ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

林矢子ニューアルバム『唄箱』発売中!特集ページはこちら


2004年04月30日(金) 18歳

機長も飛行中に居眠りしてしまうほどの
この麗らかな春の日差しの中に
一番最初に狂気を見つけた人は誰だろう。

昨日は昼間は『夜の豆本展』@ひなぎくへ。
ちっこい本の中にたくさんの想いが詰まっていた。
開いてみて、裏切られるようなものが好き。
夜はキッチン、Shanti、tico moon池ノ上ボブテイル
ボブテイルでお客として観るのははじめてなので
なんだかこそばゆいような感じ。
ひとバンドごとの演奏だけではなく
セッションを兼ねて、お互いの曲を演奏したりしていた。
そういうのって久しくやってないので、羨ましい。
色んなイメージが浮かんだ夜でした。
ボブテイルのオムレツは絶品!と聞いていたのだけど
乾きもの中心だったのでちょっぴり残念…。
今度は卵を持っていてお願いしたい。

今井さんと郡山さんの記者会見。
全くぶれることなく、何かを見つめながら話す今井さんと
あっけらかんんとした話す郡山さんに好感を持てた。
特に的確な状況を説明していた今井さんには驚いた。
18歳の僕はあんな話し方は到底出来なかった。
「今回の体験や、劣化ウラン弾の被ばく
イラク戦争の悲惨さを語るのが、自分に生じた責任と思う」
それ以上の責任が何がある?
情勢を見る、読むことは誰にだって出来る。
それが正しくとも、正しくなくとも
情報でしかない。

女子高生が、パンツが見えないようにスカートを押さえる理由
なるほど。
見えそで、見せないのがイイ女。
僕もそれを目指します!
電車ん中でヤマンバを久々に見た。
めずらしいので、ちょっと保護したくなる。


■今日のこの1枚
マーガレットズロース『雛菊とみつばち』
いつまでも発展途上の彼らだけど
この頃すでに完成していたんだな。
「野良猫ワルツ」と「引越し」が好き。
それにしても「録音場所 荒川中洲」というが気になる…。


2004年04月28日(水) 逃亡6年

火曜日。
夜は引き続きレコーディング。
弾き語りのレコーディングを聴きながら
「負けるな!頑張れ、林矢子ぉ〜」
と、まるで怪獣と戦うヒーローを応援する
子どものような気持ちになる。
それでも怪獣もヒーローも自分自身で
自分と戦っているに過ぎない。
帰り道に聴いてみて、もうちょっと上手く行ってると思ったんだけど
ベースがダメだと激しく落ち込む…。

ベランダの花がぶっとんでてたまげた!
強風で鉢から飛び出てて、無残な姿に…。
鉢も壊れた…どうしよう。
僕は君の亡骸を拾い集めながらも
未だ見ぬ明日のことを考える。

PRIDE GP開幕戦
久々にスカッと決まる試合が多かった。
やっぱり格闘技はこうでなくては!
ノゲイラと対戦した横井は惜しかったなぁ。
それにしても小川直也はプロレスよりも
格闘技の方がずっと向いてる。
プロレスは強ければいいってもんじゃないし。
敗者復活要求をしているミルコは如何なものか。

水曜日。
リハ+リハ延長⇒呑み、更に呑み!

6年間毛刈りを逃げ続けていた羊
村上春樹の『羊をめぐる冒険』に出てきた
羊男(だっけ?)ってこんな感じかね。
SIONの『SIREN』のジャケにもちと似てる。


■今日のこの1枚
Cream『BBC Live』
久々に聴いたけど、以前ほどときめかなくなった。
それでもインプロの部分はやっぱり好き!
これがヒットしたってんだからあの時代はすごい。


2004年04月26日(月) 音楽三昧

最近はリハにレコにライブに音楽三昧。
いい兆候だけど、かなり頭がこんぐらがってます。

ゆらゆら帝国@渋谷AX。
過度に期待しすぎている所為か
普通によかったってな感じ。
『男は不安定』『EVIL CAR』『3×3×3』がお気に入り。
でも、千代さんのキレ具合がとてもよく
慎太郎より気になって目が離せなかった。
レポも書けたら書きます。

駅構内に立っている警察官。
テロ以外の犯罪の抑止にもなってるんだろうけど
同じ場所に2人も要らないんでは?
とは言うものの、好きでそこに居る訳ではないし
上からの指示で居るだけだろう。
全てはやり方次第。

僕の娘はとても可愛い。
その子が何を考えようが、どうしようが
その子の自由だ!…と思っていたんだけれども
「可愛いおめめはそのままでいて!」
と、思うんだわ。
いや、例えばの話。
「娘は結婚なんかぜってぇさせねェ!何でも買ってやるからよぅ」
吉幾三(ちょっとお茶目顔)が言っていたのを思い出す。


■今日のこの1枚
Polaris『Live at AOYAMA CAY』
タワレコ限定仕様。
タワレコのある街はあまり行きたくないので困った。
この日のライブは行ってないんだけど
去年の新宿リキッドのライブの印象がよすぎて
ちょっと物足りなくも感じてしまう。
記憶の音には勝てやしない。
野郎だけコーラスの『流星』もなかなか。
来月のワンマンが待ち遠しい。


2004年04月24日(土) 一撃〜塚本晃@下北沢CLUB QUE〜

新宿から小田急線に乗り換える時に
ばっと目の前に現れたのが小沢昭一(写真と同じジャケットだった!)。
一瞬「何でこんなところに居るんだ?」
と思ったけど、彼も普通に歩いていただけだった。
声を掛けようかと思ったけど、電車の中は満員だし。
「好きです!」とか「中年御三家よかったです!」
ってのもどこか白々しい。
…と、色々考えてるうちに、僕は下北で降りることになり
声も掛けられず、離れ離れになってしまった…。
嗚呼。

塚本晃@下北沢CLUB QUE。
一昨年の12月以来のライブ。
その17ヶ月間に何があったのかは
問うだけ野暮だと、唄い出した瞬間に感じた。
「キミノコエ」「ただひとつかわらないもの」「終わるまで始まり」
空白など微塵も感じさせない変わらぬ声。

このストロークに、この唄いまわしに
死ぬほど憧れた。
それまでの僕の人生を台無しにするほど
強烈な一撃だった。
彼の唄と出逢わなくとも、僕は唄い始めてはいたが
今まで唄い続けていたかどうかはわからない。

アンコールの最後に聴いた「UNNATURAL GROOVER 2」は
唄っていない時も唄っていたんだと思わせる
これからの響きだった。


真夜中、中井貴志(リニューアルおめでと!)とリハ。
人々が家路へ急ぐ頃、音を奏で始めるのも悪くない。
次から次へと出てくるアイディアは
夜の力を借りているだけではないはず。
終わってからマンガ喫茶で
藤子不二雄Aの『まんが道』をマン喫。
…のはずが1巻の途中で就寝。


■今日のこの1枚
ben watt『north marine drive』
しとしとと雨が降る夕方を思わせる。
いいねぇ。


2004年04月22日(木) 28.9℃

今日も各地で猛暑。
東京の最高気温はは28.9℃。
これから毎年、記録的な暑さは更新されてゆく。

今更ながらビデオに録った『冬のソナタ』を見る。
わからない…どうしてもこんなにも
受けているのかがわからない。
ストーリーが鼻でもほじって考えたような
ベタ過ぎる内容なんだもの…。
今後、驚くような展開が待っているのかしらん。
ベタドラマといえば明日は『牡丹と薔薇』特別編。
同じベタなら笑える方がいい。

夜からリハ。
俺はもうダメだ病再発…。

「海外盤CD輸入禁止」問題
前から色々書こうと思ってたけど、中々書けないので
知らない人はとりあえずリンク先見て頂戴。
ひどいです。

■今日のこの1枚
SWEET DREAMS for fishmans/V.A』
フィッシュマンズカバーアルバム。
佐藤くんが亡くなった訃報を知ったのは
少し経った後のUAのラジオ。
あれからもう5年も経つんだ。
まだ、ちゃんと聴けていないけど、どれもいい。
GUIROの「MAGIC LOVE」のボサノヴァっぽいアレンジは特にいい!
最近、栗コーダーを聴くと『ピタゴラスイッチ』を連想してしまう。


2004年04月20日(火) 28℃

最近は気付くと朝だ。
夜、日記を書いたり何かしようとしていたら
いつの間にか寝てしまう。
布団を掛けた覚えもない。
高校生の時、試験前日の夕方寝てしまい
「もう、6時よ」と母に起されて
「午前、午後どっちの??」と必死に聞き返したことがある。

日曜日。
絶好のおでかけ日和。
なので墓参り。
冗談ではなく、最近行ってなかったので。
花屋で見繕ってもらった花を渡される時
「は〜い、出来立てですよ!」
と、おじさん言われたんだけど、何か違うような…。
小学生の時、墓に刻まれている苗字が
好きな娘と同じのを見つけたりすると
何だか嬉しくなったのを思い出した。

夕方から、空気公団『空風街ライブ』@渋谷クアトロへ。
またまたレポ書きましたんで読んで頂戴。

月曜日
舌があれててチクチクと痛い。
野菜不足かな。
饒舌な時の自分はだいたい怒っている時だ。
そんな自分は好きになれない。

火曜日。
東京の最高気温28℃。真夏日のような日中。
イラクで拉致された時の3人の映像が演技だったのは驚いた。
「やっぱりね」と言う人も居るだろうが
僕は全くそう思わなかった。
『とくダネ!』の司会のおづらさんは
「やっぱりね、僕は知ってたんだよ」
とでも言うんだろう。
夜は引き続きレコーディング。
息が合ってくると気持ちいい。
でも、のめり込みすぎるとベースを弾きながら
全く関係ないことを考え始めてしまう。
例えば志村けんのこととか…。
それにしてもこの夜風の冷たさはなんじゃらほい!


■今日のこの1枚
ROSSO『BIRD』
チバユウスケと照井利幸がROSSOを再始動
ROSSOはいささかポップすぎる。
チバが消化不良気味に思えてならない。
それでも、期待してしまう。
何故なら「おまえの未来を愛してる」から。


2004年04月18日(日) 第1期終了〜空気公団『空風街ライブ』@渋谷クアトロ〜

夕方から、空気公団『空風街ライブ』@渋谷クアトロへ。
Sさんにを譲ってもらったチケットは62番!(ありがとう)
左の邪魔な柱の横2列目くらい。
クアトロこんな前で観るのはじめてだなぁ。

開演からまもなくメンバーが大勢のサポートと共に登場。
ツインドラム&ギター&キーボード&コーラスの大所帯。
いつもより、ちょっぴりおめかしした山崎さんと石井さんが
恥ずかしそうに椅子に座るのが初々しい。
「夕暮れ電車に飛び乗れ」でスタート。
間近ということもあり、ドラムの音の大きさに圧倒される。
それだけでなく、歌がほとんど聴こえないのは残念。
それでも、遠くを見つめながら歌う山崎さんに見入ってしまう。
手や足でリズムを取っているんだけど
歌っているというよりか、まるで考え事でもしているような手つきに見える。
そう思ってたら次の「わかるかい?」の
出だしに入れずやり直し。

天井から布(紙?)で出来た気球が飾られていて
中の明かりが消えたり灯ったりして、とても綺麗。
サポートとは別にキマタツトム(シャーペン)七尾旅人がゲストで出ていた。
キマタツトムは「動物園のにわか雨」と「白」をデュエット。
か細い頼りない声だけど、山崎との声のバランスが気持ちいい。
七尾とは「音階小夜曲」「旅をしませんか」をデュエット。
囚人のような格好だけでなく、放っているオーラが
別世界の人に思えた。

特に印象が残ったのが「呼び声」と本編最後の「融」。
「呼び声」は彼女らの中で一番好きな曲。
アルバム『呼び声』を聴いた時「誰かは静かに〜」
という歌詞を「誰か鷲づかみ」と、ずっと思っていたのも懐かしい。
でも、本当にその通り心を鷲づかみされた。
「融」ではコーラス隊や他のサポートがハンドベルを鳴らしていた。
白いあたたかい光に照らされて、何だかこのまま召されて行くんではないか
と錯覚してしまう。
その光に連れられるようにメンバーは帰っていった。

アンコールの「暮らし」「レモンを買おう」では3人だけの演奏。
戸川くんのアコギに石井さんのアコーディオン&オルガン。
特に石井さんの鍵盤は「これぞ、空気公団!」というやさしい音色を奏でてた。
今後、この音が聴けなくなるのはやはり寂しい。
この形態で、もっとやって欲しかったな。
二度目のアンコールでの「田中さん、愛善通りを行く」では
自然と客席から手拍子が沸いていた。
山崎さんが歌詞を忘れてやり直し。
でも、二度目でも同じところの歌詞が出てこなかった…。
『融』の「たまに笑ってみたり」の「あれ?」を思い出した。
やはり心ここに在らず!?

三度目のアンコールでは予定外だったらしく
「何やる?リクエストして」とメンバーやお客とやり取りしていた。
「ポロンちゃん!」「紛れて誰を言え〜」と声が上がる度に
「あぁ〜(それもあったねという感じ)」とか
「あっ、それはダメ」と却下していた。
戸川くんの弾き語り、との声もあったんだけどそれもなし。
サポートメンバーを引き戻して
今度はバンドバージョンで、もう一度「レモンを買おう」。
その前のやり取りとかで、少しだらけた雰囲気になってたんだけど
これでしばらく見納めかと思うと感慨深い。

全体的にやはり場所が悪かったのか
ドラムの音が大き過ぎた。
それとは別に今までライブをやらなかった理由が見つからない。
むしろ最後にしてもっと観てみたくなった。

さて、第2期の『融』のはじまりは何だろう?


セットリスト


1.夕暮れ電車に飛び乗れ
2.わかるかい?
3.電信
4.ここだよ
5.動物園のにわか雨
6.白
7.日々
8.歩く
9.別れ
10.思い出俄爛道
11.とおりは夜だらけ
12.呼び声
13.音階小夜曲
14.旅をしませんか
15.うしろまえ公園
16.窓越しに見えるは
17.融

アンコール
18.僕らのひみつ
19.コーヒー屋のおねえさん
20.暮らし
21.レモンを買おう

アンコール2
22.田中さん、愛善通りを行く
23.休日

アンコール3
24.レモンを買おう


↓クリックすると内容が変わります。


2004年04月17日(土) 15年

わ〜い、明日の空気公団の空風街ライブ行けそう!
チケットを譲ってくれる方があらわれたんです。
まさに捨てる神あれば拾う神あり。
Sさん、本当にありがとうございます。

普段、間食はまったくしないんだけど
最近、お菓子を食べるようになってしまった。
しかも、夕飯食べてから。
『少林サッカー』のリン・ヅーソォンを観て
ああなってはならないと、手が止まったが
時すでに遅し…。

喜納昌吉が参院選出馬へ
思想と理念を充分持っているのは伝わるんだけど
たまに何しゃべっているかわからなくなる。
音楽家としては魅力があるけど、政治家としてはうぅむ…。


■今日のこの1枚
THE BOOM『百景』
新曲シングルを無料配布、FIVE-Dが反CCCDを公式に表明
こういうきちんとした意志表明を
事務所で出してくれるのは何とも頼もしい!
この15年聴き続けていてよかったな。
武道館ライブ行きたくなった。


2004年04月16日(金) 8日間

日本人人質解放。
よかったねぇ〜色んなことそっちのけで素直にそう思う。
8日間が永遠のように長く感じられただろう。

それとは別に今回の件で思ったのが
僕は命の危険があることを覚悟してまで
ボランティア、またはイラクに行けないということ。
命の問題だけでなく、ボランティア自体に参加したことはない。
ただ、少なくと心のどこかで思っている
劣化ウラン弾のことやボランティアのことを
肩代わりし、実行した人たちである。
もちろん、頼んだわけでもないし、頼まれたわけでもない。
それはこっちの都合のいい解釈だけど
そう思いたい。

今朝、『週刊新潮』の中吊り広告でも見たけど
誹謗中傷はさらに多くなるだろう。
3人の行動や思想的背景とはまったく別なところで。
それでも生きていりゃいいんだ。生きてさえいりゃ。

現場に行かないジャーナリストはジャーナリストと
名乗れるのだろうか。
それにしても小泉政権はもの運がいいね。
取柄は運だけか…。


■今日のこの1枚
サンボマスター『美しき人間の日々』
最近多い、この手のパンクロックの中でも唄に響くものがあった。
それプラス歌っている人が、幼稚園で一緒だった石塚くんに似ている。
でもCCCDなので試聴のみ。


2004年04月14日(水) 7年

夕べもレコーディング作業。
作業っっても、ほとんど弾き語りの録音だったので
僕はゆったりソファーでまったり聴きこんでいた。
矢ちゃんの声の調子もよく、これならOKも出るだろう。
しかし、その後がいけなかった!
まったりし過ぎた為、その後で弾いたベースがボロボロだった…。
Aさんに「林矢子とどのくらい一緒にやってるの?」
って聞かれて「7年です」と答えた。
答えてみて、驚いた。
長い。でも、もっと長くやっている気もする。
彼女の声とは言うのはやっぱり特別で
代わりになる者が居ない。
僕はこの声で生き返る。

スカートのぞいてない
手鏡もって女子高生の後ろに立ってただけでアウトだって!!
「今回は見えなかったんです!」と逆ギレ気味で言って欲しい。
何やら前科もあるらしいしねぇ…。
前に階段付近で思いっきり下からのぞいている
スーツを着たおっさんが居たけど
その顔は見られたものじゃなかった。
でも、性癖ってなかなか治るもんじゃないよ。
手錠かかってはじめて気付く。
で、また繰り返してしまう、と。
隠されたものをのぞきたい気持ちは充分にわかるし
スカートの下にジャージとか穿かれると
何故か、がっくりしてしまう。
同罪?


■今日のこの1枚
佐野元春『in motion 2003-増幅』
SMEからCCCDで出ることに反対してGO4レーベルからCD自主発売。
CCCDに付いてはアーティストは
ここまでやらなきゃいけない!、という想いと
ここまでやらなきゃいけないのか?
と想いが混ざる。


2004年04月12日(月) 3人の1年〜友部正人『言葉の森で』@吉祥寺スターパインカフェ〜

イラク日本人人質事件。
泥沼化というより、何も掴めていない。
「ぬか喜びさせられた」
という言葉がなんとも哀しい。
これ以上憶測で何が言えよう。

夕べは友部正人『言葉の森で』@吉祥寺スターパインズカフェ。
その前に井の頭公園でお散歩。
撮った写真は消えてしまったけど
記憶の中にあればいい。
しかし、臭かったね…。

少し早い夕食(牛とじ丼)を食べてから、スターパインズカフェへ。
ゲストはマーガレットズロース
マーガレット・ズロースは去年の藪こぎ以来。
もう1年近くも行ってなかったんだな。
と、いうかこの日の演奏がしっくり来なくて遠ざかっていた。
でも、今回はすさまじくよかった。
友部さんよりもずっとすてきだった。
3人の音が固まりになって
ライブハウス中を駆け巡っていた。
「大阪へやって来た」で僕は泣きそうになってたが
隣の矢ちゃんはすでに泣いていた。
僕が一番好きな「斜陽」は聴けなかったけど
そういうライブもいい。
また、行きたくなる。
彼らがロックならば、僕はロックでないような気がしてしまう。
それくらい印象的な夜だった。

ちょっと遡るけど、土曜のリハは楽しかったなぁ。
久々にちゃんと唄った気がする。
このままだったならば、僕は「あーだこーだ」と
口だけでものを云う、ただの批評家兼ベーシストになっていただろう。
ありがとよ、中井さん


■今日のこの1枚
マーガレット・ズロース『今夜のライブの話をしよう/斜陽』
このとてつもない寂しさはなんだろう?


2004年04月10日(土) あと1日

ネット上を少し巡回しただけで
僕が無知なのが充分すぎるほどわかった。
ただ、自衛隊撤退で命が助かるのなら
そうして欲しいのは変わらない。
そもそも派遣にも反対…というのはまた別の話。

自衛隊撤退に賛成、反対よりも
「自業自得」「国に迷惑掛けるな」「自作自演」
と、言う声が多いのには驚いた。
撤退に賛成だと平和ボケだと言われそうだが
こう簡単に片付けてしまえることの方が僕は怖い。
株価がどーしたとかは論外。本当どーでもいい。
そんなに気になるなら後に上がるだろうから
今、買占めでもしとけ。

国益ってなんでしょ?
個人は国を守らなければいけないが
国は個人を守ってはくれない時もあるってことか。

自らの危険を冒してまでも「イラク復興のために」
というところでは拉致された3人も政府も同じ考えなはずだけど
何故か同じに思えない。
それでも、水面下でしゃかりきになって動いていると思われる
日本政府に期待する。

これ(ユーロニュースからの動画。音声あり)を見たら
より身近に感じざるを得ない。
結局はこれなんだ。


+ + + + + +

今日は何年ぶりか忘れちゃうくらい久の人とリハ。
あの歩道橋の前で待ち合わせ。

■今日のこの1枚
ジミヘン、超豪華メンバー共演トリビュートCDで甦る
今更だけど、聴いてみたい。


2004年04月08日(木) 3日後の3人

イラクの日本人拘束事件。
福田官房長官の会見で「確認中」が多い中、少なくとも
「自衛隊については撤退しない」と煽るような
日本のスタンスを現時点で、表明すべきじゃなかったと思う。
1977年のダッカ日航機ハイジャック事件での
当時の首相、父、福田赳夫の言葉
「人の命は地球より重い」とは真逆を行く。
3日後の3人の命を考えると、とてつもなく怖い。
この姿勢を貫き通すと、日本でのテロも
本当に実行されてしまうような気になる。


■今日のこの1枚
林矢子のデモを聴きながらアレンジについて色々考える。
「足らないのではなく、多いのだ」と早川義夫の言葉が浮かぶ。
音のないところに耳を傾ける。


2004年04月07日(水) 耳栓1つ

終電の満員電車にゆられて帰っていると
僕の後ろの方が何やら騒がしい。
僕はウォークマンをしていたので
周りにつられるように見ると
二十歳前後の女の娘が口に手を当て苦しそうにしていた。
その隣に居た知り合いではない女性がすぐさま
「大丈夫?」と声を掛け、近くの席を空けてもらっていた。
すばやく、すばらしい対応。すごくすてきだ。
でも、周りに居る人が見ていたから僕は気が付いたんだけど
その車両の中に、彼女ひとり、僕ひとりの状態だったら
まったく気付かなかったかもしれない。
自分が耳栓ひとつするだけで社会とを隔てる
大きな壁を作っていることに愕然とした。


■今日のこの1枚
はっぴいえんど『THE HAPPY END』
85年に国立競技場にて行われた「All Together Now」で
再結成された時のライブ盤。
最初のMC「はっぴいえんどです」で失神した人もいたらしい。
嘘か真かわからないけれど、気持ちわからないでもない。
しかし、裏ジャケが「いかにも80年代!」って感じ。
細野さんの手をかざす仕草とか
大瀧さんのパーマとかが今では微妙。
床屋のモデルみたい。


2004年04月05日(月) 1番

犬見れば飼い主わかる
実家の愛犬マックは、妹が言いだしっぺで飼ったんだけど
ほとんど母が世話をしているので、母に一番懐いている。
とは言っても、母に似ているわけでもなく
妹でもなく、一番僕に近いような気がする。
例えばこんな格好
ブタだね…こりゃ。

はっぴいえんどBOXはボリュームありすぎ!
アルバムのリテイクとかメンバー出演のラジオ(佐野史郎提供)
とかもあってまだ、全部聴けてない。
今までライブの評価が悪かった彼らだけど
本当にライブだけでもすばらしい。
たまに細野さんが間違えてるけど…。
原因はそれかな。

やりたいことと、やらなきゃいけないことがたくさん。
両方とも同じことで好きなことだから苦はない。
想像力をフルに喚起させればいいだけ。
宿題の締め切りは自分で決めなきゃ。


2004年04月04日(日) 2人

夕べの林矢子コンサァトにお越しくださった皆様
本当にありがとうございました!
燃え尽きて、真っ白い灰になるつもりが
開始早々、頭が真っ白になってしまったけど
楽しい夜でした。
弾き語りの時、彼女の唄を傍らで聴いてて
「やっぱりはこの声はいいなぁ」と思いました。
この声がたくさんの人に届きますように。

それまで散々、ダメ出し喰らったけど
さめぎわ』のコーラスを褒められたので
ちょっと上機嫌♪
ふたりの手首を流れる蒼い血筋を重ねられただろうか。


2004年04月02日(金) @440

池の上陽水バースデーライブ@下北沢440へ。
仕事で遅れたのでOAのパリコレが観らんなかった…残念。
おおはた雄一tico moonがすばらしかった。
彼ら独特のリズムからなるメロディが心地いい。
それとは別に自身の演奏が終わったからって
他の人の演奏中にずっとしゃべっていた人が
いたのには愕然とした。
きっと、その人の音楽なんてそんなもんなのだ。

「ふたりっ子」そろって関学大入学
誰にも言ってないけど、今年の目標は
マナカナを見分けられるようになること!

購入

■安達哲『さくらの唄』(講談社)
■はっぴいえんど『はっぴいえんどBOX』
■LITTLE CREATURES『RADIO COLLECTIVE』
■西岡恭蔵『ヨーソロ』
■西岡恭蔵『ニューヨーク・トゥ・ジャマイカ』
■西田敏行『もしもピアノが弾けたなら』
 ↑たまに似てるって言われるの…。


いよいよ本日!
林矢子コンサァト
4月3日(土) @池ノ上Bobtail
開場/開演 : 19:00/20:00
charge : ¥1,500
w : チャーリー高橋とハニー日原
僕はサポートベースで参加します。


2004年04月01日(木) ≒0

「死にたいと思ったことはないの?」と聞かれて
「ないよ」とはっきり答えた。
そしたら意外だと少し驚かれた。
絶望したり、挫折したり、もうどうにでもなってしまえと
思ったことは数え切れないほどあるけど
実際に死への衝動に駆られたことはゼロに等しい。
元来、楽天家なのかもしれない。
それよりも、どん底の状態でも
まだ、自分に何かがあると思い込んでいるので
本当に絶望なんてしていない。
それは「死にたい」と思った時も同じようにいえる。

最近、何に対しても中途半端だなぁ。


林矢子コンサァト
4月3日(土) @池ノ上Bobtail
開場/開演 : 19:00/20:00
charge : ¥1,500
w : チャーリー高橋とハニー日原
僕はサポートベースで参加します。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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