2004年08月21日(土) |
救命ボート、用意して。 |
本当に行くの?
果てしない未知の海で
君は泳げるの?
もしも君が溺れたら
僕はどうしたらいいの?
救命ボートを作るから
これを必死で漕いで君を救いに行くよ
だから安心して
でも本当は行かないでって大声で叫びたい
そこに行くにはまだ時間が必要な気がするから
お盆。
旅立ったあなたは、 今戻ってきていますか? もしかしてそこにいるのかも知れないね。
声を掛けてももう返事は無い。 寂しいよ。 寂しいよ。
いつまでも忘れないから。 だからずっと見守っていてね。
悲しい戦いが終わったあの日に 思いを馳せながら黙祷
天国にいる 戦地に赴いた祖父に黙祷
二度と悲しい歴史が作られないように そっとそっと祈ります
別れはいつも夏だった
気が遠くなるくらい 果てしなく続きそうな悲しい空が 僕には見えた
呼び止めたはずだった 君は振り返ったの? 日差しが強過ぎて 目が眩んで 僕にはなにも見えなかった
夏が僕を包み込む 無限の熱とともに この熱病から回復するのはいつ?
体が火照る 心が火照る
まだまだ消えない炎が見える 涼風がやけに心地良い
だからもう一度僕の名前を呼んでくれないか
飾ってあった あの観覧車の写真
連日の強風で いつの間にか床に落ちていた
そして折れ曲がっていた
過去をも曲げてしまうかのように
悲しくて悲しくて 胸が痛くなったけど
もう一度 折り目の付いた写真をそっと直して もう一度飾った
いつか本当の写真を撮ろう その日まで此処に飾っておくよ
そこまで会いに行けたら。
元気になりますように。 少しでも、気力が戻りますように。
あなたと出逢えたことは、 一生の宝物だから。
だから、私の前から消えないで。 大好きなの。 あなたがいないとどうなるか分からないほど。
いつか会いに行くから。 この空に虹を架けて、そこまで歩いて行けたらいいのにね。
毎日お祈りするよ。 あなたが元気になるように。
大好き。大好き。大好き。
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