朝焼けの詩
ふと見付けた風景とか
ふと気付いた思いとか

2005年03月30日(水) Farewell

君は片方の翼だった
僕が飛ぶために
飛んで生きていくために
翼を羽ばたかせるための
ひとつの力だった

その君が僕の前から消えてしまう
僕は翼を失うんだ

二度と戻らない大事な翼を

でも心配しないで
君なしでも飛べるようになるから

だから

空の向こうから
海の向こうから

そっと笑顔で見守っていて



…ひそかに愛してたよ



2005年03月28日(月) 別離(わかれ)

別離(わかれ)はいつも

悲しい速度で駆けてくる

追いかける事もできず

ただ立ち尽くす僕



2005年03月15日(火) 幸せを感じると

ずっと辛かったからかな
最近少しほっとできる時間が出来たけど
小さな幸せを感じる度怖いの
不安になるの
また元に戻るんじゃないかって



2005年03月06日(日) 踏めないブレーキ

真夜中
三時半

独りで帰る私を心配してくれた君

大丈夫だよ、
と急いでタクシーを拾った

タクシーに乗り込んで
出発するまで
ずっと見守ってくれてたね
そして
大きく大きく手を振ってくれたから
私も
大きく大きく降り返したんだ

君の優しさが暖かかった
けれど同時に痛かった
切なかった

どうしてそんなに優しいの
どうして…


明け方、眠りについた頃
君の夢を見たよ
夢にまで想いを引きずって
立ち止まりたくなった

消そうとしてる
この淡い気持ち

それでも消えない
淡いけど芯が強く残ってる

もうやめよう
そう思うのに
ブレーキを踏めない
いつも足はブレーキの上なのに
でもアクセルも踏めない
アクセルは私の中に存在しない

ここまで来てしまった
どうやって戻ろうか
どうやって


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*Elly* [MAIL] [HOMEPAGE]
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