* * * 
憐凪



 We can't but walk


 向かい風が ボクを 吹き飛ばそうとしても
 ホラ あの 太い木々が 耐えている限り
 ボクは 向かっていくよ


 ボクの履く スニーカーの 裏側から
 釘が 刺さっていて 
 ボクは 歩く度に 血を 流すんだ


 茨の途 なんて もんじゃない
 何処を どう 通ったって
 容赦なく 釘が 刺さるんだ


  天から 雨粒が 落ちてきても
  雲で 覆われて あの空が 見えなくても
  あの上には いつも お陽様が 居るんだ


  どんな目に 遭おうとも
  雲の上に 突き出したら
  あの 心地いい 陽(ヒカリ)が 待っているんだ
  必ず いつも 此処に あるんだ


 想い出に 浸って 感傷的になったって
 哀しいかな 歳月(トキ)は 止まってはくれない

 あの砂時計の 砂の落ちる速さで
 刻々と 時間(トキ)は 過ぎていく 
 通り抜けていく


 キミは キミの 思うように 歩いて行けばいい
 過去という 呪縛から 逃れて
 現実という名の 人生を 
 毎日を 
 ただ 歩いて行けばいい




  ボクも 茂垣ながら 歩いて行くから

  
  顔を少し上げて 背中を 伸ばして

  歩いて行くから


  追い抜かれないように

  否 取り残されない様に。。。。。









2004年11月29日(月)



 walk


 喩え 真っ暗な雲が 低く垂れ込んでいたとしても
 雲の上に 飛び出せば 陽(ヒカリ)眩い
 Allways blue sky

 茨の途だと 嘆いて歩いている この途も
 ジッと見つめ直したら ただの雑草なのかも知れない
 Walking along this way is pleasant

 目頭が熱くなり 下瞼から 雫滴り落ちても
 そのまんま 逆らわないで
 涙枯れるまで キモチ洗い流すように
 すべて 出し尽くしてしまえばいい
 We may cry

 こんな夜更けに限って 切なくなる
 そんなつもりじゃなかったのに・・・
 どうして ココロは 沈んでいくのか
 Why does the heart become hard to be painful?

 前向きに歩くのなんて 無理なんだよ
 って 脳も言う
 だって 病気なんだから
 Since I am a mental disease

 でも そうじゃないよね?
 瞬間(イマ)が 止まっているように思えても
 日々は ちゃんと 繰り返されている
 That's right
 It is repeated also at this moment
 
 兎と亀の お話のように
 歩いていくよ
 ボクが どんなに 歩みの鈍い亀だったとしても
 I will continue walking everydays
 
 そりゃぁボクのコトだから
 すぐに 躓くに決まってる
 言ってる傍から 途方に暮れるかも知れない
 I am uncertain
 
 それでも 歩いていくよ
 過去に しがみついていても 何も変わらないから
 だから キミも 歩いて行こうよ
 たとえば 泣きながらだって いいじゃない
 I walk crying

 いつかは 涙も枯れ果てて 笑える瞬間(トキ)が来るよ
 暗雲立ち込める空の日も
 風に 身体が 吹き飛ばされそうな日にも
 雨が 討ち付けてくる日も
 泣きべそ かきながらで 構わないから
 一緒に 歩いていこう
 We will wipe a tear, will walk and will go

 大きな結果は 付いてこないかも知れない
 否 多分 そう
 でも きっと 其処には 何かが待っているって
 信じて 手を繋いで 歩こう
 We walk even with crying

 一歩一歩 進んでいく
 時々 空を 仰ぎ見ながら
 頼りにならない ボク自身を ちょっとだけ 信じながら
 陽(ヒカリ) 見たいから
 浴びたいから
 I walk carrying out sunlight and being exposed
  

  歩いていく
  I continue walking to where





 
 

2004年11月09日(火)
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