青春の思ひで。

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2003年02月28日(金) ネットの契約が今日までです。

お引越しします。

あたしの、実生活の住所が変わります。

2年間ずっと願っていたお引越しがもうすぐ実現します。

お引越しに伴い、ネットの契約を2月末で解除しました。

ネットは今日で一時中断です。

次にネットに繋ぐのはいつになるかわかりません。

早ければ4月。

でも、たぶん5月以降だと思います。

遅ければ夏頃になるかも。

この日記はたぶんしばらく書かないと思います。

携帯からでは書き込みづらいので。

でも、たぶん元気に幸せに生きていると思うので、心配しないで下さい。

時々何か書くとしたら、

「永久少女天然色夢絵巻」

↑に、ぼちぼち(時折写真つき)書いてます。

ネットが切れる前にいろんなひとにメールしようと思ったのですが、できませんでした。

ごめんなさい。

あたしは、この2年と少し。

自分がHPを作ってから交流のあったひとたちを誰一人忘れていないです。

もう一度繋がりたいと思っています。

繋がってもいいですか?


2003年02月09日(日) 隠し事4

好きなひとに、「もう二度と会わない」と言われるなんてどんなにつらいだろう。

あたしさえいなければルリさんはそんなつらい思いをしなくてもよかったのに。

あたしがいたからルリさんは傷ついてしまった。

あたしがいなければ?

あたしが最初からいなければおにいちゃんは傷つかない。ルリさんも傷つかない。

ふたりで幸せになれたのにね。

可哀想にね。


これを書いている(約半年が経過した)今でもまだそう思う。


ジロウさんには思い込みすぎだと言われたけれど。
「瞳冴はルリを知っているから、そんなに気に病むんだよ。全く知らないひとだったらそんなに気にしないよ」って。
でも、あたしはルリさんを知っているもの。


おにいちゃんは吉祥寺に行きたがらなかった。
ルリさんがいるから。
ルリさんと最後にデェトしたのも吉祥寺だよね。
今は、もう平気なの?
平気で吉祥寺に行けるの?
それとも、まだ何かを想っている?


あの夜。
ちはるさんとの電話を切ってまたおにいちゃんに電話した。
途中で、声が出なくなった。
前にもこんなことがあった。
つらくてつらくて仕方がないと、あたしは声を捨てるみたいだ。


あの夜。
おにいちゃんははっきりとあたしを選んでくれた。
あたしを選ぶことで、ルリさんを切り捨てることで。
あたしよりも傷ついていたのはおにいちゃん。
だから、もうこの話はおしまいにした。


でも、一番傷ついたのはルリさんだよね。


ごめんなさい。
ごめんなさい。
ルリさん、ごめんなさい。
あたしさえいなければ。
あたしさえいなければ。

今でもそう思います。

あたしはおにいちゃんを手に入れながら、おにいちゃんを裏切っているかもしれません。
あなたにはとてもじゃないけれど、言えません。

でも、あたしはおにいちゃんを手放すつもりは毛頭ないのです。


ルリさん、ごめんなさい。
どうか幸せでいてください。


2003年02月08日(土) 隠し事3

おにいちゃんとの電話を切って、間髪いれずにちはるさんに電話した。


「ちはるさん、どこまで知ってるんですか?」
「……うん。どうして瞳冴が今泣いてるのかはわからないんだけど。誰かに何か言われたの?」
「今日、Sちゃんがおにいちゃんと呑みに行く約束をしたって言うから、そのことで『何か隠してない?』っておにいちゃんに聞いたんです。そしたら……」
「そしたら、ルリのことが出てきたんだ」
「はい……」



おにいちゃんとちはるさんの話とあたしの気持ちをまとめるとこういうことになった。


おにいちゃんはルリさんとデェトのようなものを何回かした。
ルリさんとなかなか会わなくなってからも、時々デェトをするとルリさんに対する気持ちが強くなっていった。

そんなとき、あたしがおにいちゃんを「好き」だと言った。

ルリさんのことを好きだと思いつつも、関係が壊れるのが怖くて結局ルリさんには言い出せず、そしてあたしを傷つけるのが怖くてあたしを断ることもできず。
「『2番目』である『彼女』でもいい?」、とおにいちゃんはあたしに言った。
あたしはそれを承諾した。
「もちろんずっと2番目でいる気はない」、と宣言して。

「こんな不実な関係はやっぱり無理だ」とあたしがキレたとき、おにいちゃんは「ルリよりも瞳冴のことを想っている」と言ってくれた。

だから、あたしはルリさんのことは忘れた。忘れようと思った。忘れかけていた。

少し前に、「もうルリさんとは会ってないの?」と聞いたとき、おにいちゃんは「会ってない。連絡もしてない。自然に疎遠になった感じ」と言っていた。

でも、実は年末に、あたしが実家に帰省中に会っていた。

先月の終わり頃、ちはるさんのところへ、ルリさんから連絡が来た。
「Mくん(おにいちゃん)と連絡が全然取れないんです。ちはるさんから連絡くれるように言ってもらえますか?」と。
ちはるさんは特に深く考えずにおにいちゃんにそのことを伝えた。

ルリさんはその後ちはるさんに、おにいちゃんが好きだと言った。

おにいちゃんにも、言った。
だから、会いたい。会って欲しいって。

おにいちゃんは苦しんだ。
ずっとあたしのことはルリさんに言ってなかった。
あたしと付き合いだした初めは、あわよくばあたしもルリさんも手に入れたいと思っていたから。

でも、ルリさんに言った。
「ルリよりも愛しているひとがいます」と。

そして、直接話をするために、最後のデェトに行った。

それで、「もう二度と会わない」と言った。




あたしは。
あたしは、ルリさんからおにいちゃんを奪い取ったわけだ。
あたしがいなければ、おにいちゃんはルリさんのものだった。
ルリさんもおにいちゃんもお互いが好きで、そこに横槍を入れたのがあたし。


だけど。





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もうそんな風には思えない。



2003年02月07日(金) 隠し事2

「今日、ルリと会ってきた。それで、もう二度と会わないって言ってきたよ」



ルリ、さん?

何で今ごろそんな名前が出てくるの?

ルリさんとは、もう会ってないって。


「何であたしがルリさんのことを知ることができるわけ?」

「ちはるあたりから聞いたのかと……」


ちはるさんはあたしのバイトの先輩。
ルリさんにとっても、元・先輩。

「でも、ちはるさんはおにいちゃんがルリさんのこと好きだったの知らないんだよっ!」
「ルリの方から、ちはるに連絡したらしい。……ルリのことなんか知らないって?」
「…………知らない」
「そっか……」
「何で、ルリさんにもう会わないとか言う必要があったの?」


「……ルリも、俺のことが好きみたいだから」


は?
何それ?

何それ。何それ。何それ。


おにいちゃんはルリさんを好きだった。
あたしよりも好きだった。
でも、怖くてずっとルリさんには何も言えなかった。
だから、おにいちゃんとルリさんはずっとお友達だった。

……でも、ルリさんもずっとおにいちゃんを好きだった?

もう、「同僚」って関係でなくなってから、頻繁に会わなくなってから1年以上経つのに?



頭の中がぐちゃぐちゃする。
考えたくないことばかり、思い浮かぶ。
いやだ。いやだ。いやだ。


あたしは言った。





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そして、電話を切った。


2003年02月06日(木) 隠し事。

バイト中に、どうしても好きになれない後輩のSちゃんが、
「今度Mさんと呑みに行く約束したんですよ〜」と嬉しそうに言っていたので。

心の中でぶち切れた。

Mさんとは、あたしのおにいちゃんのことだ。
そう、あたしの。

何だ、それ。
聞いてないよ。

おにいちゃんは、あたしがSちゃんを嫌いなことを知っている。
あの娘は、たぶんおにいちゃんのことが好き、だから嫌い。
理由もちゃんと知っている。
Sちゃんの話になると、あたしが泣いてしまうことも知っている。
Sちゃんにはいろんなものを奪られたけど、おにいちゃんだけは奪られたくない、っておにいちゃんの前で泣いたこともある。


なのに、何でよ。


不機嫌になったので、仕事終わったあとに、
「あたしに何か隠し事してない?」
ってメールした。
メールしたまま、寮(もどき)の地下にアイロンかけに行った。
携帯、持たずに。
電話がかかってくるだろうな、と思ってたけど。

一回、部屋に戻ったとき。
すでに何回もの着信と、一通のメールがあった。

「お願いだから電話に出てください。別れたければ別れてもいいから」


あたしはここで、変だな?と思うべきだった。
だって、たかだかSちゃんと呑みに行く約束を言わなかったくらいで、別れるとか別れないとかの話になる方がおかしい。

でも、あたしは。
あたしがすごく怒ってるのだろうとおにいちゃんが勝手に思い込んで。
それで下手に出てるのだろうと思った。

更に放置して、アイロンがけの続きをしに地下へ行った。


アイロンが全部終わって、戻ってきて、電話をかけた。


「隠し事って、誰かから何か聞いたの?」
「別にいいよ。言わなかったってことは言うべきことじゃないって思ったんでしょ」(←ほんとはよくない)
「何を聞いたの?」
「だからもういいって。あたしだって、おにいちゃんに隠してることのひとつやふたつやみっつくらいあるし。別に心当たりないんでしょ?」
「…………あるよ」

おにいちゃんは苦しそうだった。

「でも、あたしに言うべきじゃないと思ったんでしょ。だったら、もういいよ」
「違う。言おうと思ってたよ。瞳冴とはちゃんと付き合っていきたいから。聞いてくれる?」

あたしは、もうとっくに泣いていて。
泣き叫んだ。

「いやだ!聞きたくない!」

「お願いだから、聞いて」


そして、おにいちゃんが言ったことは。
あたしの想像の範疇に全くないものだった。


「今日、ルリと会ってきた」





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その名前が出てくるとは露とも思っていなかった。


2003年02月02日(日) テスト前日。

明日から、テストなんですけど。

ずっと学校行ってなかったし、単位も一桁しか取ってないのに。
それでも、何故か奨学金が継続してもらえることになって。
(お友達には詐欺だと言われた……)
ただし、学長様からの「もうちょいがんばらんかい」っつーお小言とともに継続が受け入れられたわけで。
数日前に、奨学金担当の学務課のひとと、今年度の単位の計算をして、今回のテストで半分以上単位が取れるなら、たぶん次回も大丈夫だろう、とのことで。
奨学金担当のおじさんは、うちの学務課の人間にしてはいいひとです。
学務課の人たちは最低最悪。学生を何だと思ってるんだ、ほんとに。

それで、明日からテスト開始で。
しかもいきなり明日が山場で、2限から5限までぶっ続けでテストなんですが。


テスト前日。
50日ぶりに生理がやってきました。
しかも、かなり重症。
ロキソニンすら効かないくらい。

妊娠の心配からは解放されたけど……。



痛すぎて勉強できない。
うぅぅ。


天上旋律 |前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL

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