ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2004年01月31日(土) ららら

電車で隣に座った人の本を覗き込んでみると
左上に「ららら科學の子」と書いてあった。
短編ものの題名なのか、本の題名なのか
わからないけどいい響きなので覚えてた。
あとで調べたら出てきた出てきた。
矢作俊彦『ららら科學の子』(文藝春秋)
う〜ん、やっぱネットって便利だなぁと実感。
短編の名前でも何かしら引っかかったかしら。
ずいぶん前に小部屋で話題になったけど
鉄腕アトムの歌のこの「ららら」は作詞した谷川俊太郎が
思い浮かばなくてたまたま付けたんだってね。

近鉄、球団名を売却 命名権でスポンサー募集
「小田ぢバッファローズ」「細道バッファローズ」
「気付かないバッファローズ」…と、色々考えたがどれも合わないみたい。
っちゅうか36億円はちと高い。
青色LEDの中村さんにでも出してもらうか。
これ「青色レッド」って読むとなんかよくない?
でも、何色だろう。


2004年01月29日(木) さわぎ

「生きることは悲しいよ、生きることはさわぎだよ」
『雨のバケツ』ボブ・ディラン

夜にふらっと、渋谷に行って
『アイデン&ティティ』(原作みうらじゅん、監督田口トモロヲ)を観る。
前から観たいとは思っていたけど、なかなか都合があわなかった。
映画が始まって10分くらい、スタジオのリハーサルを終えたメンバー達が
安居酒屋であ〜でもないこ〜でもないとロックを語るんだけど
思わずそれで泣いてしまった。
全然泣かせるシーンでもないのに胸がいっぱいになってしまった。
僕に今足りないもの、求めていたものはまさにそれだった。

これと言って新しい展開やストーリーはないけれど
キャスティングもよかった。
結構、大物がチョイ役で出てるので
それを見つけるのも面白い。
主人公中島役に銀杏BOYS峯田和伸
彼の音楽を決して好きにはなれないけれど
彼自身を好きになってしまいそうなほど、魅力的だった。
その彼女役が麻生久美子なんだけど
これもはまり役。
演技が上手いって訳じゃないんだけど、声がいい。
こんな娘にあんな言葉掛けてもらえたらなぁ…なんて。
あとは謎のボブ・ディランに爆笑。

エンドロールを観ながら、こころが熱くなった。
すごく大事な忘れ物を届けてもらったような。
バンドをやったことがない人はバンドをやりたくなるだろう。
バンドをやったことがある人はまたバンドをやりたくなるだろう。
何かを形容する時、ロックかロックじゃないかでしか
決められない人に是非観て欲しい。


2004年01月28日(水) おんなのこ

逆上がり9割できない
僕が小学生だった頃はクラスに出来ないのが
1割かそれ以下だったのに、9割が出来ないって
どうなっちゃてんだよ!?
とか何とか言っちゃって実は僕も出来ない…。
でも、一回だけ出来たような記憶がある。
夢なのか何なのか、あの宙を駆け上がる感触。
クラスの女の娘がぐるんぐるん回っていて
最後に飛ぶやつ(名前なんだっけ?)を見て
すごいなぁって感心したり。
スカートの中ばかり覗いていただけじゃありませんよ。

女の娘といえば、僕は同年代の女性のことを
「女の娘」と大体こう呼ぶ。
こないだイチローと松井の対談番組で
イチローは「女」松井は「女性」と。
中々とっさに「女性」とは呼べないと
イチローが言ってたのに同感。
『夢音楽館』(NHK)では桃井かおりが「男」と言い、
ゲストで出ていた大貫妙子が「男の方」と。
「男の方」って中々言えないよな。
呼び方ひとつで性格が出る。


2004年01月26日(月) ぼいん

I will follow you あなたに ついてゆきたい
I will follow you ちょっぴり気が弱いけど
素敵な人だから
心の岸に咲いた 赤いスイ−トピー
松田聖子『赤いスイトピー』

昨日に引き続き松本隆。
この最後の「赤いスイ−トピー」の部分は
全部母音が「い」だから声が出しづらく
切ない響きになるんだと以前、松本隆がラジオで話していた。
う〜ん、なるほど。
でも、後から気付いただけで母音は全部無意識なんだと。
う〜ん、さすが。
偶然だけど、僕が幼稚園の頃はじめて仲よくなった友達も
「まつもとたかし」という名前。
もう、何年も逢ってないけど。
それから何かと「たかし」という名前と縁がある。
さぁ、今年はたかしくんと何をしよう。

『HEY×3』を観たんだけど、森山直太朗は
どうも尾崎豊とかぶるところがあって好きになれない。
そんなことわざわざ書く必要もないのだけど。
ただ、尾崎豊は決して好きにはなれないけど
曲はいいと思う。
それはそれで最大の賛辞かもしれない。
『尾崎豊トリビュート』豪華メンバーだねぇ。


2004年01月25日(日) だめおとこ

『髪結いの亭主』(1990年監督パトリス・ルコント)を観る。
こうゆう子供の頃から一途な思いを持っている
ダメ男(おやじ)が出てくる物語に弱い。
こころのツボを押される。
18歳の時この映画を観て『踊るおじさん』という唄をつくった。
身近な友達以外のひとにはじめて聴いてもらった。
もうひとつ別の唄があって、そっちの方がメインにして
聴いてもらったんだけど、こっちの方がいいって。
人生、思い通りにはいった例がない。
詞を書いてたノートどこいったっけな…。

先々週から『ミュージックフェア21』でユーミンスペシャル。
やっと掘込、畠山、ハナレグミの「真冬物語」を聴けた。
作詞松本隆、作曲ユーミン。
3人向かい合って歌ってて不思議な感じだった。
詞も曲もいいんだけど、あってない気がするなぁって
ずっと思ってたんだけど、けっこう後からジワジワと効いてくる。
サビ前の「嫌われたんだ」ってとこが特に頭ん中まわる。
でも、歌うのは男はどっちかひとりでもよかったかも。
最後の畠山美由紀の声が高くなるところが好き。
そしれこれもダメ男の唄。

え〜い、こいつもダメ男だ!
来日公演行こうと思ってたのに…あ〜あ。


2004年01月24日(土) おわりはじまる

夕べはYAとYBと新年会。
中学の時、後ろの席からちょっかいを出してきて
むかついてしようがなかった奴と
今も続いている。

今日はひさびさに上野へ。
ゴミゴミ度は以前より増したかも。
いつでもここからはじまって
ここで終わっている気がする。
また何かがはじまるだろうか。

購入

■ハナレグミ『日々のあわ』
■堀込泰行、畠山美由紀、ハナレグミ『真冬物語』
■空気公団『ねむり』


2004年01月22日(木) あんあんあん

ひさびさに餡子を食べた。
だって出されちゃったんですもの、アンドーナツ。
やっぱりきらい!!
でも、思ってた以上に甘くはなかった。
それでもあの口に残る感じはやだな。
ところで「アンアンアンとっても大好きドラえ〜もん♪」
のアンって餡子のこと??

アンと言えば、またまた『赤毛のアン』を観ている。
さいたまテレビやってたのは終わったんだけど
今度は千葉テレビで。
ここに住むようになってからUHFチャンネル大活躍。
最初の方は今まで観たことなかったので新鮮。
アンもちっちゃいので頭もでっかい。
最初は観た時はほんと、よくしゃべる子供だなあ
とあきれていたけど、今ではいとおしいくらい。

第一印象が悪いのに限って
あとで印象がよくなったり、人だったら仲よくなるのが多い。
長くつきあっている友人もそういう人ばかり。
恋人だってそう。
「この人、何て人なの!?」「何でこうなのかなぁ、ったく…」
と、最初は絶対ないと思っていたのに
気付けばいつのまにか虜に…。
恋は拒絶することから始まるのかもしれない。


2004年01月21日(水) れんれんふうじん

昼からリハ。
う〜ん、またあの曲でつっかえた。要練習。
今日は矢ちゃんの声がよくでてて気持ちよかった。
でも、それよりか合間の時間にしてくれた
モノマネというか寸劇?に腹がよじれるほど笑わせてもらった。
ちびまる子ちゃん→サザエさん→赤毛のアン→あらいぐまラスカル→
ドラえもん→フランダースの犬と披露。
しかも、これ登場人物ほとんど全員できるのよ!
これってちょっとすごいこと。
特にフランダースの犬の最終回でアロアが雪の中で
「ネ゛〜ロ〜」と叫ぶところが最高に似てました。
笑いの耐えない1日をありがとう。

今、BSで『恋恋風塵(れんれんふうじん)』(ホウ・シャオシェン監督)
やってるんだけど、僕の『恋風塵(こいふうじん)』(曲聴けます507KB)
という唄はこの映画からタイトルをもらった。
でも、まだ観たことはない。
たしか、テレ番か何かでこのタイトルを見つけた。
ちょうどその頃失恋をして、その彼女に送るだけのつもりで作った唄。
その後、歌うつもりもなかったし、誰にも聴かせなかった。
何年かあとに、たまたま他の曲を入れた音源を友達に聴かせたら
この唄がちょっとだけ入っていて、すごく気に入ってもらったので
ライブでも歌いはじめたら、めずらしく評判がよかった。
この切欠がなければ聴いてもらうこともなかっただろう。
そう思いはじめたら、もっと聴いてもらいたくなった。
そして歌いつづけよう。


フィッシュマンズトリビュート発売
空気公団と同じく、フィッシュマンズは雨の日に聴きたくなる。
または、朝早く出かけるときなんかに。
あ〜本当ならばこれに参加したかったなぁ…。


2004年01月19日(月) えっへん

ひさびさの雨の日。
こんな日は空気公団が聴きたくなる。
『ここだよ』と『呼び声』をランダムで聴く。

夜に『ヒッチコック・天才監督の横顔』(1999年アメリカ)を観る。
今までの作品や未公開映像を見ながら
彼の娘やスタッフ、他の監督がヒッチコックを語るドキュメンタリー映画。
そんなに多くの作品を観てる訳じゃないんだけど
どれもすごい好き。
あの映画の冒頭に出てくる「どうだ、えっへん」と
言わんばかりの憎たらしい顔と存在感も含めて。
カメラワークというが全体的に持つ雰囲気が
小津作品と通じると思うのは僕だけだろうか。
ユーモアのセンスだったり、作品の中で女優が要になってたりと。
あとは何だろうな…わがんね。
ヒッチコックいわく、自身の作品は
「遊園地のアトラクションの怖さ」とも語っていた。
確かにホラーやサスペンスではあるけれど
どことなくファンタジーなんだよね。

毎週水曜日に東京MXテレビで
『ヒッチコック劇場』やってます。
お薦め。

遊園地と言えば「花やしき」経営会社破たん。
けっこう、楽しめるんだよね。
とりあえず閉園になんなくてよかった!
また行きたいな。


2004年01月17日(土) もとはじめ

はらはらと雪が舞い降りる日。
『星の王子さま』をはじめて読んだ。
前に付き合っていた彼女の忘れ物。
「どうしてるかなぁ」
なんて思ってる暇はないほど
こころはあの娘へと向かう。

元ちとせ結婚おめでとう。
入力する時は「もとちとせ」と。
たまに間違えて「もとはじめ」と入力して
「元元」になったりも…。


購入

■ビョーク『ザ・ライヴ・ボックス (The Live Box)』
■小川美潮『4to3』
ビョークの出てたの知らんかった…。
この為にフジロックのライブ音源とかまったく出さなかったのかね。
それでも、有明で観たビョークのうつくしさは一生忘れない。


2004年01月15日(木) さめないゆめ

はなのなかでいちにちはおわる
さめないゆめみたいに
赤毛のアン『さめない夢』

性懲りもなく『赤毛のアン』を観ている。
このピアノがずっと後ろで鳴っている
エンディングテーマが最近、とても好き。
アンが大きくなってからの話は
あの機関銃のようなおしゃべりもなくなってしまって
つまらないと思ってみてたのだけど
再び観ていると、これはこれで深みを感じる。
今ちょうど、マシューが亡くなったところ。
「そうさのう」。
以前に河口湖の中原淳一美術館に行った時
この赤毛のアンにひとめぼれ。
ちょっとイメージと違うけどね。

ちなみに今年、起きてて覚えていた最初の夢は
タモリがママをしているオカマバーに行った夢。
なんだか大笑いしていた。
でも、僕は客でいたのか
それとも店員か…。


2004年01月14日(水) おめでとう

昼からリハ。
まだ、なまってる。

帰ってからYAと逢う。
友達の好で、仕事に協力する。
わずかとは言え、お金を出すことに
何だか違和感を覚える。
境界線はどこだ?

今日は母の誕生日。
でも、何もあげてない。
電話をしたけど、特に欲しいものもないそう。
本当ならば、長期の休みでも取って
「どこでも好きなところ行っておいで」
と、言いたいのだけど
「休んでばかりいたら腐る」
と、言い返されそう。
働きものの母となまけものの息子。
それでも親子。
おめでとう。


2004年01月13日(火) くつはかお

電車の中でなんとなく人の靴を見ていた。
それから、その人の顔を見ると
「なるほどなぁ」と。
この靴にこの顔あり。
何がどう、とか言えないのだけど
納得してしまう。
何人か見たけど、意外な人はいなかった。
逆さになっても違和感はないのかも。
靴は顔。
やたらと変な靴、履けないなぁ。


『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ)を観る。
本当にジャニーズか?ナンバーワン(もしくはオンリーワン)
アイドルグループのSMAPのメンバーか??
と、草なぎ剛に対して思う。
それでも木村拓也のドラマは全く観る気がしないが
来週も草なぎ剛を観てしまうだろう。
それにしても、タイトルややこしいね。


2004年01月12日(月) めいきょく

MDウォークマンが壊れた。
でも、ちゃんと問題なく聴ける。
ただ、録音をすると、それまでそのディスクに
録音してあった音がすべて消去されてしまう。
そして作曲のメモに使ってたのが
すべて消えてしまった…。
デジタルの運命であろうが、なかろうが
英嗣、ものすごくショックで立ち直れません…。
でも、それで覚えていない曲なんて
その後、誰かに聴いてもらっても
こころに残る運命にないのだろう。
と、いうことで覚えている曲に詩をつけてます。
ものすごく個人的な詞だけど
名曲の予感。

高校サッカー、国見圧倒的だったなぁ。
平山は身長も名前もどこまででかくなるのか。

どうする?福男。
「Oooh,what a lucky man he was」と
EL&Pの『Lucky man』を歌ってあげたい。
これも名曲。


2004年01月11日(日) あれから

一昨日の晩、友部正人「あれから一年」@吉祥寺スターパインズカフェを観る。
去年も初ライブが友部さんだった。
あれから何が変わって、何が変わってないのか。

20分ばかり遅れていったのだけど
ドアを開けて、一瞬で遅れてきたのを悔やむくらい
すごくいいものを感じた。
バックはロケット・マツ(Key)武川雅寛(vl,tp)横澤龍太郎(per)知久寿焼(ウクレレ)。
知久をのぞくメンバーで最近レコーディングもしたらしい。
このメンバーと友部さんの相性はすごくよくて
唄が本当に活きる。
弾き語りで録ったアルバム『休みの日』を
彼らと再録したいなぁと友部さんも話していた。
それでもライブ中、他の事ばかり考えてて
あまり集中できなかったのだけど
『ロックンロール』で、目を覚まされた。
こんなに激しく歌う友部さんを観たのは
はじめてかもしれない。
『少年とライオン』『働く人』『眠り姫』『鎌倉に向かう靴』『一本道』
いい唄はまるで大発明のように
こころにそして身体にも響く。

1階席は満員だということで2階で観たのだけど
喫煙席だし、関係者が多いからかなんなのか
うろうろと演奏中に立ち歩いたり、観ていて落ち着かないのが残念だった。
誰とは言わないけれど、こないだ友部さんと対バンした人。

終わってから吉祥寺でいつも行く定食屋へ。
感じがいいけど、注文を忘れっぽいママが迎えてくれる。
目じりに笑いじわができている。
エビフライカレーでお腹いっぱい。
店を出る時にも「忘れ物のないように」と丁寧に
声を掛けてくれるのもうれしい。


笑いすぎると口の横が痛くなるのよね。
夕べはそんな時間だった。
今日は詞や、曲を書いたり静かに過ごす。


2004年01月09日(金) むのう

有能無能の順に並び替えられた列は
行儀よくどこかへ消えていった
『不運な結末の日々』ナス・マシーン

昨日の『白い巨塔』のアウシュビッツ収容所のシーンを見て
この唄を思い出した。
少しでも労働力になるものは右へ
子どもを抱えた女性や老人は左へ
分けられて左の人たちは即、殺された。
このことを歌ってた訳じゃないだろうけど。
元気かな、Mさん。

今日は友部正人を観に行って来た。
感想は明日にでも。


2004年01月08日(木) きみまみれ

職場にゆでたまごを持っていったら
カバンの中で割れていた。
こともあろうにかなりの半熟。
食べたらおいしかっただろうけど
カバンにその味はわからない。

ぼくのこころもきみまみれ
きっとこれからも、ずっと。


2004年01月07日(水) おおそうじ

活字を読めば眠たくなるだろうと思い
本を開いてみたはいいけど
ますます目が冴えてしまった今朝。
まぁ、いい。
今日は休みだったんだもの。

午後はちょいと遅めの大掃除。
レニー・クラビッツ『自由への疾走』(はたき・掃除機)
キャロル・キング 『つづれおり』(拭き掃除)
RCサクセション『ベスト1970−1980』(小物片付け)
を聴きながら。
ノリノリで掃除機をかけ
ルンルンで拭き掃除。
姑に怒られないくらいには
きれいになったかも。
RCの「よごれた顔でこんにちは」「わかってもらえるさ」
とかこの辺り好きだなぁ。
「スロー・バラード」では手を止めて
聴き入ってしまった。
こういう歌いながら泣いてしまいそうになる
唄を1曲でいいから作りたい。
あ、やっぱり何曲でも。


2004年01月05日(月) ほそながい

仕事はじめ。
特に忙しくもなかったんだけど
なんだかどっと疲れた。

Coccoの『Heaven's hell』を観る。
『ゴミゼロ大作戦vol.0』と名付けられたこの演奏会は
「もしも歌が届いたら、そしてそれがあなたに響いたら
今度海へ行った時、ひとつでもいい ゴミを拾ってほしい」
そんな願いを込めて彼女が発案した。
筑紫哲也が子どもらにインタビューしていて
「こっこの印象は?」と聞いたら
「ほそながい」と一言。的を得ている。
彼女の声というのはとにかく泣けてくる。
それでいて水や空気に近い感覚。
「Cocco」というのはまるで元素記号みたいだ。

観終わってチャンネルを変えたらHITACHIのCM
吃驚。
今年は生で声が聴きたい。


購入

■Cocco『Heaven's hell』
■岡村と卓球『The Album』


2004年01月04日(日) よあけ

泣いて過ごす夜には
錆びた弦も鳴り響く

いてもたってもいられずに
部屋をかたづけだした

「世の中はことに忙しい」
夜明け待たず家を出る

夜明け前の行列
僕の前で品切れ

何を待っていたのか
帰り道で思い出す

「世の中はことに忙しい」
それでも待ち焦がれている
「世の中はことに忙しい」
泣いてなんかいられない


もうひとつ詞を書いているのだけど
あとちょっとのところで行き詰っている。
「あれは何だったのだろう」と
回想しながら。
ボブ・ディランは「個人的な詩は書かないほうがいい」
という。
でも、それ以外何を書くのだろう。

ニュー・イヤー・ロック・フェスティバルを見逃したのに
何故だかちっとも悔しくないのは何故?


2004年01月03日(土) こいぶみ

早くも毎日更新するのを断念。

TBSのドラマ『向田邦子の恋文』を観る。
最近のドラマの中ではめずらしく嫌なシーンが
ひとつもなく、見入った。
山口智子の演技も以前よりも
さっぱりしていていい。

前日にチェーホフが書いた妻への恋文の番組を見た。
何年も前に谷川俊太郎の父と母の恋文の本を読んだ。
他人の恋文をのぞき見るのは
いけないものを見ているような
ぞくぞくした気持ちだけど
自分宛に届いた手紙の封を開ける時の
どきどきにはほど遠い。

久しく恋文を書いていない。
でも「さ〜て、書いてみるか」
と、言うものでもない。
それでも口にもせず、紙にも書かず
毎日心の中で書いている。


今日は祖母の家で家族と逢う。
こんな感じ


2004年01月01日(木) かんぱい

写真を見て勝ったと思ったけれど
もう何年も前に僕はすでに完敗していたんだった。

坂本慎太郎もお気に入りのエビスの黒を試飲。
黒ビールってそんなに好きじゃなかったけど
思ったより飲みやすい。乾杯。
今年は黒ビール派転向か?

TVK(テレビ神奈川)でやってたガンダム3本立てを観る。
小学校の頃から何度も観てるので、セリフを覚えている。
多分、これまでで一番観た映画。
特に『めぐりあい宇宙(そら)』。

カウントダウンはアトムおじさん(イッセー尾形)
を観ながらでした。
そんなこんなで、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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