* * * 
憐凪



 Night sky



  地方に 旅行に行くと 分かる
  空が、群青色していて
  星達が 無数に 煌き 瞬いて
  月が くっきりと 夜空に 光る
 
  此方 星数えるほど…
  月の明かりは ぼんやり と
 
  空が 明る過ぎるせいなんだろうな

  大気が 澱んでいるせいなんだろうな



   長四角に 切り取られた 夜空に 何思う



  月への 囁きも
  星への 願いも
  どうも 届きそうに無い・・・



   都会の夜空の様に 澱んだジブンが 居る







 Like a star in the night.
 Like a moon in the sky.
 A wish doesn't arrive like this night sky.




2004年12月25日(土)



 hidden thought


   キミが 俯(ウツム)いて 歩いてる
   背中 丸めてる
   顔が 斜め25度に 傾いで
   目線が 足元を 見てる

   こんな風に
   雲が 陽(ヒカリ)を 遮り
   巨大な雲が 空を 蔽う
   空が 大気が 乾いてるから?
 

  朝露が 葉っぱの上で 光る
  天然のダイヤモンドみたいに キラキラ 輝く
 
  
    キミが うつむく......
  


   キミの口元が 動かない
   その歯を 見せて 笑わない…
   一瞬 ハッとしたように
   背筋を 伸ばして 顔を 上げる
 
   すぐ横を すり抜けてゆく
   帽子を さらう 風が 吹く
   マフラー 棚引かす 風が 吹く
   コートの裾を 揺らす 風が 吹くから?

  お守りみたいにして 大事にしてる
  ダイヤのクロス(十字架)ペンダントを ギュッって 握る

   夢を 見失った? 
   夢が 消えてしまった?
   夢見ない キミが 口元を きっちり 結んだ


  キミは 笑わないまま 溜息ついて 歩き去ってった。。。。。


 
   ボクは ただただ…
   ただただ… そんな キミを 
   遠くから 見守るしか 出来ない


    ただただ
    ただただ・・・
    みてるだけ





  What do you hold in the breast?
  Then, you walk with looking down.

  



2004年12月04日(土)



 温度差


 キミの隣に 他のヒトが いる.....


 キミは いつも 言っていたね
 つきあって って


 きっと あの頃の キミの キモチの温度は
 温たかたったね
 気づいていたけど 友達にしちゃって ごめん


 恋人同士にだった 短い時期があったね
 二人の想いが重なって 
 キスも 抱かれるのも 温かかった


 でも キミは優し過ぎるから
 ボクまで 優しくならなくっちゃ って
 苦しくなって 逃げちゃった


 都合よく“トモダチ”に 戻しちゃった 
 ごめんね


 ボクは 他のヒトが 好きで 大好きで...
 カレの温度は 揺れていて 微妙だったのに
 気づかず 必死で 想ってた


 キミが いつも ボクを 想っていてくれているって
 安心してたから
 フラれたら キミの処に いけばいいって
 そんな風に 思ってた
 身勝手だよ ね・・・



 でも それまで キミは 待っいてくれると 勘違いしてた



 キミには いつの間にか
 とても大事なヒトと 片寄せあって
 向かい合って 微笑み合って
 ボクの 知らない顔で 彼女と 抱き合ってたんだね きっと...


 北風が 頬を刺す 寒い季節だった
 キミの元へ いこうとしたら
 もう 手遅れだった



   キミの瞳には もう ボクは 映ってない.....

 



 認めたくなくって
 必死に もがいた
 北風を 無理矢理 春風に 変えたかったから


 
 キミのキモチが ボクに届かなくて
 もどかしかったよに
 ボクのキモチが キミに届くのが 遅くなったコト
 もどかしくて 後悔してた



 想うキモチが 多い方が ツライんだよね
 いっぱい想ってる者は ツライの
 想われてる方が 幸せだなんて
 何処かで 聞いたコトある


 一番 愛してる人と 結ばれるよりも
 二番目に 愛してる人と 結ばれた方が 幸せだって
 何時か 聞いたコトがある

 愛してるより 愛されて結ばれた方が 幸せだって
 誰かが 言ってた気がする



  キミは いつか 言っていたね
  僕等は くっついたり 離れたりしながらも
  ずっと 続いていくような気がする って・・・



 北風が吹く 季節が やってきた
 キミは 暖かいバショにいると いいな


 ふたりで 暖かくなれなかったから
 せめて キミだけは
 陽のあたる場所に 居てね


 もう 願うことしか できないけれども。。。





  




   いつの日か また ギュッて 抱きしめてね♡









         2004年12月03日(金)



 tear


 温(ヌク)とくって 塩っぱい
 下瞼から 滴り続けていく

 まるで 高い所から 低い所へと 坂道を 流れて行く
 雨すじのよに


 化粧水 塗ったばかりなのに,なぁ...
 頬を ツタワリ
 顎から シタタリオチテいく
 止まらないよ ・・・・・

 トマラナイ ・・・・・・・・・


  生きていくのには 必要なのかな ?
  こうやって 涙 流すことも 。。
  どれだけ 流せば いいのかな
  この“空虚”な キモチ 抱えながら.......


    壊れないでね 


    もう これ以上


    ワタシの ココロ・・・・・・・












2004年12月01日(水)
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