ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2004年05月31日(月) パンチラ

ここ何日かは身体がだるくて仕方がない。
あつさのせいかしら。
仕事帰りに中古CD屋をのぞいていると
『ベスト・オブ・パンチラ』を見つけて
「おっ!?」と思ったんだけど
『ベスト・オブ・パンテラ』の間違いだった…。
あつさのせいかしら。

夜、久々に小里英樹と電話。
小学生からの友人で近々結婚する。
わざわざ名前出す必要もないんだけど
何となく小田英嗣と似てるでしょ?
中学生の時BoφWYを聴いたのも
高校生の時KATZEやニューエストモデルを聴いたのも
楽器を持ちはじめたのも、みんな彼からの影響。
多分、音楽面では彼と逢わなければ
今の自分がなかった1人。
ベースをやりはじめたのも
彼がギターだったからだと追憶をなぞる。
でも、バンドを組むことはなかった。
それが今もベースを弾き続けている理由かもしれない。
おめでとう。


■今日のこの1枚
大滝詠一『恋するふたり』
あの急激なフェイドアウトはなんじゃらほい!


2004年05月30日(日) アレルギー

2日間かけて部屋の模様替えなんとか終わりました。
土曜日は「どうやって寝るのかしら…」ってくらい
とっ散らかっていたんだけど。
狭いし、物が多いので
ベランダや風呂場使ったり、引越しよりも大変。
50円玉見つけたので、日給25円也。
結局、ベッドは描いてた場所には入らず…。
あと、5cmくらいなのにな〜。
おまけにダストアレルギーなので
ちょっと片付けてはハクション!
またちょっと片付けてはハクション!!
こんな暑いのに鼻水ズルズルなのでした。

この間、サミーソーサがくしゃみで
ギックリ腰になったもんだから
なるたけ気を付けてやってました。
中腰とか不安定な体勢じゃない方がいいんだってさ。
ドイツではギックリ腰のことを
「魔女の一撃」っていうんだってね。
未だ経験したことないけど、それくらいすごいのね。

『響けぼくの歌・木下航志14歳の旅立ち』(NHK)の再放送を見ている。
鹿児島在住の全盲の中学生の5年間の記録。
ジャズを基本としたピアノで弾き語っているんだけど
歌に何とも言えないコブシが回っている。
綾戸智絵よりも、子供の頃の美空ひばりかってなくらい。
福山雅治とか花花の曲を歌ってたんだけど
皮肉なことに本人よりも全然いいのね。
元の曲は全然好きじゃないけど、いい唄ね〜と思ってしまった。
今年1月には下北の440でバンド編成のライブをやっていた。
スティービー・ワンダーの「You are the sunshine of my life」
のイントロを聴いてちょっとぐっと来てしまった。
最後に「竹田の子守唄」を歌ってたんだけど
これって放送禁止歌から外れたんかな?

ただ、敢えて言うならオリジナルを聴きたい。
カヴァーを中心とした歌い手は個人的に好きじゃないし
彼だから書けるものを聴いてみたい。
番組の中で木下くんも変声期で悩んでたけど
初期フォルダーのヴォーカルの男の子も
変声期で休業ってことになってたけど
その後どうしたんかねぇ?


■今日の模様替えCD
イースタンユース『其処カラ何ガ見エルカ』
サンボマスター『新しき日本語ロックの道と光』
ビートルズ『アンソロジー2』
レッド・ツェッペリン『フィジカル・グラフィティ』
サニーデイ・サービス『恋人の部屋』
斉藤和義『WONDERFUL FISH』
アップテンポな方が作業も進む。
斉藤和義の「引っ越し」でちょっと泣けてきた。
ひとり暮らしはじめてからの
この4年ちょっとにも歴史がある。


2004年05月29日(土) アーリー

『朝まで生テレビ!』を夜中だけ観る。
自分の確固たる意見がないと
「この人のこの意見とあの人のこの意見と」
とつぎはぎだらけの意見になってしまう。
田原総一朗の代打で宮崎哲弥が司会してたんだけど
さすがにぎこちなかったなぁ。

これから部屋の模様替えをしようと思ったんだけど
何だかやる気がうせてしまった。
まさにこんな感じ
あつさのせい(大瀧詠一)ってことしよう。
『アーリー大瀧詠一』を聴いている。
ベッド、あの場所に収まるかしらん。
いざ動かしてみて「あり?」ってことにならなきゃいいな…。

■今日の赤い彗星

シャア専用エレベーター
乗りてぇ!3倍速かったらどうしましょ…。来年Zが劇場でやるね。


2004年05月27日(木) モン・シロ

朝、『はなまるマーケット』に南野陽子が出てたんだけど
アイドルの頃よりも可愛い…ってよか面白い。

岡村靖幸『モン・シロ』(CD)『Symposium〜フレッシュボーイTOUR 2003〜』(DVD)購入。
まずジャケットがイイ!
家族団らんの中に怪しい男がひとり。
DVDでは我慢できなくなったのか食卓で踊り始めてる。
一聴して身体だけでなく音もシェイプアップしたのが十二分にわかる。
ちょっと前の重く甘い歌い方よりもこっちの方が好き。
「モン・シロ」もカップリングの「未完成」もいいのだけど
おまけのZepp Tokyoでのセッションのライブ音源が一番岡村ちゃんらしい。
「寂しいからって少女を誘拐したいだなんてと思わないぜ!」
「大事なことはひとりぼっちの時にしか起きないんだぜ!」
とか即興の言葉で会場を沸かせる。
「OK!転調」とか「キックとベースだけ」と
バックのメンバーに指示しながら進んでいくのもカッコイイ!
今はAM5:14。『Symposium』を観てる。
まだ痩せ切れてなく、前より遠慮気味にステップを踏んでいるのも愛しい。
全部観ずに眠れるかしら。
前に似ているって言われたこともあるけど
今の方がより親近感を持てるのは嬉しいような哀しいような…。
もっとパワーアップ(脂肪が)すると葉加瀬太郎になる。

『モン・シロ』で画像検索したらモンシロチョウの毛虫が
たくさん出てきて気持ち悪かった…うげ〜。


■今日のちょっといい話
野田社長の巨乳ビジネス概論
みうら氏の漫画、ディラン新アルバム飾る


2004年05月26日(水) ストラグル

『郁恵・井森のデリ×デリキッチン』(フジ)でも
『ピタゴラスイッチ』(教育テレビ)でも
麻婆茄子が出てきて、どうしても食べたかったんだけど
残念ながら我が家には茄子がない。
買いに行くのも面倒で、普通の麻婆豆腐に椎茸入れて
何とか誤魔化した。
が!食べたら何だかすっぱかった!
何を間違えたんだかわからん…。

救う会あてに千件以上のメールや電話、3分の2は批判
イラク人質事件の時もそうだったけど
完璧に何かを履き違えている。
根本的に悪いのは日本政府ではないけど
それ以上に被害者達ではないはず。
弱い立場の者に楯突いてどうするよ?
情報過多の中で反応だけはよくなったけど
もっとどうしようもなく、もがいて出した言葉が欲しい。


■今日のこんなものいらない
165万9000円の12Gバイトコンパクトフラッシュ
需要があるから売るんだよね…?
中学校の放送室占拠
金八みたいだ!と思ったらバトルロワイヤルからなのね。
これで世代が分かれる。
でも、真似事じゃ伝説にはならねぇよ。


2004年05月25日(火) ジョン

レコーディングも5合目まで来たような
それでも未だ、ふもとのような。
まぁ、いい。前人未到の山へ登るつもりだもの。

元祖ビートルズ「ザ・クオリーメン」日本でデビュー
もう、こうゆうの大っ嫌い!
音も聴く前から言うのもなんなんだけどさ。
それでもジョンという言葉には反応してしまう。
先週、BSで映画『ジョン・レノン・ストーリー』を半分観た。
のめり込めなかったので半分は寝てしまったけど…。
それこそクオリーメンの頃の話。
今日の『徹子の部屋』に出ていた田中要次
ジョンが死んだ日に会社を辞めたと言っていた。
無性にそうしたくなったらしいのだけど
後から考えてみたら、その会社に入社して
8年8ヶ月と8日目だったという。
だからどうしたと言われればそれまでだけど
行動したことだけが正解で、意味なんて後付でいい。
韓国の南部ではチヂミのことジョンというらしい。
銀座のあの店の海老ぷりぷりチヂミが喰いてぇ〜!
と、たまにチヂミ…いや、ジョン・レノンを考える。

地村保志さんの父、保さんが23年ぶりのお酒を呑んでいた。
素面なのに酔ってそうな感じが酒好きだと思う。
僕は眠くないのに眠そうだとよく言われる…。

高見沢俊彦ほぼ等身大ポスターダウンロード
A4版32枚をプリントアウトよろしく。


■今日の鼻歌
尾崎紀世彦『また逢う日まで』
たまにカラオケで熱唱したくなる。


2004年05月23日(日) オレ

祖母と母とお昼ごはん。
ふと、祖母のことを「おばあちゃん」と呼ぶ母を不思議に思う。
僕からすれば当たり前の呼び名だけど
自分の母を「おばあちゃん」と呼ぶのはまだまだ想像できない。
来月は孫三人と旅行。

小泉訪朝。
テレビを観ていても胸糞悪いのだけなんだけど
やっぱり観てしまう。
横田めぐみさんの父、滋さんの「予想していた中で最悪の結果」
と言う言葉以上のものはない。
こんなにも外交がダメな国ってめずらしい。

誰も知らない中学3年生
中間テストで授賞式にはいけなかったそうだ。
「オレ」と語るところがカッコイイ!きゃ〜。
僕もこれからは「オレ」でいきます。
明日もオレはレコーディング!
…う〜ん慣れない。


2004年05月22日(土) ベストマンガ

悪知恵が働いた1日。
こんなことだけに頭がフル回転。
ご注文受け付けます。

業田良家『自虐の詩 上・下』(竹書房)を読む。
BSマンガ夜話』で取り上げられていて
みんなべた褒めだった。
あまり絵が僕好みではないし、しばらく手が出ずにいた。
読んでみて上巻は物語りも特に進まず
同じことの繰り返しだったんだけど
下巻に入ってから、どんどん加速を上げ一気に読んだ。
後半には不覚にも電車の中で泣いてしまった。
最後の「完」の文字が映画のエンドロールの後みたいに
ばぁ〜んと目に飛び込んできた。
今年の上半期ベストマンガ。

フルーチェを久々に食べたけど
ひとりぢゃ多すぎる…。
でも、もちろん食べきった!


■今日の鼻歌
串田アキラ『キン肉マンGo Fight!」』
心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ…。
ちなみに「ほんとにほんとにライオンだ〜♪」
の富士サファリパークのCMもこの人。


2004年05月20日(木) ガイド

木梨憲武と居酒屋で語り合う夢を見た。
『木梨ガイド』にでも出演したような気分。

前言撤回。
ベーシストとしての意識を高く持ちたい。
何となく弾ける気になっていただけだった。
的確な意見をもらい、めずらしくやる気が出た。

僕はどちらかと言うと受身で話すことが多い。
能動的にしゃべり出す時といえば
怒っている時だけかもしれない。
話すよりも聞いている方が好きなのもある。
それでも話さなければいけなかった。
たどたどしくても、わかってもらえなくとも
伝えるしかない。
ガイドのいない夜に
僕らの想いが紛れてしまうわぬように。


■今日のこの1枚
BECK『Sea Change』
これと言ったインパクトもなく、只々暗く重く静かなアルバム。
でも、ベックの中では一番好きだなぁ。
ここで試聴っていうか全部聴けちゃいます。


2004年05月18日(火) ベース

夜からベースの録音。
一番新しい曲や7年も前の曲が
一直線上に並ぶようなベースが弾けたかしら。
僕はベーシストという意識が低い。
でもベースがやっぱり一番しっくりくる。
不思議な楽器だ。

帰って来たものの気持ちが昂って眠れない。
ライブの後もそうなのだけど
録音の後もやっぱりそうだ。
かと言って何をするわけでもなく
ぼーっとしている。
今は録画していた『黄金筋肉』を観ている。
女子総合格闘技最強女王決定トーナメント。
下手な男の試合よりよっぽど面白い。

最近、何だか着物関係のアドレスから
ウィルスメールが来る。
何だ、着物着ろってか??


■今日の鼻歌
クレイジーケンバンド『プチ!チュウ!カフェフレッソ』
横浜市は『いいね!横浜G30』でゴミ収集車がくるらしい。
いーねっ!


2004年05月17日(月) メロディー

夕べ作った唄の一部分のメロディーが
どうして思い出せない。
ものすごくいいメロディーだったんだけどなぁ…。
コードは覚えてるんだけど、何回歌っても
違う気がする。
「こんなことならMDにでも録っておけばよかった!」
と、録音機材も譜面もなかった頃の人々は
そんなことすら考えなかったんだろう。
「残す」んではなく「残る」ものを。
そして、忘れてしまったことを思い出させるような
メロディーを。

ボケてた…。
今年に入ってから日記のタイトルを月毎に変えてたんだけど
今月のカタカナシリーズはもうやってるんだった…。
全く意味はないんだけど、耄碌してるなぁ。

今日は何だか自分の髭が気になった。
それこそ恋人の髪でも触るように。
剃っちまうか。

■今日の罪
ポール、猫に謝罪
変態だから無罪


2004年05月14日(金) デイライト

何かが生まれる度に
何かがはじまる度に
永く続けばいいなと思う。
命であれ、恋であれ、音楽であれ
どんな形であれ、生まれたものに
息吹を吹き込むことは
とてつもなく素晴らしい。

それでも永続きしないのは
何でなのか?
続けようとする努力が足りないのか
続けようとする努力が多すぎるのか。
そもそも永続きさせる必要はない。
続けることが目的ではないから。

何かがはじけ終わってしまった時でも
やっぱり新しい何かが生まれたんだ。
そう思えた。

自分の唄でないのが情けないけど
「今キミは新しい自由をくれた」と歌う
塚本晃の『デイライト』を君に捧ぐ。


2004年05月13日(木) マジシャン

昨日は半日レコーディング。
その内の3分の2がベースを弾いてて
残り3分の1がパンとビールを鱈腹。
旨かったぁ〜そして勉強になった!

郵便局へおつかいで行ったら「ちゃららららら〜」と
ポール・モーリアの「オリーブの首飾り」が掛かってた。
「はっ!マジシャンはどこ!?」
と、周りを見渡せど、もちろんそんな感じの人はいない。
ただ、そこに居た人の脳裏にはきっと
それぞれのマジシャンが浮かんだことだろう。
僕の頭の中ではトランプマンが浮かんだ。
さて、あなたは?

要らないと断った「その教え」を
無理やり送ってくるその暴力が嫌いだ。
僕はクロヤギさんなので読まずに捨てました。
いつまでも無宗です。
無臭ではないんだけど…ね。

サザエさん理解度確認テスト
けっこー難しい!

■今日の鼻歌
最近、自分の録音以外あんま聴いてないので…。
RCサクセション『トランジスタラジオ』
授業をサボりたい。


2004年05月11日(火) インターホン

明け方4時頃、熟睡していると4つ打ちのトランス?
が馬鹿でかい音でが聴こえてきた。
夢ではなくどうやら現実。しかもかなり近い。
それに「ヒュー」とか「キャー」とか盛り上がっている様子。
前々から夜中にこの傾向はあったんだけど
流石にこの時間帯と音量には非常識すぎ。
上階に文句を言おうと玄関を開けたら、音は隣の部屋からだった。
インターホンを鳴らし「うるさいんだけど…」
と言うと「ごめんなさ〜い」と若そうなギャルの声。
しかし、部屋に戻って寝床についても
音量は多少抑え目になったものの、まだまだうるさい。
「五月蝿い」とはこの時期使うのか?
すぐさま再度インターホンを連打。
高橋名人もびっくりの連打に次ぐ連打!
ようやく収まり何とか二度寝。
まぁ、賃貸に住んでりゃあよくある話だけど
とても参ったのでここに刻む。

何とも目覚めの悪い朝。
しかし久々の洗濯日和!(生活臭ぷんぷん)
仕事で10分くらい外に居ただけで日に焼ける。
Yくんに酒焼けみたいだと言われた…。

夜からポラリス@渋谷O-EAST。
めちゃくちゃよかった!
行く前に色々あったけど、観て正解だった。
今夜は坂田学に尽きる。
奴にスティックを持たせたらやばい!
レポ書きたいけど、書けるかなぁ…。


話せば全てが何とかなるとは言わない。
しかし、話さなければ何もならない。
自己完結だけはやめてけれ。


2004年05月09日(日) ラセン〜VOL.1@下北沢440〜

長谷川京子とMEGUMIにせまられる夢を見た。
にやけながら目覚めたような気が…お莫迦。

『報道2001』で田中康夫が竹村健一にベタ誉めされてた。
しゃべり方が気持ち悪くとも
言ってることはきちんと理解できる。
余計な例えを出さなきゃもっといいのになぁ。

そぼ降る雨の中、下北沢へ。
数件お店を覗いた後でmona recordsでちょっと休憩。
キーマカレーを少しもらって食べたけど旨かった。
CD売り場をウロウロしてたらマーガレットズロースの
御三方がお店に入ってきた。
「後で観に行きますよ」と心の中で伝える。

ラセン VOL.1@下北沢440
出演は二階堂和美/PIPIN/マーガレットズロース/24ページ(from京都)。
最初に24ページ。
「この間高校卒業しました〜」とでも言わんばかりな
若さあふれるグループ。
アコギ、キーボード、エレキギターの形態と思いきや
ドラムを叩いたり、打ち込みを使うなどかなり変則的な形態。
3声でハモられた時にゃあびっくりした!
どの曲でもコーラスがきちんとしていて心地よかった。
続いてPIPIN。
女性のエレキの弾き語り。
その世界は確立しているけれど、僕が好きになるものではなかった。
お次に二階堂和美。
CDを聴いて「どんな声の出し方をしているのだろう?」
とずっと不思議に思っていたので期待していた。
…が、聴いていても言葉が入ってこない。
「CDの方がよかった」と寂しい感想を言わざるを得ない。
それでも「いくつもの花」「脈拍」の最後2曲はよかった。
トリにマーガレットズロース。
彼らの惨敗。それでも僕らの勝ちではない。
戦わずして平井くんは逃げてしまったように思えた。
これまで何回か観たライブの中で、彼は戦っているのが解った。
ステージに上がれるか否かの状態で、何とか這い上がって
搾り出しているものを聴いていた。はずだった。
岡野くんのベースも、粕谷くんのドラムもよかったが
平井くんだけ駄目だった。
それだけでもバンドが駄目だったってことになる。
数メートルのところにいるのに叫んでいる声が聴こえない。
怪獣に負けてしまったヒーローのような虚しさが胸に残った。
こんなライブが続くんじゃ、しばらく観たくない。
この『ラセンVOL.1』はどこまでも下に降る螺旋だった。


■今日のこの1枚
も一度、斉藤和義『青春ブルース』
彼の唄もいいけど、彼の叩いてるドラムが好きだ。
ちゃんと唄っているのが解る。
同じくサポートで叩いている森信行(元くるり)のドラムも
唄っている。
みんな唄わなきゃダメなんだ。言葉に出さなくとも。


2004年05月07日(金) リラックス

電車の中で見たインド人(おそらく)の女性の立つ姿が
あまりにも凛々しかったので、僕も姿勢を直した。
公共の場なはずの電車の中だけど
リラックスし過ぎていたのかも知れない。
少なくともケータイのボタンやヘッドホンから漏れる音
近くでなくとも匂うマニキュアの匂いは
風物ではない。
それでも電車という空間はわりかし好きだ。

『世界の中心で、愛をさけぶ』が『ノルウェイの森』抜いた。
「なぜこんなに売れているのか、自分でもよく分からない」(片山恭一談)
僕もまったくわからない…誰かこの本のよさを教えて欲しい。
タイトルがエヴァンゲリオンの第弐拾六話「世界の中心でアイを叫んだケモノ」の
パロディだというのは本当なのだろうか(まぁ、まんまだし…)。
ここ10年くらいの間で書籍や音楽CDなど
売れている数の記録は更新しているけど
中身がよかったか、というのは全く別な気がする。

いろんな人の日記や生活を読んでいると
自分だけ取り残されたような気になる。
それでも僕だけにしか出来ないことが待っている
と思えたら。


■今日のこの1枚
斉藤和義『青春ブルース』
前作は『NOWHERE LAND』はCCCDだったので買わなかったんだけど
何事もなかったように普通のCD。コメントとかもないし。
相変わらず飄々としているなぁ。
まだ、ちゃんと聴いていないけど『悲しき街角』(デル・シャノン)の
カヴァーはイイ!
今年はフジロックにも出るらしい。
…が!今年は観たいアーティストがバラバラな日に出るので
ちと行く気がうせている…あぅ。


2004年05月05日(水) オドオド

何もない一日。
こんな休みは久々だなぁ。
でも、何だか頭の左がズキズキと痛む。

髪を切る。
以前、書いたかどうか忘れてしまったけど
この美容院には入って一年くらい経つんだけど
どうも仕事に慣れない女の娘がいる。
お客さんの前だから、あまり大っぴらではないけど
店長に怒られているのを何度か見たことがある。
ただ、一生懸命にはやっている。
僕は心の中でその娘のことを”のぶ代”(勝手に命名)
と呼んでいる。
のぶ代(仮名)は何をするのでもオドオドしているように見え
接客しているお客の目を見れない。
僕は「人と話す時は相手の目を見て話せ」
と親から躾けられたので、どうしても見てしまう。
それが全部に対して、いいとは思わないけど…。

のぶ代(のぶ子でもいい)は最初に席に着かせるのと
最後の仕上げのドライヤーをかけるのが主な仕事。
今回も普通に他の美容師に切ってもらい
あとはのぶ代(のぶ江でも…)のドライヤーを
待つだけだったのだけど、彼女の姿が見えない。
少しすると「お疲れ様でしたぁ〜」
とのぶ代(やっぱりこれだ)は帰ってしまった。
僕は他の人にドライヤーをかけてもらったんだけど
上手いんだけど、何かがいつもとは違う…。
そうだ、あのぎこちなさがないんだ!
僕はそれを求めて、この美容院に通っていたのかもしれない。
のぶ代(本当の名前はなんだろう?)が一人前になった暁には
是非、髪も切ってもらいたい。

のぶ代と言えば…
この間、サザエさんのアフレコ風景を
スーパーニュースでやってたんだけど
初代カツオは大山のぶ代だったんだってさ!
知ってた?

先見の迷惑
あしたのことはわからない。
ましてやずっと先のことなんて…ねぇ。


2004年05月03日(月) リズム

今日も昼からレコーディング。
紹介してもらった、はじめての人と音を合わす。
僕らのリズムが既に出来上がっているので
やはり難しいこともある。
それでも僕は、気付かない内に楽しんでいたようだ。
5時間くらいぶっ通しでベースを弾いたので
硬くなった人差し指を親指で弄んでいる。

ロック共通一次試験(映画『school of rock』のコンテンツ)
ほとんどわがんねぇ!
ロック好きぢゃないのかも…。


■今日のこの1枚
マーガレットズロース『こんな日を待っていたんだ』
平井くんの随筆平井を読みながら聴くと
さらに彼らが身近になる。
ただ彼らみたいに浮き沈みが激しいと
このレコーディングより、ライブの方が
ずっといいと思ってしまう。


2004年05月02日(日) ゴールデン

世間はGWですが、全くゴールデンではない生活。
多い人だとは7連休。僕は連休などなし。
いつから「GW」でなく「大型連休」って言い方になったの?

『ひまわり』(監督:行定勲 2000年)を観る。
もう、こういうのダメ。ツボ過ぎる。
不意な死、そこから思い出してくる小学生の頃の思い出。
好きな女の娘にいぢわるしちゃったのを思い出したり
おまけに幽霊見ちゃうのなんて。
それでもラストに向けて、この映画は何が言いたいのか
わからなくなってくる。
それぞれの想いが交差し過ぎて、散漫なまま終わってしまう。
勿体ない。好きな感じだけど、また観ようとは思えない。
それにしても人の記憶は曖昧なものね。
『ひまわり』(監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 1970年)
は結局最後まで未だ観てないんだっけ。
録画ミスとかで結構そういうの多い。

ヤフオク怖い…(1月26日の評価)
でも、最後までスクロールして見て見て!

『NHKアーカイブス』でKISSのライブやってたね。
「あの子に未練があるけれど」ってテロップで歌詞出てたけど
彼らって宇宙人じゃなかったっけか?
そのギャップがたまらないのかね。
明日はいつもとは少しだけ違う
またひとつ楽しみなレコーディング。
ジーン・シモンズのように火を噴いて
舌出してベース弾くぜ!


■今日のこの1枚
塚本晃『4/23のライブMD』
聴いた直後でも、後からでもじわじわと効いて来る
凄まじいパンチのような唄ばかり。
他の人が歌うと嘘っぱちに聴こえる「自由」も
彼が歌うと、すてきなものに聴こえる。
「キミノコエ」が頭ん中、廻りっぱなし。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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