2002年09月23日(月) |
眠れない夜、君に旋律を |
眠れない夜。 深夜一時半。 どうしても眠れないのでPCのスイッチをONにする。 ますます眠れなくなってしまうかしら。
ふと気付くと 知らない間に様々な感情が湧き上がる。
君に届けたかった旋律は もうすぐ涸れてしまいそうだよ。 けれど私は諦めの悪い女だから まだまだ出ない声を振り絞って かすれ声で歌をうたうの。
届かないとわかっていながら。
聴いてくれる? この振り絞った小さなメロディーを。
君は今 しあわせなのかな もしも しあわせだったら
君のしあわせと笑顔が ここまで伝染しますように
朝目覚めた時、 ほんの少しでも呼吸が楽であるよう、 お祈りしているよ。
穏やかな空気に包まれますように。
どうかどうか神様お願いです。
もし余裕があったら、 穏やかな空気をこちらにも届けてください。
勝手なお願い、お許しください。
あなたは誰ですか? 多分、名前も顔も知らないけれど 見守ってくれてありがとう。
ありがとう。
形に出来ない虚ろな思いは 何処へ押し込めばいいのだろう
届けるべき所は遠過ぎて 一生懸命思いを込めて投げた紙飛行機が 途中で墜落してしまうみたいに 虚ろな思いも墜落して消えてしまうのだろう
遠いよ 遠いよ 遠過ぎて 歩き疲れたよ
最初から遠くて厳しい旅になることは 判っていたこと
敢えてそれを選んだのも自分
そして今日も墜落する紙飛行機を 遠い空に向かって力いっぱい投げようとするんだ
届かないと判っていながら・・・
窓辺に夏が残っていた。 少し冷たくなった風に吹かれて チリンチリンと音を鳴らす風鈴。
その音が何だか寂しげだった。
仕舞い忘れた夏。
夏はもう彼方。
風鈴と一緒に、夏の澱も一緒に仕舞うんだ。
2002年09月11日(水) |
同時多発テロからもう一年・・・ |
あの忌まわしくて衝撃的なテロから、 もう今日で一年が経ちました。 テレビで見ながら心臓がドキドキして絶句したのが つい昨日のような気がします。
未だ、PTSDで苦しむ人が100万人以上いると聞きました。 そして、何より犠牲者の遺族の方々・・・
傷を負った方々の心が少しでも癒えるよう、お祈りしています。 そして犠牲者の冥福をお祈りいたします。
直接関係のない私も、テロを経験した方の手記を読んだりして、 胸が苦しくなりました。 想像するだけで苦しくて苦しくて・・・ 二度とこんなことは起きないといいのだけど。
そう言えば、去年時々遊びに行っていた、私の好きな某俳優さんの サイトを開かれていた女の子がいて、何度かメール交換も していたんです。 アメリカが大好きで、アメリカ人以上にテロに心を痛めていた 彼女・・・ テロから数ヵ月後、NYでボランティアをしながら演劇を 学ぶんだと言って旅だっていきました。
ただただ、すごいな、と思いました。
まだまだ混乱状態にある都市に敢えて踏み出して、しかも ボランティア・・・。
今頃彼女はどこで何をしているんだろう。 まだ日本には帰ってきていないのかな。 サイトを再開したら連絡すると言っていたけれど、まだ連絡はないまま。
私にも、もう少し元気と勇気があったら、 きっとこの日本には居なかったと思う。
行き先がアメリカじゃなかったとしても、きっと世界のどこかに。
こんな流れるような初秋の日々。 せめて寝る前には、 大切な人たちの笑顔を祈ります。
遠くからしか祈れないけれど、 笑っていられますように。
明日が素敵な一日になりますように。
暗雲が立ち込めたとしても、 ほんの少しだけでも微笑む事ができますように。
ささやかに、ささやかに祈ります。
2002年09月05日(木) |
君の為に宛てもなく紡ぐよ |
君がこの森に立ち寄ることは きっともうないだろう
けれど君の為に宛てもなく ここで言の葉を紡ぎ続けるよ
ただそうしたいから ただただそうしたいから
君へ届けられない言の葉はどうしたらいいんだろう? 溜め込むのは苦手なんだ 捨ててしまうのも苦手なんだ
いっそのこと風に飛ばしてしまおうか
それでもやっぱり紡ぎ続けるよ 君の為に・・・
君は何も知らないままどうか遠くで笑っていて
やっとやっと会えたね。
何にも出来ない無力な私だけど、
どうか祈らせてください。
・・・幸せに、なれますように。 ・・・元気に、なれますように。
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