本物に勝る作り物はない。

ドラマがニセモノとは思いません。
むしろ、トゥリトネスというシンクロ集団の主宰者をコーチに迎え、陸ダンスには振付家が付き、実際にシンクロを演技するのは本物の役者。
ドラマの方が、ある意味では「本物」だと思います。
エンターテイメント・ショーとしては、多分、ドラマで作られたシンクロの方が本物。

それなのに、何故、川越高校のシンクロの方がレベルが上だ、と思えてしまうのか、自分でも不思議です。
彼らは一介の高校生で。競泳選手ですからドラマの役者さんなんかとは比べものにならない泳力があるとしても、振り付けもマスゲームもジャンプも全部自分たちだけで考えて。
それなのに実際の演技の迫力はドラマのそれとは比べものになりませんでした。
……陸ダンスに「エロダンス」という別名が付いてるのは初めて知ったけどな(笑)

ドラマも映画も実際のモデルに忠実に作られていると思います。ジャンプ、マスゲーム、陸ダンス。
そして、それに携わる人間は全てプロフェッショナル。
だから彼らも「ニセモノ」ではない。ただ「作り物」であるだけ。

なのに、平凡な高校生が行うそれの方が断然迫力があるのです。
これはやっぱり、最後の夏を「演じる」ものと「本当に最後の夏」であるものとの差なのかな、と思いました。

それにしても川越高校男子シンクロって16年も歴史があるんですねー!
16年前って言ったら、私、中学生だよ。下手すると名古屋にいたかもしんない。
初代から現在に至るまで、川越高校男子シンクロの伝統は脈々と受け継がれているようで、インターネットで検索したら一発で「本物の」ウォーターボーイズのHPに行き当たりました(川越高校+シンクロですぐ出ます)
ここでも、先輩から後輩へ、そして同級生や観客たちへ、川越高校男子シンクロの結束力は固いのだなと思いました。

あー。いいなー。見に行きたいなー。
しかしなー。……朝3時に並ぶには泊まりがけじゃんか。
うぅ。こんな近くに住んでいるのに見られないなんて。
一度で良いです。どっかのテレビ局さん、川越高校男子シンクロを編集無しノーカットで放映してくださいー(T-T)

ちなみに今回のスーパーテレビはしっかりDVDに保存です♪



2004年09月14日(火)



 東京湾景

とりあえず悲恋じゃなくて良かった。

……中盤はどうなることかと思いましたが、いやー、10年前の月9みたいな展開にならずにすんで良かったです、ほんとに。
どうせ見るならハッピーエンドがいいに決まってますもん(個人的には)

でも、序盤に危惧していたような「安易な国籍違いの物語」にならなくて良かったなーと思ってるんですが、これ、あれですよ。
あの台詞を他の人に言わせなかったのが良かったんじゃないかと思うんですよね。

1つ目。

「日本人だろうが韓国人だろうがココ(ハート)は一緒じゃねぇのかよ!」

ケン兄ぃ格好よかったよ……。ほんっっとにかっこよかったよ。
多分これを佐藤隆太あたりが言っても説得力無かったような気がするんですよね。
一度結婚に失敗して、愛娘が居て、そんなケン兄ぃと、それを演じた哀川翔の演技力あってこその説得力だと思います。


2つ目。

「韓国と日本、両方の祖国の誇りを持って生きていきなさい」

石坂父の台詞、とても優しくて力強い言い方で、とても良かったと思います。
半分ずつではなくて、二つ。ハーフではなくてダブル。違う国籍の両親を持った子、いわゆる「ハーフ」の中では、最近「ハーフ(半分)」ではなく「ダブル(両方)」だ、という言い方が広まってきているそうで。
例えは違うかもしれませんが、生みの母と育ての母。それはどちらが大切かではなく、その子は可哀想でも何でもなく、二人もお母さんがいる幸せな子供だ。
そんなたとえ話を思い出しました。

最終的には「国籍なんて関係ないわ」というオチなんですが、そこには色んな解釈があって、少なくとも安易なオチでは終わりませんでしたね。
この「関係ない」という言葉に到達するまでの色んな葛藤、苦悩が、その言葉に深みを持たせているんだと思います。

そして、これは「国籍の違う人間のラブストーリー」としてだけではなく「自分探し」の物語でもあったのだな、とこの最終回で思いました。

美花だけではなく。亮介も。弘一も。早瀬も、まりちゃんも、みんなみんな。
「本当の私」を探した物語だったのだなぁと。

エピソード的には、最初に美花の「私」を見つけたのも亮介なら、最後に美花の「私(記憶)」を見つけたのも亮介(の文字)だった、というエピソードが好きかなぁ。

「本当の私を見つけて」

この言葉から始まったこのストーリーの、核だと思いました。
亮介は本当に、美花の「本当の美花」を見つけ出せたのだと、その力があったのだと思えました。

あと、本編には関係ありませんが、石坂父が俊様父に向かって「例え冷や飯を食らうことになろうと、お前のようなところへ娘をやるわけにはいかない!」が格好良かったー!

最後に彼自身も言ってましたが、彼はまず「父親」でした。
優里さんが愛した「懐の深い愛する人」は、経営者でも韓国人でもない、ただ娘の幸せを願う「平凡な父親」でした。

もし。あり得ませんが、もし。
美花が最初に付き合っていた若い医者が亮介と同じように土下座までして結婚させてくれと頼んだなら、そうしたら石坂父は美花が家を出ることになろうと、彼らを結婚させたのではないかと、今ではそう思います。

オンタイムで見ていた時は、本当に「韓国」という国籍にばかりこだわる頑固オヤジにしか見えませんでしたが、彼はただ娘が本当に幸せになれるのかどうか、幸せにしてくれる相手なのかどうかを心配していただけなのだなと、今ならそう思えます。

でも、二人にはまだまだ難関が待ちかまえています。
弘一さんは婚約の解消を申し出ましたが、そうすると融資の話はどうなるのか。
彼が結婚を諦めたことで、彼を溺愛する彼の母親の異常なまでの美花への執着もなくなるのか。
そして、亮介のお母さんが、美花のことを知ったらどうなるのか。

まだまだ、ハッピー「エンド」ではないでしょう。
この先、二人には越えなければならない壁がいくつもあるのだと思います。
でも、神谷先生が書き記したように。

運命に勝てるのは、ただ愛の力だけである。

そう信じて、彼らの幸せを祈りたいです。





ケン兄ぃ、早瀬、二人の迷探偵ぶりは最高でした!
これからも是非その名コンビぶりを発揮して二人を助けてあげていってください!
まりちゃん、あなたはとても素敵な人をゲットしたよ! 今度こそ幸せにね!

当初、予想したとおり、なかなかドロドロした展開の話でしたが、美花(仲間由紀恵)の独特な落ち着いた、冷静な語り口調と、切ないけれど悲愴感のない挿入歌のバラード、そして全体的に明るく穏やかな色調でまとめられていた画面に、何だか見終わった今、とてもリラックスした気分でいます。

途中、飽きたとかタルいとか散々言ってましたが、今は素直にこう言えます。

第1話からずっと休みなく見続けてきて本当に良かった、と。



2004年09月13日(月)



 デカレンジャー

朝日新聞夕刊に。
でかでかと載ってましたよ

バン@デカレッド

前回コラムでデカレンジャーが取り上げられた時も同じ反応しましたが、今回も飲みかけのコーヒーを吹き出しかけました。

何故にここでデカレンジャー!?

そのコーナーは色んな俳優さんにインタビューをして、これからのこととか、これまでのこととかを今演じている番組の宣伝を絡めて掲載するコーナーなんですが、えぇ、確かにやってましたよ、デカレンジャーの宣伝。

そこまでして視聴率取りたいのかデカレンジャーで。

朝日新聞=テレビ朝日。
テレ朝……他に誰かいなかったんかい。
つーか宣伝しなきゃいかん番組はもっと別にあるんじゃないのかい。

子供番組宣伝してる場合なのかテレビ朝日。

……最近、テレ朝というか朝日新聞の傾向がわからなくなりつつあります。。。

あ、ちなみに最初見た時から読めなかったんですが、バン役の彼は「さいねい」さんとお読みするんですね。しかもあれですって。今回デカレンジャーのレッド役って、実は「オレ様設定」なんですって。

………………特撮ヒーローでオレサマ設定使うとこんなおバカが出来上がるのかと、ちょっと不思議な思いをした瞬間。

いや、そう言われてみれば確かにオレサマっぽいけど……むしろ熱血バカって感じの方が強いと思うんだけど……。

オレサマ=三上@ホイッスルとか跡部@テニプリとか浮かんじゃうから違和感あるのかなぁ。。。



2004年09月12日(日)



 十五少年漂流記

実は未だ全然読み終えてません。
何でかって、すげー退屈なの。読みづらいの。文体が。

昔、小学生・中学生だった頃の私は、赤毛のアンだの海底二万海里だのキュリー夫人だのアルセーヌ・ルパンだの、いわゆる児童文学ばかり読んでたんですが、よく読んでたよなぁ、こんなの。と今更自分に感心。

翻訳物のせいもあるんでしょうが、このいかにも少年らしくない台詞入りまくりの翻訳はどうにかならんのか。
せめて現代語訳してくれ。と思わんばかりの退屈さ。

前述のように児童文学ばかり読んでいた頃に出会った赤川次郎という人の作品を読んで受けた「世の中にはこんな面白い作品があったのか」という衝撃は未だにはっきりと思い出すことが出来ます。

その後、私はミステリーものからソノラマやハヤカワ、それにコバルトやハーレクインへ流れていくわけですが。
特に一番長く続いたのがコバルト小説で、今も続いているのがハーレクイン。
これらの影響で、すっかり児童文学的な文体には拒絶反応が出るようになった模様。

……何しろせっかく買った十五少年漂流記、10Pも読まないで眠くなるんだもん。。。(苦笑)

自分が如何に児童文学から遠ざかっていたか、まざまざと見せつけられる出来事でした。



2004年09月11日(土)



 ウォーターボーイズとサヴァイヴ

今週話はちょっと時間がなくてリアルタイムで見られなかったので、今日、感想を。

■ウォーターボーイズ
あのー、冒頭から気になったんですけど。
洋介母の泳吉くんを見ての一言。
「顔、ちっちゃいね」

……泳吉くんて、もしかして本編内でも二枚目系設定!?
いや、だってメインキャスト5人は普通にみんな同じくらい顔小さいし。
洋介くんも充分小さいのにわざわざ言うってことは、泳吉くんはドラマの中でも顔が良い部類に入ってるのかなーとか思っちゃったんですが。
今まで一度もそんな扱いされてなかったけど

で、やっぱり気になるのは恋愛路線でしょう。
密かにポストの影に隠れる栞パパと、そのパパに声をかけようかどうしようか悩んでいる泳吉くんはらぶりぃでした(笑)
それにしても泳吉くんが栞ちゃんに気があるらしいと聞いて(多分、現状だと逆だと思うんだけど、少なくとも梢ちゃんはそういう言い方してたしね)ニヤける栞パパって。ていうか矢沢家って。……そんなに親友の息子が自分の息子になるのが嬉しいのか栞パパ。つーか矢沢家(笑)

でもここでちょっと気になったのが泳吉くんの反応。矢沢家からそんな話を仄めかされた直後に栞ちゃんから手紙を貰って勘違い、の王道パターンはともかく、そんな勘違いをするということは、そっち方面にまるで興味がないわけではなさそう。
なのにも係わらず、栞ちゃんと洋介くんが二人で何か話してても気にしたのは洋介くんの様子についてだったし、これはやっぱりあれですね。

栞ちゃんも泳吉くんも、お互いにお互いの恋について「ない、ない、そんなのないって」と言い張ってますが、この場合

栞ちゃんは、認めたく「ない」で、
泳吉くんは、自覚して「ない」

じゃないでしょうかね。なーんかその辺、泳吉くんは鈍そうだもんなぁ。。。

あ、恋愛路線と言えば、相変わらず加代ちゃん一筋のガンちゃんも可愛かった。
模試受けたのも一位取ったのもキミじゃないでしょうに(笑)
あんだけザクザクげしげし虐げられていてもキミの気持ちは変わらないんだね。。。なんて健気なガンちゃん(笑)

で、前回から引き続くコーチのドーピング問題。ここで気になる人物登場です。
どうやら本格的なシンクロコーチをやっているらしい、元コーチの教え子芦川コーチ(原沙知絵)。
こんなチョイ役で出てくる筈ありませんよね。しかもコーチと芦川さんの間にも何か秘密があるっぽい。……ここで推論。
もしかしてドーピング検査に引っかかったのは芦川さんじゃないでしょうか。そして、彼女はコーチや他のメンバーに隠れてそれを独断でやってたんじゃないでしょうか。それを知ったコーチは彼女を庇って何も言わず全日本コーチの座から降りた……。
そう考えると、芦川さんがコーチを見るどこか気まずげな表情にも頷けるんですけどね。夏子先生のことも気にしてるみたいだったし。
夏子先生は、ことシンクロのことになると意固地になりますね。
物凄く子供っぽくなるというか。冷静で理知的な先生の側面が、一瞬にして感情的な女性に変わる気がします。
このドーピング疑惑、泳吉くんは結局「やってない」と信じてるみたいだし、真相は闇の中。最終話までに真相が明らかになるといいんですけどねぇ。
公式には謎のままでも、夏子先生に芦川さんが真実を話すとか。
「違うの、そうじゃないの、コーチが悪いんじゃないの! ドーピングしたのは、私なのよ!」みたいなのとか(笑)

でも、おかげでどうやら自校公演の方向に向けて動いていきそうな感じになってきました!
プールがあって水泳部がない学校を探そうよ!の泳吉くんの台詞に、思わずTV画面に向かって「そこにあんじゃん」と指さしてしまいましたよ(笑)
自校公演が出来たらオケ部との合同演技とかも期待出来るのかなー!?
ちょっと期待しちゃうなー。それにほら、ここは是非とも女子をきゃーきゃー言わせて欲しいしね。虐げられてる男子としては。後輩のためにも是非(笑)

さて、今週話のメインはやっぱり洋介退部騒動だったと思うんですが、今までずっと「学校生活最後だから」と人一倍頑張ってきた洋介君が中退の決意をするのは、並大抵の決意ではなかったと思います。
それを他の面々もきっとわかっているんでしょう、だからあんなに一生懸命になれるんだよね。今回は、5人の団結力が更に強くなった回でした。もうすっかり5人は「仲間」だね。

でも前作と比べて気づいたんですけど、彼らは全然「前進」してないのね。
もちろん色んな難題はクリアしてきているわけですが、一番根本的な「どこで公演するのか」という問題がクリア出来てない。
前作の場合は「どこで公演するか」ではなくて「唯高で公演するには」だったわけで、今回2の場合、やっと今週話で、この「この高校で公演したい」に漕ぎ着けたのかー、と思います。
なんかあれなんだよね、のんびりではあるけれどゆっくり着実に1つ1つ問題をクリアして前進してきた前作と比べて、今回は勢いだけはあるんだけど、よく見ると問題は山積で全然解決出来てない。ただ勢いがあるだけ。という感があります。
この勢いが、終盤どれだけ底力を見せてくれるかが愉しみですね。
メンバーも着実に増えているし、前回みたいに最後の最後に一気にメンバーが集まるというよりは、ちょっとずつ部員を増やしながら、取りあえず今やれることをやって突っ走ろう!みたいな雰囲気が伝わってきます。
それが、泳吉くんが夏子先生に言う台詞

「今日頑張れば明日に繋がるかもしれない」

に集約されているのかもしれませんね。
これは勘九郎だったら言わない台詞だと思うんですよねー。
勘九郎は「後悔したくないから今日を精一杯頑張る」というタイプだったような。
あー、どーにも勘九郎はネガティブで泳吉くんはポジティブ、な印象が抜けません。
どっちもやることはやってるし、勘九郎も最後はかなり行動派になるんですけどね。
泳吉くんの方が随分早く行動派に変貌したせいか(泳吉くんも最初はネガティブだったし)、どーにもこーにも(笑)
あー、あとあれか。勘九郎を演じていた山田孝之さんの演技自体がネガティブな感じの演技っぽかったせいかなー。
今回の市原隼人くんの方が明るい感じがするんですよね。
……山田さんは年上で、市原くんは実年齢という「貫禄の差」かもしれませんが。
山田さんの方が落ち着いて見えるもんなー。メチャクチャなことをやってるシーンでも、同じようなことをしている市原くんに比べて落ち着いて見える。
こればっかりは、どうしようもないことなんですけどねー。

……ところで。
結局、洋介くんは学校へ戻ってくることになったわけですが。
洋介くん、私見だけどね。長い目で見たら、キミは大学へ行って経済学を学んで経営についてのノウハウを身につけた方がいいと思うよ?(笑)
職人は取りあえずお母さんがいるわけだし、また店を赤字にしないためにも、その方がいいと思うんだがなー(笑)

ウォーターボーイズ2も残すところあと僅か。ほんとに僅かになって来ました。
やっつけ仕事みたいな終わり方せずに、張った伏線は全部きちんと消化して終わってくれよー、と、最近ちょっと心配気味です^^;


さて、次はサヴァイヴの感想へ行きたいと思います。


■サヴァイヴ
ほーらやっぱり生きてた。
って、洗脳系!?
……あー。そっち行くんだ。話数が少ないからすぐバレると思うけど。
明らかに悪性ナノに洗脳されてますね。
そうか。悪性ナノって、そんな機能まであったのね。
というか、元々良性ナノを壊す目的で作られている筈のウィルスナノにどうしてそんな機能が。
いや、まあ、今までも「なんで」「どうして」なご都合主義的展開が続いてたので何も言いませんがね……。
それより不思議なのがルナですよ。ルナとアダムが交信出来るのは良性ナノのせいだとして、良性ナノってエスパー能力まで付いてるんか。
水底に沈んでいくアダムを引き上げるルナの力。……ルナってもしかして最初からエスパー?
シャアラとハワードには、とっとと正体バレて悪性ナノ退治マシンを照射して正気に戻っていただくとして、ルナの力の秘密が知りたいですよ。
……あ、いやー、ハワードの場合、今のほうが断然、頼りになって良いんだけどな(笑)
まるでカオルが二人!?状態だったよ今回のハワード(笑)
これが正気に戻った途端、あのへなちょこに戻るのかと思うとちょっと惜しい気も……。いや、でもこれでハワードが大人になった時をちょっと想像しちゃいました。
彼は「やれば出来る子」なんだね!(笑)
あの性格が災いしているだけで身体能力他カオルに劣らない模様。
そこがちょっと意外でした。
さー、来週はもうメインコンピュータまで行くみたいだし、ラストスパートですねー。

で、今週のカオルナ。
行動する時は二人で一緒♪
……二人が一緒に食料集めに出かけているシーンを見られただけで充分幸せでしたよ。最近なかったもんなー……(笑)



2004年09月10日(金)



 サヴァイヴ

まだ見てないので感想は後ほど。

2004年09月09日(木)



 ありがとうより言えなかったごめんなさいの方が多いけれど。

とても泣けるFLASHが某知人のサイトで紹介されていたので、うちでもご紹介。

http://www.uranus.dti.ne.jp/~v2wave/arigatou.html

2chが大元の発信地らしいので(あ、でも紹介先のURLは2chではなく、ごく普通のページです)、真偽の程は定かではないです。
が、泣けます。

が、これは感動の涙ではないと思うのです。
私はまだ子供世代です。親にはなっていません。
この作品は、そんな「子供視点」で見てこそ泣ける作品なのではないかと思います。
何故なら、作品の内容が身につまされるものだから。

だから、私が流した涙は感動のそれではないと思うのです。
ただ、胸が痛くて。
もしかしたら自分にも降りかかるかもしれないという恐怖と共に、ごく身近にあるそれに胸が痛んで涙するのだと思います。

くどいようですが発信元は2chです。真偽の程は定かではありません。
私は2chには行ったことがありませんし、あまり良い評判を聞かないので、ネタなのかもしれません。

でも、これは。
むしろネタであってほしいと。
願わずにはいられない作品だと思います。



2004年09月08日(水)



 ウォーターボーイズ

まだ見てないので感想は後ほど。

2004年09月07日(火)



 東京湾景

今度の事故はそっちかー!
今度ばかりは役に立たない文明の利器。
まさか娘の方に事故エピが回ってくるとは思いませんでしたよ。
そこまでして事故らせたいのか脚本家。

しかし……なぁ。なんつーかこー。わかりやすいと言えばそれまでなんだけれども。
……。
…………。
…………………。

予想的中。

そして

嬉しくない。

えー。なんだよ結局、神谷教授が父親なのかよー。もうちょっとこう何かひねりみたいなのないのかよー。

あぁ、でも、ここへ来て前回(あれ、前々回だっけ?)の神谷先生の「美香さんの本当の父親は誰なんですか」発言が二重の伏線だったことが判明しましたね。
その辺は巧い。そして深い。
あの質問の本当の理由は「美香さんの父はあなたなんじゃないですか」ではなく「美香さんは本当はぼくの妹なんじゃないですか」だったんですね。
神谷先生は、原稿を執筆している最中にそのことに気づいて、それまでの原稿を没にしたんじゃないでしょうか。

今回の美香父は株上がったなー。
美香と亮介が兄妹だと勘違いさえしていなければ、あの場ですんなり話はまとまっていたんですねー。
その度量の深さは亮介に通じるところがあります。もっとも、見合い相手が妊娠しているのを知って尚、結婚しようと言った時点で既に懐の大きさを見せているわけですが。
この辺、娘は父に似た恋人を選ぶというのを踏襲してますね。
父親と同じくらい、美香は、度量の大きい、懐の深い亮介を選んでいるわけですから。

それに比べたら俊様の度量の狭さったらなー(笑)
次回も何だか美香の記憶喪失を良いことにさり気なく自己アピールしちゃってるし。
でも、次回、また韓国ロケを放映するんですね。ということは、亮介の留学先は韓国なんでしょうね。そして美香も鍵を開けに韓国へ……?

あの時、二人で埋めた箱の中身って何でしたっけねー。果たして美香はそれで亮介のことを思い出すんでしょうか。
いや、つーか思い出さないと間に合わないっぽいんだけどね、話数上。

またもパク・ヨンハ様(は付けておいた方がいいのかここは)は美味しいトコ持って行きそうな気配だし、何か急に来週が楽しみになったかもです。

ところで。
すごーくすごーく関係ない話なんですが。
美香が泣いたり、亮介とらぶらぶしているシーンを見ると。





慰める慎
とか
ヤキモチを焼く慎
とか浮かんできてしょうがないんですが、どうでしょう、このごくせん染まりっぷり。
……だって普通に仲間由紀恵がヤンクミに見えるんだもん。



2004年09月06日(月)



 メイキング・ボーイズ

8月25日に発売されていたのをすっかり忘れていて、今日やっとゲット。早速読みました。
ウォーターボーイズ2メイキングブックス。
うーん。
正直言って、ちょっと物足りなかったです。
メインキャストのインタビューに早乙女先生(金子貴俊さん)が入っていたのは嬉しい驚きでしたが(てっきりボーイズ5人だけかと思っていたので)、内容的に出版は早すぎたんじゃないかな、という感じ。
何しろ多分これの原稿制作をしていたのって、まだドラマの撮影が始まってすぐの頃だったんじゃないかと思うんですよね。
前回1の時のメイキングブックスは、放映終了後に出版されたこともあって、内容的にも全体を振り返って「あの時はこう思った」とか「あの時はああだった」とかいうことが書かれていて「へー、そんな風に思ってたんだ」というようなことがわかったんですが、今回は撮影序盤のインタビューなので、内容が「ここはこうしていきたいです」とか「今後はこういう風にするつもりです」というような内容で、メイキングというよりは制作発表本みたいな感じでしたね。

何より残念だったのが、メインキャストの対談がなかったこと!
ボーイズの魅力は何と言っても一体感のあるシンクロと、メインキャストの団結力。
前回のメイキング本ではそう言った面が対談でかいま見られたので、今回それがなくてすごく残念でした。

さて、マイナス評価はこれくらいにして、今回の内容で感じたこと。

「あー、今回のボーイズって若いんだなぁ」

実際若いんですが(笑)
前回1と今回2で一番違うことと言ったら役者の存在感だと思うんですよね。特にメインキャストの。
で、どうしてもその違和感が拭えずに最初の頃は比べてばかりいたんですが、今回のメイキング本を読んでやっと納得しました。

前回1の時は、役者さん自体がリアル高校生の年齢じゃなかったんですよね。で、今回の役者さんは殆どがリアル高校生。ヨワスケなんか実年齢は高1なのに高3の役ですよ(笑)
だから「今は未だ役者の道を目指すかどうかも決めていない」とか「ドラマは初めて」とかっていうキャストが多くて、あぁ、だからか、と納得しました。

前回1の登場人物を演じていたのは実年齢が20代で設定より高かった上に、それなりにドラマや舞台を経験している「役者」さんなんですよね。
だから演技もそれなりにこなれているし、ここぞという見せ場でばっちりアピールしてくる。メインキャストのうち、石塚(石井智也さん)だけはドラマ初体験ということでしたが、他のキャストはみんなもう既に役者として経験を積んでいる人たちなので、役作りそのものに悩むことはあっても、場慣れしている分、全体的に余裕がある画面になるんですね。

それに比べて今回2の人(私にとっては「子」というぐらいの年齢ですが……)たちは、まだまだ若くてドラマの制作そのものも手探り状態。右も左もわからなくて、それでも何とか頑張ってるという人が多い分、アピール力に欠ける部分があるのかなぁと思いました。
あ、泳吉(市原隼人くん)の場合は、結構な場数を踏んでいる筈なので、アピール力が足りないのは、多分わざと「普通っぽさ」を出そうとしている結果、目立たない感じに仕上がってるんじゃないかと想像しますが(笑)

ただ、設定年齢が実年齢に近い分、想像ですが今回2は前回1より雰囲気はリアルなんじゃないかなぁ。いや、女子にいびられる男子とか、町一番の金持ちの息子とか、設定はあり得なさ加減が前回よりパワーアップしましたけど(笑)
前回の勘九郎たちと今回の泳吉たちとを比べると、断然、泳吉たちの方が高校生「らしい」んですよね。勘九郎たちは、確かに今考えると実際の高校生より物腰が落ち着いていたかもしれない。ちゃんと高校生らしい演技はしてるんですが、自然と出てしまう貫禄はどうしようもないですもんね。

それを考えると、今回2のウォーターボーイズは、素のボーイズたちの「役者としての」成長記録にもなるのかなぁと思います。ここから役者としての人生を踏み出す人も多いのかなぁとか。

早乙女先生の場合はおかえりなさい、な感じですね。
先生(金子貴俊さん)は、映画版のウォーターボーイズでブレイクして、その後、色々なドラマや映画やバラエティに出るようになって、またウォーターボーイズ出演ですから、感慨も深いんじゃないかなぁと思います。実際、インタビューでそんなようなこと語ってらっしゃいますし。本編中の早乙女先生と同じように、素の金子貴俊としても「あぁ、自分にもああいう時があったなぁ」と思ってたりするんじゃないかなー。

そうそう。メイキング本とは全然関係ない話なんですが、この間FX2を見ていて気づいたことが。

お台場冒険王。ここでウォーターボーイズ2ショーをやっていて、この間のFX2ではその裏側を密着取材していたんですが。
そこに。

浜田ヒロユキ by 花言葉日記がいたー!!
ハマちゃんは前回1のボーイズの時より、さらにフェミニン(つーか、こっち)系に変貌してました。えぇ。ものすっごく間違われてました。あぁ、早乙女先生as金子貴俊の公式がここにも成り立ってしまったのね……(笑)

何回もDVDを見ているせいか、時々「あれ?この人ボーイズの一人じゃ?」と思うことが増えてきました。
前述のFX2(……もしかするとF2Xだったかも……)には、一太郎くん(前回1のボーイズです)がアシスタントで出てたしね。だったらキミが密着取材に行けばいいのに。つーかスタッフ、取材は彼に行かせろよ懐かしのご対面(ハマちゃんと)とかも出来たじゃないかー!と思っちゃいました(笑)
……でも、FX2では、そのことには全然触れられていなくて、ちょっと一太郎君が不憫でしたが。。。

さて、そのウォーターボーイズ2もいよいよ残すところあとちょっと。
さらなる進化を遂げているであろうシンクロと、そしてさらなる展開が気になる恋。
終わって欲しくない気持ちと早く最終回を見たい気持ちで、相変わらずジレンマです(笑)



2004年09月05日(日)



 ダメだダメだダメだ。

仕事行く気になれません。
それでも無理矢理行ってる正社員のみなさんごめんなさい。
私はダメ人間です。
一応それでも忙しい仕事が入ってないことと、私にしか対処出来ない仕事が入ってないことは確認して、休んでも大丈夫な時を狙って休んでるので、お前くび!ってなことにはならないと思う(思いたい)んですが、ちょっと怖いです。
8月の休み明けからこっち、ほぼ週1のペースでさぼってます。
なんとかしなきゃいけないのは人に言われるまでもなく自分でもよくわかってはいるんですが、なんともなりません。
体が重いです。
精神が怠いです。
明日は病院へ行く日なので、せめて月曜からはもう少しまともに出勤したいです。
※ここポイント。出勤したいと思うならすりゃいいじゃないか。という話なんですが「出勤しなきゃいけない」と思うのと「出勤するぞ」というのは別次元の話になっちゃってるんです。私の中で。仕事に行かなきゃいけないという責任感より体の倦怠感の方が上回ってます。でも精神的には「行かなきゃいけない」という思いもあって、そのジレンマが苦しいです。いっそ「行きたくないから行かないのー」と開き直りたい。。。
まともな社会生活も送れず、かと言って完全なダメ人間にも開き直れず、中途半端なのが一番辛いです。。。



2004年09月01日(水)
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