* * * 
憐凪



 鬱に囲われて


口を開けば 溜息

自分の視線を辿ると いつも下向き

キレイに晴れ渡っていても キブンは暗闇

風に吹かれても 同じく溜息


何かし終わると 溜息一つ

ホッと一息ついても 溜息ばかり


扉を開け放っていても 入ってくるのは“鬱”ばかりで

どうやっても逃れられない―――――



薬を飲んでも 

効いてるんだか 効いていないんだか イマイチ解らない


結局ジブンは この“鬱”から逃れる術すら知らず

逃げ切る策も持っていない



こうやって書いて また大きな溜息一つ・・・・・・。











2006年04月26日(水)



 Rainy


遥か彼方の大陸から
あの雨雲は 流れ流れて 流れゆき 
此処へと 辿り着く

日本列島を 西から東へと 駆け回る

もうそろそろ 此方へやって来るでしょう

乾いた芝や 植木達が ひっそりと待っている
ジブンを潤してくれる 恵の雨を。。。


ついででいいから
ワタシの心も 潤していってくれるかな・・・



降り出したら きっといつもの あの匂いを漂わせるのでしょう
独特の「雨の匂い」

今頃 何処を 寄り道しているのかな
明日には 通り過ぎていて欲しいから
早く 此処へ おいで

明日は 久しぶりに懐かしい顔に 逢えるから
明日には 通り抜けていてネ☆彡





遠くで雷の音が響いてる――――
  














2006年04月14日(金)



 ―― Only Human ――     



哀しみの向こう岸に 微笑みが在るというよ

哀しみの向こう岸に 微笑みが在るというよ
辿り着く その先には 何が僕らを待ってる。。。?


逃げ出すためじゃなく 夢追うために
旅に出たハズさ 遠い夏のあの日

明日さえ見えたなら 溜息も無いけど
流れに逆らう舟のように
今は 前へ 進め



苦しみの尽きた場所に 幸せが待つというよ
ボクは未だ探している 季節外れの向日葵


拳握り締め 明日を待てば
赤い爪あとに 涙 キラリ落ちる


孤独にも慣れたなら 月明かり頼りに
羽根なき翼で 飛び立とう
もっと 前へ 進め



雨雲が切れたなら 濡れた道 輝く
闇だけが教えてくれる
強い 強い光

強く 前へ 進め―――――
















2006年04月12日(水)
初日 最新 目次 HOME


My追加