* * * 
憐凪



 道標



  わき目も振らず 懸命に泳いできた
  息継ぎが できないから
  うまく 泳ぎきれる筈ないね

  息が続くところまで。
  それが“あの日”だった…


    太平洋の大海原で
    今は 漂流している


  どのくらいの歳月 漂流してるのか
  分からなくなってしまうほど 長い年月が経ったと
  ぼんやり 空を眺め 想いを馳せる





    “自分が自分らしくあった”日々は
     今は もう-遠い昔-





  It says 「that my life was shining a long time ago......」

  Just now ただ ただ 空虚で無駄な日々


    どれだけ待っても 何も変わらない
    自分で 支えるしかない
    自分で 自分の途探して 歩まなければ


  どうか お願い
 
   
     私の途に 道標べの灯しびを 灯してくれませんか













2002年10月22日(火)



 Love me



  夢  
 dream ありません
 とうの昔に 消え去りました


  思いやり  
 consideration ありません
 何処かに 落としてしまいました


  愛  
 love ありません
 在ると そう 思っていたいだけ です


  未来  
 future 有りません
 誰かには あっても 誰にでも等しく存在するものでは有りません




 ・・・何を 問われても
          無いものだらけです


  そんな ワタシには
  愛される資格は 無いのでしょう




  それでも
  愛されたいと 思うのは ワタクシのエゴイズムです












I am selfish like the child who is petulant completely......

2002年10月18日(金)



 m o o n


神無月の ある晴れた日
窓を開け ベランダに立つと 正面少し上に
昼下りの月 みつけた
歪んだ瞳に映る the early afternoon moon

太陽の まばゆさに

うすい 薄い 白い月

キレイな水色の
秋の高い空に
ひっそりと 
うすい 白い月

月明かりは 陽射しふりそそぐ昼下りには 存在感無い
所在なさげに 
うすい 白い月

快晴の空に 小っちゃな雲の千切れかと 見紛うほど
濁った瞳に 映し出された the early afternoon moon


  まるで 自分を見ているかのよう…
  昼下りの月に 何の価値を 見出せると云うの?
  昼下りの月に 誰が 何を望むと云うの?


錆びないブロンズのフェンスにもたれ
mentholのタバコの煙り燻らせ  ぼんやり眺める。。。
未来の映らない 腐った瞳に映る the early afternoon moon

   私は 昼下りの月・・・


まるで 昼行灯・・・・






The moon waxes and wanes.




the early afternoon moon..........

2002年10月14日(月)



 想い


アナタと 久しぶりに
大好きな 大好きな湘南海岸へと

なんだか 互いに 車中 無口になるね…
昔は バイクで来たものなのに、ね

葉山の海岸は
雲間から射す光(ヒカリ)が 空からのSearchlightみたいで
海面が キラキラ輝いてたね
自然の醸し出す美しさに 目を見張る


波は 穏やかで 海はとてつもなく広くて 大きくて
空も 無限に広がり 見渡せて 水平線が 空と海を 区切ってた
絶好の Review

コート着て 厚着してても 寒くて悴む身体を
私を包むように アナタは後ろから 抱き抱える様に座ってくれたね


 
        今も 忘れない
        きっと 永久に忘れない。。。



お互い 別々のそれぞれのPartnerと 暮らしている今でも
・・なんでかな ?
アナタは 特別な存在


海風が 想いの他 強くて寒いけど
桜の木が 蕾をつけて 春の準備してたね


わたし達の春は  もう きっと 来ないけれど・・・・・・・・



  何時か 互いに お爺さん・お婆さんになって
  一人身になったなら 結ばれるのかな…
  そしたら また 優しくHug(ハグ)してね






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2002年10月01日(火)
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